紺碧の海と火山の絶景!シチリア島・高級リゾート地タオルミーナの休日

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紺碧の海と火山の絶景!シチリア島・高級リゾート地タオルミーナの休日

紺碧の海と火山の絶景!シチリア島・高級リゾート地タオルミーナの休日

更新日:2015/06/08 17:21

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド

イタリアきっての高級リゾート地、シチリア島のタオルミーナでは、いつも穏やかな時間が流れています。それは、古代遺跡であるギリシア劇場があるせいなのかもしれません。古代人も眺めたであろう美しいイオニア海と迫力のエトナ山の景観は、現代人の心をも魅了します。確かにさまざまな点で「高級」ですが、とっておきの休日が楽しめるでしょう。

これは絶景!眼下に広がる紺碧のイオニア海

これは絶景!眼下に広がる紺碧のイオニア海

写真:小谷 雅緒

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タオルミーナ[Taormina]は海抜200メートルほどの高台にありますが、急な斜面のわずかな平地にへばりつくように町があるため、実際よりももっと高い位置にいる感覚がします。

亜熱帯性の植物が繁茂するタオルミーナはリゾートムードにあふれ、美しい海を求めて、イタリア内外から観光&リゾート客がやってきます。タオルミーナからは今も噴火を続けるエトナ山も臨め、晩秋から早春にかけては、白い雪を頂く姿も美しいです。

タオルミーナに来るためには、必ずゲートウェイとなる他のシチリアの町から来ることになります。お世辞にも治安が良いとは言えないシチリア。ここタオルミーナまでの道のりは、多少なりとも緊張感を持って到着することになるでしょう。例えば、荒れた雰囲気、うさんくさい路上商売、遅れるバスや電車・・・。

しかしタオルミーナに来てしまえば、すぐに脱力できるほど、心底リラックスできます。

安全保障!ここがシチリア?(おっと失礼!)

安全保障!ここがシチリア?(おっと失礼!)

写真:小谷 雅緒

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南イタリア、あるいはシチリアのイメージとまったく異なるタオルミーナの空気!安全でのんびりムード、ぼったくりもありません。時間の問題かもしれませんが、アジア系旅行者は少なく、アフリカ系住民もまず見かけず、純粋なイタリアを満喫できます。

ここにやって来る人は約束された「高級リゾート地」を求めているのです。町の重要な産業である観光業を維持するために、町全体で意識を高めなくてはいけません。町にはゴミも落ちていないし、物乞いもいない、落書きも見当たりません。ここは夜のひとり歩きができるほど、徹底して治安を維持している町なのです。

写真はメインストリートである「ウンベルト通り[Corso Umbert]」の様子。高級品を含めた品の良いブティックやをお土産物屋、ジェラテリアが並びます。そぞろ歩きが楽しいところです。

タオルミーナ滞在お財布事情

タオルミーナ滞在お財布事情

写真:小谷 雅緒

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イタリアの中でも物価が安いと認識されているシチリアですが、ここタオルミーナは「高級リゾート地」。物価は「シチリア価格」ではありません。特に、ホテルやレストランは高いといえます。ただし、ホテルの数は多く、チョイスは豊富です。さすがに激安といえる宿泊施設はありませんが、目的に合わせて選びたいです。

例えば、海水浴を楽しみたいのであれば・・・。タオルミーナは崖の上にあり、いくら眼下に海が見えるからといって、ビーチまで徒歩の距離ではありません。中級以上のホテルの中には、ホテル〜ビーチの送迎サービスを行っており、プライベートビーチを有する高級ホテルもあります。(送迎サービス、またはプライベートビーチ利用は有料の場合が多いです)

また、食事に関しても、予約が望ましい高級レストランが多くありますが、ここは人口1.1万人の町です。地元民が利用する気軽な食堂やバールもこっそり存在します。節約派には、ウンベルト通りを抜けたカターニア門の外に、小さいスーパーもありますよ。

*写真は大聖堂

映画「グラン・ブルー」のロケ地「イソラ・ベッラ」

映画「グラン・ブルー」のロケ地「イソラ・ベッラ」

写真:小谷 雅緒

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泳ぐ泳がないを別にしても、これだけ美しい海を見せつけられたら、海岸に行ってみたい気持ちになります。タオルミーナの町からはロープウェイでマッツァーロ海岸[Mazzaro]に降りることができます。マッツァーロからイソラ・ベッラ[Isola Bella]までは徒歩10〜15分の道のり。海岸沿いには海水浴客を狙った季節営業のカフェやレストランが立ち並びます。

イソラ・ベッラは絵になる小さな島です。干潮時には歩いて渡ることもできます。残念なことは人気スポット故、客引きが多いこと。観光ボートの漕ぎ手がわざとらしく「サンタ・ルチア」を大声で歌い、ビーチで黄昏ていると、中国系のマッサージの女性が何人も現れます。

この海外沿いにはタオルミーナ行のバスも通るので、往路と復路で交通手段を変えるのも良いかもしれません。

もちろん観光もお忘れなく

もちろん観光もお忘れなく

写真:小谷 雅緒

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何といっても古代劇場は外せません。シチリアはかつてギリシアの植民地でした。タオルミーナには状態の良いシチリア第2の規模の劇場が残っています。今もイベントで使われる劇場は、イオニア海とエトナ山の借景がすばらしい。古代ギリシア人は、なぜこんな不便な場所に劇場を造ったのかと、不思議に思う一方、この借景をチョイスするセンスの素晴らしさも認めてしまいます。

晴れていればカステルモーラ[Castelmola]にも行ってみましょう。なんと、タオルミーナの倍の標高約530メートルに町があるのです。なぜにこのような不便な場所に集落が??と思うほどハードな場所にあるカステルモーラ。ここから見下ろすタオルミーナの町ははるか遠い・・・。

町自体は見どころは少なく、10分もあればぐるっと回れる規模。しかし、小型の路線バスで狭い道を上っていく道中が楽しいのです。バスの便数が少ないのと、小型のために乗り切れない場合があることに注意しましょう。

タオルミーナ アクセスの注意

ゲートウェイとなる町としては、シチリア第二都市のカターニアからバスまたは鉄道利用が、最も便数が多い交通手段です。カターニア空港からの直通バスもあります。

バスは町外れのターミナルに到着、鉄道駅は町から遠い海岸沿いにあります。タクシーは、市内一律15ユーロ、少し遠ければ20ユーロの固定制が慣習となっています。一応、乗り込む前に金額を確認することをおすすめしますが、前述の通り、ぼったくりはありません。駅前にはバス停もありますが、バスターミナルからホテルまでの移動を考えると、いさぎよくタクシーを利用した方が良いでしょう。

何しろ町は崖の上のわずかな平地。ホテルによっては入り口まで階段だらけも少なくありません。大きな荷物を持っての場合は、ホテルのチョイスも重要です。

つまり、自家用車やレンタカーでかの地を目指す場合も同様の問題があります。細いくねくね道&坂ばかり、市街地は一方通行がやたら多いので、事前にホテルまでの道のりをしっかりチェックすることをおすすめします。もちろん、駐車場があることも大切です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/23−2014/03/25 訪問

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