写真:凜風 杏花
地図を見る高松港から女木島、男木島の両島を結ぶフェリーは約20分でまずは女木島に到着します。島とはいえ、このくらいの乗船時間なら旅の途中にも立ち寄りやすいですよね。
女木港に近づくにつれ、左手を目の上にかざし右手で灯台を抱いた鬼の像が見えてきます。これは、海上保安庁と高松市が連携して建てたデザイン灯台。もちろんちゃんと点灯もするんです☆さすが「鬼ヶ島」!!この灯台は観光客にも大人気(^^)見逃さないでくださいね。
※船上は季節により肌寒い時もあり、羽織るものを持参するといいかもしれません。
※フェリーの時間と料金はMEMOの「女木島へのアクセス」でご確認ください。
写真:凜風 杏花
地図を見る港にある「おにの館」は、資料館、食堂、待合室が併設され、バスの乗車券売り場や、レンタサイクルの貸し出し窓口にもなっています。
おいしそうな食事や可愛いお土産に心惹かれますが、ここはぐっと我慢して、先に洞窟探検に行きましょう。ここから「鬼ヶ島大洞窟」まで行くにはいくつかの方法がありますので、天候や体力に合わせて選択してくださいね。
船と接続した連絡バス:片道約10分(火曜日定休)
(大人片道300円 子供片道150円)
レンタサイクル:一般自転車で1日200円
(電動サイクルやマウンテンサイクルなどは料金が違います)
徒歩:約2.5キロ。山道を上がっていくため片道40〜50分くらいかかります。
※おにの館:入館料/無料
開館/8:00〜17:00 無休
写真:凜風 杏花
地図を見るバスを降りると、迫力のある鬼の像が上から見張っていて圧倒されます。ここから階段を上がっていくと、売店や休憩所もある洞窟入口まではほんの5分。
香川の桃太郎のモデルは、吉備の国の「稚武彦命(わかたけひこのみこと)」。讃岐の国の住民が鬼(海賊)の出没で苦しんでいるのを知り、備前の犬島(岡山県)、陶の猿王(香川・綾南町)、雉ヶ谷(香川・鬼無町)に住む勇士を連れ鬼退治をしたと伝えられています。
そして、鬼が住んでいたとされるのが女木島。島名の由来のひとつに、源平合戦で那須与一が射落とした扇の一部が流れ着いたことから「メギ」という名がついたという説があります(このあたりでは「壊れる」ことを「めげる」と言う方言から)。
※坂道や階段があるので、歩きやすい靴(できれば運動靴)が安全です。
写真:凜風 杏花
地図を見るいよいよ鬼の洞窟。青鬼に睨まれ、薄暗い洞窟に身をかがめながら入っていくのは、大人といえどもちょっと怖い(^_^;)
鬼が住んでいたという洞窟の天井にはノミで掘った跡もあり、人工的に作られた洞窟だということがわかります。
洞窟の中のさまざまな鬼。桃太郎と戦っているかと思えば、はたまた和解の握手をしているなどいろいろな場面が繰り広げられています。
鬼ヶ島大洞窟:開場/8:30〜17:00 (入場16:30まで)無休
入場料/大人500円・子供250円
写真:凜風 杏花
地図を見る入る前はおどろおどろしい雰囲気を想像していたのですが、金銀財宝の隠し場所や、ユーモラスな感じもする鬼の姿など、グループや家族でも楽しめる空間になっていますので期待していてください♪
洞窟見学の後には、さらに歩いて10分ほど登った鷲ヶ峰展望台もお勧めです。ここは備讃瀬戸が一望できる絶景ポイント☆
海や島への旅には快適な季節になってきました。女木島には海水浴場もあり、渚の遊歩道や海浜公園などでまったりしたり、時間にゆとりがあれば鬼が逃げ込んだとされる男木島へと足を延ばすのも良いかもしれません!(^^)!
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この記事を書いたナビゲーター
凜風 杏花
はじめまして、凜風 杏花(りんふう きょうか)です。海とカフェと鉄道と、そしてレトロな町が好き。無人駅や小さな島、ロケ地などのマニアックな旅先も多いのですが、共有して下さると嬉しいです!
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(2025/1/20更新)
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