イタリア・カラブリア州の山村で一味違ったスローライフ体験

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イタリア・カラブリア州の山村で一味違ったスローライフ体験

イタリア・カラブリア州の山村で一味違ったスローライフ体験

更新日:2015/08/04 17:16

カラブリア州の山村・パパシデロ(Papasidero)。
イタリア一大きな国立公園内に位置し、村域内総人口約800人・村内人口約300人の小さな村です。
山間部のこの小さな村、スローライフ体験に加えて様々な珍しい体験ができるとあって、ヨーロッパ中の観光客に人気スポットになっています。
スローライフしながら野外アクティビティも、じっくり遺跡を見学もできる、パパシデロの様子についてお伝えしします。

パパシデロってどんな場所?

パパシデロってどんな場所?
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カラブリア州コゼンツァ(Cosenza)県内のパパシデロ(Papasidero)は、南イタリアのつま先部分にあたるカラブリア州北部に位置しています。
ローマ時代以前より海岸線沿いの街道と山間部の街道が発達していたカラブリア州。パパシデロはこの2つの街道を結ぶ線上にあり、古くは交易の村として栄えました。

夏場も水が枯れないラオ川(Fiume Lao)に沿う崖の上にあり、村自体がイタリアで最も大きな国立公園にすっぽりと内包されています。

今、豊かな自然に囲まれたよくあるイタリアの「山村」の一つに過ぎないパパシデロに、スローライフを体験希望者から熱いまなざしが注がれています。
公共交通機関を使っての到達が困難な場所にあるのに、なぜこの村に観光客が押し寄せているのでしょうか?

理由その1・スローライフの基本、ご飯が美味!

理由その1・スローライフの基本、ご飯が美味!
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パパシデロには村民約300人に対しなんと肉屋が3軒も存在しています。このお肉屋さんで扱うのは、村周辺で放牧されて育ったヤギ・牛・豚のみ。スーパーで手に入るお肉とはまったく異なる味で、一度食べると病みつきになってしまうお肉なんです!
あまりのおいしさに出発前に大量にお肉を購入していく旅行者も多く、シーズン中のお肉屋さんは大忙し。

さらに、村の脇を流れるラオ川沿いは小さな畑が並び、地産地消の野菜や豆類が栽培されていてます。
村に滞在する観光客に振舞われるのは美味なお肉とこの村で作られた素材を使って村のお料理名人達が作ったお料理ばかり。
パスタはもちろん、この地域で作られる手打ちパスタが食卓に登場します。

素朴ながらも都会では絶対味わえない、マンマの料理の虜になってしまう旅行者が後を絶たない模様です。

理由その2・洞窟壁画で社会科見学

理由その2・洞窟壁画で社会科見学
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パパシデロが世界に誇るのが、1万年以上前の洞窟遺跡グロッタ デル ロミート(Grotta del Romito)。
カラブリア州北部の海岸沿いからパパシデロにかけては、1万年以上前から人が住んでいた痕跡があちこちから発見されていて、この洞窟もこの時期に人が住んでいた場所です。

洞窟脇では小さいながらも資料館もあり、洞窟から発見された人骨の発見時の様子や、他の発掘品、現在の調査の様子を見ることができます(人骨はレプリカ。洞窟内はガイド付きで見学します)。

日本ではまったく知られていませんが、ヨーロッパやアメリカからわざわざ訪れる人が後を立たない考古学的に大変重要な遺跡。
1万年以上前の絵を手が触れそうな距離で見ることができる非常にレアな場所なので、学術的な体験を求める旅行者からも人気です。

理由その3・南イタリアで唯一!自然のコースでラフティング

理由その3・南イタリアで唯一!自然のコースでラフティング

村の脇を流れるラオ川(Fiume Lao)。この川は、南イタリアで唯一自然のコースでラフティング・カヌーが年間を通してできる川として、世界中の愛好者に人気です。
ラフティングとは、6〜8人乗りのゴムボートを使った川くだり。まったく人の手が入っていないコースは、毎朝専門家がカヌーで下って安全点検しています。

ラフティングコースは初級・中級・上級と分かれているため、ラフティングが初めてな人でも安心。途中一時休憩があって川遊びができたり、初級コースは6歳ぐらいのお子様から参加できるとあって、特に夏場はにぎわいます。

ラオ川支流でガイド付き渓流上りも可能。
村周辺ではトレッキングコースやスカイダイビングも可能です。野外アクティビティの豊富さが体を動かすことが好きな旅行者を魅了して止みません。

理由その4・究極のスローライフを体験

理由その4・究極のスローライフを体験
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未だにMyロバで川近くの畑まで通勤(?)する人もいるパパシデロ。
近くの街まで車で30分以上と離れているため、地産地消が根付いています。

ほぼすべての村民がそれぞれの畑で季節の野菜を育て、畑で採れない物は金曜日午前中にたつ小さな市場で調達。
畑で採れた旬の野菜は冬用保存食に加工し、冬季は近所の女性たちが集まって肉の加工品作りに勤しみます。保存に使われるのは、村で取れた乾燥パプリカやオリーブオイル。すべて村産です。
昔からの習慣で砂糖よりも蜂蜜が好まれるのもポイント。砂糖はぜいたく品だった頃を偲ばせる郷土菓子も存在します。

村人が作るチーズは、注文だけしておけばいつの間にか玄関先に届けられています。そして村の雑貨屋には、村のはずれで作られている出来立てほかほかの郷土パンが毎夕並びます。

街の生活では考えられない、素朴ながらも豊かで贅沢な究極のスローライフに魅了され、村滞在のリピーターになる人も。美味しいものがいっぱいのスローライフを満喫するためにアパートなどに長期滞在する人もいるほどです。

まとめとして

パパシデロへは公共交通機関を使って到達することは困難なため、海岸線を走る電車駅からの送迎サービスを利用するのが一般的。

のんびり素朴ながらも贅沢なスローライフを体験しつつ、アクティビティ・遺跡訪問などをまとめて楽しめ、ちょっと珍しいイタリア山村体験ができる場所として人気のパパシデロ。

+αなスローライフ体験に、パパシデロを訪問してみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/07/08 訪問

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