上諏訪駅は、中央本線の駅です。新宿駅から特急でおよそ2時間ほどです、松本駅からなら20分ほどです。名古屋方面からだと特急で約2時間ほどの塩尻駅で乗換えて、普通電車でも約30分ほどで着きます。
上諏訪駅からは霧ヶ峰高原、白樺湖方面に向かうバスも出ていて、高原の散策に向かうこともできます。また駅周辺には上諏訪温泉が湧出し温泉宿も多くあり、のんびり宿泊することもできます。
上諏訪駅から高島城に向かうにはケヤキ並木の大通りを南西に進みます。陽射しの強いときでもケヤキの大木が陽を遮ってくれます。
高島城は、上諏訪駅から徒歩15分くらいの場所にあります。400年ほど前の慶長3年、豊臣秀吉の家臣「日根野織部高吉」により築城され、諏訪氏の居城としてその威容を誇ってきました。築城当時高島城は城の際まで諏訪湖の水がせまり、湖上に浮いて見えたことから別名「浮城」とも呼ばれていました。
江戸時代初めに諏訪湖の干拓が行われ、現在は諏訪湖畔まで徒歩15分ほどのところに位置しています。本丸は高島公園として整備され、その中に昭和45年に三層の天守閣が復興されています。最上階からは諏訪湖、諏訪市内の展望が広がります。
上諏訪駅から歩いて来て、天守閣に登り、遠く諏訪湖を眺めながら湖からの風を受けるとホッとした感じになります。
高島城天守閣の前にまっすぐ伸びる道を西に約700mほど歩くと、湖岸通りに出ます。目の前に広い諏訪湖の景色が広がります。湖岸通りを湖方向に渡ると、芝生が植えられて、大きな木が木陰を作る散歩道があります。ここから、諏訪市湖畔公園として、諏訪湖の東湖畔沿いに約2Kmほどの遊歩道が整備されています。ヨットハーバー、遊覧船乗り場、芝生広場、蒸気機関車展示、足湯、間欠泉などを巡ることができます。
芝生の緑と湖の水、目の前に広がる雄大な景色を見ながらこの道をのんびり歩くと、日ごろの疲れが吹っ飛びます。
東湖畔からは湖を前に西方向が見渡せるので、夕暮れ時は陽が沈む光で湖面が光って見えます。湖畔の芝生に座って、風に波立湖面や、時々湖の中を走る遊覧船を見ていると、時の経つのも忘れてしまいそうになります。
遊歩道を半分ほど行くと、広い芝生の広場の石彫(せきちょう)公園に出ます。そこに数多くの動物たちが遊ぶ様子などを彫った石像が並んでいます。ここでちょっと足を止めてのんびり過ごしましょう。綺麗な空気の中、湖と緑が広がる美しい景観に心身ともにリフレッシュできるのは間違いないでしょう。
湖畔公園には、無料で、諏訪湖や日本アルプスの景色を楽しみながら利用できる足湯があります。歩き疲れたら一休みすると良いでしょう。また、その横には「諏訪湖間欠泉センター」もあって、間欠泉と七つの温泉の湧出口「七ツ釜」から漂う湯けむりを楽しめます。
毎年8月15日には、ここ湖畔公園が、諏訪湖上で繰り広げられる諏訪湖祭湖上花火大会の観覧場所になり、有料、自由席合わせて 約11,500席販売されます。夏の暑い夜を花火を眺めながら涼むのも良いでしょう。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索