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写真:道明寺 彩希
地図を見るマドリードには1993年まで、大聖堂が存在していませんでした。その理由は、1561年に首都がトレドからマドリードに移った時点では、司教区がトレド司教の管轄下のままだった為。
その後、110年の歳月をかけて「アルムデナ大聖堂」(LA CATEDRAL DE SANTA MARIA LA REAL DE LA ALMUDENA)が建築されました。現在では、マドリード州のカトリック教会の総本部として、重要な役割を担っています。
現地へのアクセスは、地下鉄2号線または5号線で「オペラ」(OPERA)駅下車徒歩5分。駅から「アルムデナ大聖堂」までは、「オリエンテ広場」を抜け、王宮横を通るコースがお勧めです。わかりやすく、ヨーロッパらしい景色が楽しめる気持ちの良いお散歩が味わえます。
写真:道明寺 彩希
地図を見るこちらの大聖堂の見どころは、何と言っても「モダンでポップな内装」にあります。外観は上品で美しい「ネオ・クラシカル様式」ですが、内装は「ゴシック・リヴァイヴァル様式」で、ユニークな現代風。現代芸術家による礼拝堂と像は、歴史的復古作品からポップアート装飾まで多岐にわたる様式が採用されています。
王室のお墨付きでなければ波紋を呼ぶような大聖堂ですが、2004年5月に現国王「フェリペ6世」と、当時国営テレビキャスターで民間人であった「レティシア」との挙式がこの大聖堂でおこなわれ、有名になりました。
写真は教会の天井部分。礼拝堂のステンドグラスもモダンで、自分が教会にいる事を忘れてしまいそうなくらい、斬新なデザインです。
写真:道明寺 彩希
地図を見るもともとキリスト教の国であったスペインですが、「イスラム教徒に征服される」という歴史がありました。マドリードの人々は当時「木製のマリア像」を信仰していましたが、イスラム教徒に征服された際にその「マリア像」を、都市を囲う古代ローマの城壁に埋め込まれた金庫に隠しました。そしてレコンキスタを果たした1085年に、その聖母マリア像が370年ぶりに発見されました。それ以来、信仰されていた「マリア像」は、アラビア語で城塞の意味をもつ「アルムダイナ」から「聖母アルムデナ」と名付けられ、この大聖堂の守護聖母となりました。オリジナルの「聖母アルムデナ」は大聖堂の博物館に展示されています。
写真は足元に階段が設置してある「中央祭壇」。教会にしては珍しく、観光客にも立ち入りを許可しているので、是非近くでご覧になってください!!
写真:道明寺 彩希
地図を見るこの教会には入り口が2つあり、王宮側にある入口は博物館(MUSEO)専用です。有料ですが、金・銀・宝石などがふんだんに使われた素晴らしい宗教関連の品々が見学できます。
そして博物館の入場券は、2箇所の展望台への入場も含まれているという特典付き。「アルムデナ大聖堂」はマドリード中心部に位置するため、王宮・マヨール広場など有名な観光地を含めた教会周辺の景色が堪能できます。屋上には大きな聖人の像があるので、「聖人像と風景」といったここならではの写真を撮ってみるのもおすすめです。
大聖堂へは、バイレン(BAILEN)通りにある専用入場口をご利用ください。入場は無料です。
マドリードの「アルムデナ大聖堂」いかがだったでしょうか?現代美術館と間違えそうなくらいモダンな内装の中に、王室大聖堂である上品さが上手く調和しています。
向かいにある王宮(PALACIO REAL DEL MADRID)のみならず、周辺にはプラド美術館(MUSEO NACIONAL DEL PRADO)やティッセン・ボルネミッサ美術館(MUSEO THYSSEN BORNEMISZA)など、有名な観光地も徒歩圏内。是非足をお運んでみてくださいね。お勧めです!!
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