写真:Hiroko Oji
地図を見るドイツアルプスの観光の起点となるガルミッシュ・パルテンキルヒェンからツークシュピッツェ行きの登山列車に乗ること10分足らずで到着するのがアルプシュピッツェの麓駅。駅から進行方向へ歩くこと数分でロープウェイ乗り場があります。
ロープウェイで向かう先はオスターフェルダーコプフ!標高2050メートルのこの頂上駅にはアルプシュピッツェ(標高2628メートル)を間近に見上げるアルプスピクスという最新の展望台があるのです。また、駅と同じ建物にはレストランがあって、テラス席も広く張り出しているので、休憩するにはもってこいの場所。しばし目の前に迫る岩山を見上げながら周辺のお花畑を鑑賞するのもいいかもしれません。
写真:Hiroko Oji
地図を見るオスターフェルダーコプフの頂上駅からお花の咲き乱れる斜面を50メートルほど上って行くと、崖から突き出した2本の通路がクロスしている展望台に到着。そのうちの1本は写真の上の部分、もう1本はその下の左端に映っているのですが、おわかりになるでしょうか?通路に一歩足を踏み入れてハタと気づくことは、足元が網目状の鉄でできた床、手すりの下もスケスケの鉄柵と先っぽはガラスの壁・・・なので、高所恐怖症の方にはかなり厳しい眺めになるのでは?
すぐ目の前には大きな岩壁が迫り、反対側には谷筋に広がる小さく見える町並みと周囲を取り囲む山並み、そして、足元には地獄谷のゴツゴツした山の姿を見下ろすばかり!
監視員の方がいて、順番にガラス張りの端っこに立って記念写真を撮るお手伝いもしてくれますので、気軽に撮影を頼んでみましょう。
写真:Hiroko Oji
地図を見るアルプスピクスから谷の眺めを堪能したら、背後の岩山を上ってみましょう。尾根伝いに下ったあと少し上って行くと大きな岩の上に木でできた十字架があります。ここで一休み!下には緑の中に続くハイキングコースがくっきり見てとれ、その向こうには上ってきたのとは別方向のホッホアルムに下るロープウェイが見えています。さらに遠くには山並みが続き素晴らしい眺めに癒されます。
体力も時間もたっぷりある方は、このまま続けてアルプシュピッツェへ向かって上っていくとさらに素晴らしい風景が楽しめます。しかし、岩場なのでしっかりした靴を履いて行かれることをお薦めします。
写真:Hiroko Oji
地図を見る次はのんびりと歩けるコースのご紹介です。オスターフェルダーコプフの頂上駅からホッホアルムへロープウェイを利用するのも良いのですが、お花畑の中、岩山と遠くの美しい山並みを眺めながらのんびりハイキングコースを下っていきます。
ホッホアルムにもレストランが駅に隣接しているので、ここで一息入れることができます。休憩後、さらに足元に咲き乱れるお花を楽しみながらクライツェックへ。平坦なのんびり歩けるコースです。
クライツェック到着直前には、大きな岩陰に「海賊の宝箱」のような木製の箱が置かれています。いくつかの取っ手を引っ張ったり押したりして遊ぶ「コロコロバイキング」のような遊具とでもいいましょうか・・・。皆さんも挑戦してみてください。
写真:Hiroko Oji
地図を見るクロイツェックにもホテル・レストランがあり、背後に岩山、前方に谷を見下ろすテラス席で寛げます。この端っこのほうにも木製の十字架があり、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンの町並みを見下ろすことができます。上り下りするゴンドラ越しの眺めをどうぞごゆっくり。
このあと、近くのクロイツェックバーンのゴンドラで下りてしまってもいいですが、クロイツジョック方面へさらにハイキングを続けるのもありです。コースはいろいろ選択できますのでご自分の体力や時間に合わせて進んでくださいね。
ゴンドラに乗って下山すると、ツークシュピッツェバーンの鉄道駅の近くに到着します。ほぼ1時間ごとにありますので、登山列車に揺られて帰りましょう。
ツークシュピッツェの周遊コースのチケットを利用して観光を終えたら、ぜひ、ガルミッシュ・パルテンキルヒェンの町並み散策を!壁絵がとても美しい家並みを楽しめます。また、クーアハウスもありますので温泉で疲れを癒すのもいいかもしれません。
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンで宿泊される場合は、ホテルでビジターカードを発行してくれます。これを利用すると、宿泊期間中は町内のバスが無料で利用でき、割引になる施設もありますのでお得で便利ですよ。
では、楽しいご滞在を願っています!
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(2024/12/2更新)
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