世界も認めた「甲州ワイン」!名産地・勝沼で個性派ワイナリーを巡ってみよう!

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世界も認めた「甲州ワイン」!名産地・勝沼で個性派ワイナリーを巡ってみよう!

世界も認めた「甲州ワイン」!名産地・勝沼で個性派ワイナリーを巡ってみよう!

更新日:2015/06/02 14:29

wanderlust tomokoのプロフィール写真 wanderlust tomoko シヴァナンダ ヨガのインストラクター

2011年以降、世界の権威あるワインコンクールで入賞を繰り返し、世界中を驚かせている甲州ワイン。甲州ワインとは、日本固有種の甲州ブドウから造られるワインのこと。甲州ブドウの作付け面積日本一を誇る山梨県には約80のワイナリーがあり、その多くが勝沼エリアに集中しています。
どのワインも各ワイナリーの個性がでていて味わい深いものばかり。中でも特に個性的な3つのワイナリーを紹介します。ぜひ味わってみて!

世界に誇る日本ブランド、甲州ワインの魅力を『勝沼』で堪能

世界に誇る日本ブランド、甲州ワインの魅力を『勝沼』で堪能

写真:wanderlust tomoko

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勝沼には、山の斜面も山々に囲まれた盆地にも一面ブドウ畑という光景が広がっています。面積約36平方キロメートルの小さなのどかな街で、世界に誇る甲州ワインとその原料となる甲州ブドウの多くが造られているのです。

甲州ワインの品質は、各ワイナリーがブドウ栽培やブドウ農家との連携、醸造に切磋琢磨し、急成長を遂げています。この進化には2003年に認定を受けた、『ワイン産業振興特区』も大きく影響しているのです。以前は企業は農地を持てず、ブドウは全て農家から購入していましたが、ワイナリー自らブドウ栽培にも勢力を注ぐことが可能になったからです。
他にも、ワイナリーの枠を超え情報提供など協力し合い、甲州ワインとして日本国内のみならず、世界へ向け一丸となってプロモーションしているのです。

2010年、OIV(ブドウ・ワイン国際機構)に登録され、"Koshu"と銘柄を入れEUへ販売できることになったことは世界への第一歩。更には、和食のユネスコ無形文化遺産への登録も追い風となって、『和食といえば甲州ワイン』と合い言葉のように言われるようになり、和食と共に人気が高まっています。

また、観光庁とタイムアウト誌によって制作された外国人向けのガイドブック、『日本でしかできない101のこと(101 things to do in Japan)』にも甲州ワインが紹介されていて、世界中からますます脚光を浴びること間違いありません!

ブドウ棚と歴史ある民家が印象的!ワインとオリジナルメニューで大人気のカフェをもつ、『原茂ワイン』

ブドウ棚と歴史ある民家が印象的!ワインとオリジナルメニューで大人気のカフェをもつ、『原茂ワイン』

写真:wanderlust tomoko

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まずご紹介するのは『原茂(はらも)ワイン』。ワイナリーに一歩足を踏み込んだ瞬間に目に飛び込んでくるのは、通常よりも背が高く成長しているブドウのつると明治時代からの古い民家。ブドウ棚の下にはワインの樽と椅子が置かれていてここに座ってのんびりと過ごしたくなります。以前は、養蚕業を営んでいたという民家ですが、今では1Fでワイン販売、2Fが期間限定(4月〜11月)のカフェとなっています。

2Fのカフェは窓がたくさんあって明るく、カジュアルで新旧融合した雰囲気。甲州ワインは4種類、もちろん赤、ロゼもグラスもしくはボトル(一部ハーフでも注文可能)で提供されています。また、自社農園で栽培されたメルローとシャルドネがボトルとグラスでオーダーできます。2000本という限られた生産本数のため、試飲にも出ていないとっても希少なワインです!

お食事は、豆にこだわってつくられたおぼろ豆腐、もっちもちの食感が後をひくカンパーニュやほどよい食感のグリッシーニなどの、パンのお皿は種類が日替わり。パンと地元の野菜をメインにアレンジされ日替わりで内容が変わる『パンの気まぐれブランチ』は、女子の心をくすぐる一皿です。たくさんの種類のお惣菜と数種のパンがほんの少しずつ盛りつけられ、見た目がかわいく、地元の農園から仕入れているというお野菜や食材は新鮮、食べて美味しくと、お得感たっぷりです。
ランチでもカフェとしても利用できます。

約40種を無料で試飲できる『蒼竜葡萄酒』。甲州ワインや無添加わいんを飲み比べ!

