天下御免の傾奇者・前田慶次!山形米沢に残るゆかりの地3選

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天下御免の傾奇者・前田慶次!山形米沢に残るゆかりの地3選

天下御免の傾奇者・前田慶次!山形米沢に残るゆかりの地3選

更新日:2015/06/11 17:53

右肩のプロフィール写真 右肩

加賀百万石を築いた前田利家の甥である前田慶次。
文武両道に優れながら、自由奔放で破天荒な振る舞いで逸話や奇行は数えきれず、豊臣秀吉から天下御免の傾奇者(かぶきもの)と公認された将。
その傾奇ぶりも、正義に基づいた行動として小説や漫画で描かれた人気の武将です。
直江兼続との親交により上杉景勝の家臣となり、そのまま米沢で生涯を全うしました。米沢に残る前田慶次を偲ぶゆかりのスポットをご紹介します。

前田慶次の晩年が偲ばれる〜あじさいに囲まれた「堂森善光寺」

前田慶次の晩年が偲ばれる〜あじさいに囲まれた「堂森善光寺」

写真:右肩

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前田慶次目当てで米沢へ行くのであれば、絶対外せないスポットが「堂森善光寺」です!
慶次が晩年を過ごした万世堂森地区内にあり、当時は頻繁に出入りして、直江兼続などの将をはじめ地元住民とも交流していた場所ですので、ゆかりの品や逸話が色々残っているのです。

堂森善光寺は、寺歴不詳ながら平安時代以前に開山されたと伝えられる真言宗豊山派の寺院で、振り返った姿が大変珍しい阿弥陀像「見返り阿弥陀如来」が有名です。
また、あじさいの花で境内が覆われる事から「あじさい寺」とも呼ばれており、あじさいが見頃となる例年7月上旬頃の訪問がお勧めです。

前田慶次ファンの聖地!前田慶次供養塔「堂森善光寺」

前田慶次ファンの聖地!前田慶次供養塔「堂森善光寺」

写真:右肩

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前田慶次ファンが堂森善光寺を訪れる最大の目的が「前田慶次供養塔」です!

米沢に残る郷土資料によれば、慶次は堂森で亡くなり北寺町の一花院に葬られたとされていますが、現在は廃寺となって痕跡も無く亡骸の場所も不明の状態です。
そこで、堂森善光寺に供養塔が建立され、毎年命日とされる6月4日に供養祭が執り行われています。
供養塔は、慶次をお参りできる貴重な場所として「前田慶次ファンの聖地」と言われ、沢山の方が訪れます。

前田慶次が持ち上げた・慶次の力石「堂森善光寺」

前田慶次が持ち上げた・慶次の力石「堂森善光寺」

写真:右肩

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堂森善光寺の境内には、前田慶次が地元民との力試しをした時に持ち上げたと伝わる石「慶次の力石(写真)」があります。
現在は、持ち上げる事はできませんが、慶次が持ち上げた石を自由に触れる事が出来ます。
寺院の入口である仁王門から本堂へ向かう参道の脇にありますので、お見逃し無く!

また、仁王門を入ってすぐ左手にある「一夢庵」では、様々な前田慶次グッズが販売されており、覗いて見るだけでも楽しいです。さらに、慶次をイメージしたド派手な陣羽織を試着する事も出来ますので、記念撮影にもお勧めです。

当時と変わらぬ風景が魅力〜前田慶次が使っていた「慶次清水」

当時と変わらぬ風景が魅力〜前田慶次が使っていた「慶次清水」

写真:右肩

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晩年の前田慶次は、堂森善光寺の裏手にある堂森山近くに庵「無苦庵」を構え、悠々自適に生活していたと言われています。
現在、無苦庵の痕跡は無く、位置も正確には分かっていない状況です。
しかし、生活飲用水として使っていた湧水池は残っており、慶次が利用していた事から「慶次清水」と呼ばれ、今でも少量ですが湧水し農業用水として機能しています。

手付かずの森に囲まれた湧水池は、まさに自然の中で癒される様な落ち着く場所。濁りが一切無い透明な湧水の傍らには、ひっそりと水神様が祀られています。
慶次が水を毎日汲んでいた頃と変わらない風景が残っており、慶次を身近に感じる事が出来そうなスポットです。

慶次清水は、堂森善光寺より十数分歩いて森に入るか、市営八幡原野球場の駐車場より徒歩で森に入ります。

慶次清水
山形県米沢市万世町堂森地内

前田慶次の実物甲冑と対面!「宮坂考古館」

前田慶次の実物甲冑と対面!「宮坂考古館」

写真:右肩

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米沢市街に「宮坂考古館(みやさかこうこかん)」という小さな博物館があります。米沢・置賜地方に関わる歴史的な資料や文化財など、故・宮坂善助氏個人が収集した約700点を収蔵・展示しています。

この宮坂考古館には、前田慶次が使用していた実物の甲冑が展示されており、慶次ファンならずとも必見のスポットなのです!
三角帽子の様な兜に赤塗りの胴、袖は金色の鱗形と、慶次らしい期待通りの派手な甲冑(写真内の旗にも描かれています)。この甲冑を見れば、まさに慶次と対面している様な感覚を味わえます。
また、慶次が使っていた徳利(とっくり)もあり、「へのへのもへじ」の顔が彫られているあたり、慶次の遊び心が伺えます。

さらに、直江兼続が長谷堂の合戦で着用したといわれる甲冑や、上杉討伐で北上した徳川家康を迎え撃つ戦で上杉景勝が着用したといわれる甲冑、上杉謙信が所用していた甲冑をはじめ、上杉家関連の鉄砲や刀、槍、屏風、日用品等も展示されています。

前田慶次が生きた証を探しに〜米沢を訪ねてみましょう!

自分の信じる道を自分なりに傾奇いて生きた前田慶次。その独特な武将は、少年ジャンプに連載された漫画「花の慶次」のモデルになるほど人気があります。
2015年4月〜6月には、NHK木曜時代劇「かぶき者 慶次」が放映され、米沢で過ごした晩年の姿を描いています。まさに時代劇ドラマの舞台となった米沢で、慶次が生きた証を巡ってみてはいかがでしょうか。

米沢と言えば、慶次も仕えていた上杉家にまつわる史跡も多く存在し、外せない有名スポットは米沢城址の上杉神社でしょう。
本文下のMEMO内『【たびねす】戦国・武将ファン必見!米沢城址〜上杉謙信公を祀る上杉神社』で紹介しておりますので、併せてご参照下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/06/30 訪問

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