写真:Hiroko Oji
地図を見るドイツアルプスの登山口として知られるガルミッシュ・パルテンキルヒェンの町から登山列車とロープウェイを乗り継いで到着するのは、ドイツ最高峰のツークシュピッツェ。
頂上駅にはレストランやお土産物屋があり、広い展望台になっています。ここから眺めるだけでも麓のアイブゼーが一望のもと、周囲のアルプスの山々が見渡せるので十分かとは思います。が、さらに高いところから楽しめるポイントが向かいの岩山にあるのです。
鉄梯子やロープを頼りに10分ほど岩山を上るのですが、途中上りと下りで道を譲りあわないといけない個所があります。そこを越えると絶景を楽しめる岩山のてっぺんに到着です。てっぺんの十字架は金ぴか!狭い岩の上ですが、十字架にしがみついて周りを眺めると最高の眺め!360度邪魔するものがなく、ドイツやオーストリア、いえいえイタリアやスイス迄もの山並みを堪能できますよ。
写真:Hiroko Oji
地図を見るツークシュピッツェは標高2962メートル、その頂上に立つ十字架は金ぴか!高所恐怖症のかたにはちょっと辛いかもしれませんが、360度のパノラマは最高です。その分、風がかなり強くて寒いですので、夏でも防寒着のご用意をお忘れなく!手袋か軍手があれば、なお良し!です。
十字架の足元からは向かいの展望台がすぐ目の前に見下ろせます。こんな岩山の上によくぞ、建物が建てられたな、と驚くばかりの眺めです。また山の麓のアイブゼーや周辺の岩山も一望のもと。しばし、この眺めを楽しんだら、また、上ってきた岩伝いのコースを、慎重に展望台のテラスに戻りましょう。戻った展望台からでも十分素晴らしい眺めですので、決して無理はなさらないでくださいね。
写真:Hiroko Oji
地図を見るツークシュピッツェ頂上から見下ろすと、岩山の麓に広がる緑の中に、アイブゼーが横たわっています。頂上からの眺めを堪能した後、帰る途中で、アイブゼーに寄ることをお薦めします。
ここには、美しい澄み切った湖を眺めながら湖畔を1周できるハイキングコースがあるのです。時々お魚や水鳥に出会えるとテンションアップします。ゆっくり歩いても2時間もかかりません。湖畔にはレストランやお土産物屋さんがあり、風景を楽しみながら休憩できるのも嬉しいところです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る真夏でも雪が残り、スキーもできそうなツークシュピッツェ。頂上駅からロープウェイで一つ分下ったところは登山列車の頂上駅にもなっていて、レストランのテラス席が広がります。標高2600メートルのグレッチャー駅です
ここから見えているのが、可愛らしい形の礼拝堂。手前にはアルプスピクスという、もう一つの観光地にもなっているアルプシュピッツェにもあるようなクロスした壁や床がスケスケの展望台のミニ版もあります。
レストラン前から岩と雪の山を登っていくとまたまた素晴らしい眺め。レストラン前には素敵なメイポールも立っています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るこのツークシュピッツェへは、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン鉄道駅隣にある登山鉄道駅から簡単に行くことができます。途中の車窓からは、長閑な牧草地に点在する民家や岩山へと続く緑溢れる風景。この風景を眺めながらの移動自体が素晴らしいひとときになります!
登山列車でそのまま頂上駅まで行くこともできますが、途中のアイブゼーで下車し、ロープウェイに乗り換えると、急峻な岩肌をグイ〜ンと一気に這い登るような体験も楽しめます。帰りは頂上駅から登山列車でゴトゴトといくつかのトンネルを越えながらのんびり下ると、二通りのコースが楽しめることになります。
このコースは、シーズン中は大人気のため、満員になることもあります。混雑する時期は整理券が発行されますので、帰りの整理券を忘れないようにもらっておいてくださいね。
また、途中下車して、アルプシュピッツェに行かれるのもお薦めコースです。崖の上に張り出した規模の大きなクロスした展望台から地獄谷を見下ろすのはスリル満点です。
それでは、ツークシュピッツェの素晴らしい眺めをお楽しみくださいね。
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(2023/12/4更新)
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