約40種を無料で試飲できる『蒼竜葡萄酒』。甲州ワインや無添加わいんを飲み比べ!

写真:wanderlust tomoko

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ワインの種類がとっても豊富でどれを買おうか迷ってしまう・・・なんて人は、『蒼竜葡萄酒』に事前予約をして、ワイナリーツアーに参加してみてはいかがでしょうか。ワイン造りに対する思いを聞くと、ワインへの愛着が増し、お気に入りのワインがみつかりますよ。

ワインショップではなんと約40種ものワインを無料で試飲できます。同じ甲州種を使ったワインでも、無添加、ステンレス発酵、樽発酵、樽熟成、圧力をかけないフリーラン、澱と共に一定期間寝かせたシュール・リーと製法があり、比較できるのは興味深いです。そして、2012年と2013年の甲州樽発酵は、甲州市認証の『甲州市原産地呼称ワイン』でもあるのです。

他にも、全国で初めて濃縮果汁を使って醸造するという製法を取り入れた『無添加わいん』も大人気。無添加というと「普通のワインよりも甘く感じる」と言われています。しかしもちろん個人差はありますが、中辛や辛口をのんでみると、口に入れたときは甘く感じるのですが後にはずっしりとした渋みのような味わいが残るのです。どうも甘いワインは・・・と敬遠しがちな人にもおすすめです。

ショップの店員さんも知識が豊富で、いろいろとアドバイスしてもらえますよ。そして、アルコールが入っていない、ブドウやブルーベリー果汁もあり、お酒が苦手な人も満足できます。

ミネラルたっぷりワイン、そしてビール好きにはたまらない地ビールも醸造する『大和葡萄酒』

ミネラルたっぷりワイン、そしてビール好きにはたまらない地ビールも醸造する『大和葡萄酒』

写真:wanderlust tomoko

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『大和葡萄酒』のワインのネーミングはどれも独特。『重畳』や『番イ』など、ワインのボトルを眺めていると、味だけでなく名前の由来に対してもいろんな想像ができ、のむ前からわくわくしてきます。

おすすめは、ミネラルたっぷりの甲州ブドウで造られたワインやスパークリングワイン。山梨の特産品『煮貝』を製造するときに廃棄される貝殻を肥料に使って、ブドウを栽培しているため、通常よりミネラルがたくさん含まれるのです。ワインのボトルにはミネラル含有量の表示もあるんですよ。

そして、地ビールも醸造しているのでワインよりビール派という友達もカフェで一緒にお酒を楽しめます!こくがあってフルーティー、きめ細かい泡が売りのヘレスは、とってものみやすく、ビールが苦手な人でもお気に入りの1杯になるのでは。

ワイナリー間の移動はウォーキングかタクシーでも楽しめちゃう

ワイナリー間の移動はウォーキングかタクシーでも楽しめちゃう

写真:wanderlust tomoko

今回ご紹介した原茂ワイン→蒼竜葡萄酒→大和葡萄酒の移動距離は、各約2kmです。特定のワイナリーに行きたい!という場合は、ウォーキングもかねて歩いてみたりしても面白いものです。ブドウ畑の間の細い道では、車で移動するのとはまた違う景色に出会えます。

でも、ワインを買って重くなってしまった荷物を持ちながら歩き続けるのは大変なこと。そんなときは、やっぱりタクシーが必須。山梨のタクシーにはしっかりとした接客マナーを持ち、山梨の地理や歴史に詳しい人材を育成する、『山梨おもてなしタクシードライバー』というプログラムがあります。思いがけない穴場情報や山梨県のトリビアを聞くことができ、地元の人との交流も深まり、楽しさ倍増です!

まだまだある個性派ワイナリー、楽しみ方は無限大

甲州ワインが有名ですが、赤ワインなら同じくOIV(ブドウ・ワイン国際機構)に登録された、マスカット・ベーリーAで造られるワインもオススメです。
「ワイナリーだけでなく、自然や歴史にも触れたい」という方は、果物狩りをしてみたり、山梨県笛吹川フルーツ公園、ブドウ寺大善寺など一緒に訪れたりしてみてはいかがでしょうか。

また山梨県には勝沼以外にも、ワイナリーが集中するエリアが4つあり、ほとんどが訪問者を受け付けていますので、こだわりのワインを造っているワイナリーを巡ってみてください。山梨県のワイナリー巡りは選択肢が豊富で、何度でも行きたくなる場所です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/23 訪問

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