写真:Miyuki Sakai
地図を見るこのカタチに皆さん注目!錐形状で紫色というキュベルドンのユニークな姿は、一度見たら決して忘れることはないでしょう。
これは、現地語で「ヒトの鼻」もしくは「司祭の帽子」とも呼ばれていています。
大きさは 幅(約2,5センチ) 重量(約10〜18グラム)程度と決まっており、一口で食べるにはちょっと大きいかな?と思うサイズ。
量り売りされていることが多いお菓子です。
提供元:www.milo-profi.be
http://www.visitflanders.jp/このお菓子は偶然できました。
1873年に、ゲントの薬屋さんで売られていた喉用のシロップが、あまりにも美味しくなかった為に、フランボワーズのシロップを入れ、その残りをコーンフラワーの容器に入れて放置ししまったところ、偶然ボンボン状で固まった状態で発見され、その後美味しかったのでボンボンとして販売されています。
今では色んな味も開発され、地元ベルギー人やセレブを魅了するほどのお菓子です。
写真:Miyuki Sakai
地図を見るキュベルドンは砂糖菓子です。外側はさっくりと やや硬めの感触なのに対し、中身はとろ〜りゲル状の食感もまた新しくて面白い。
円錐の上部をかじると、甘〜い濃厚なフルーツのシロップが口いっぱいに広がって「何だこのお菓子!」と感じるに違いありません。
アラビアガムを原料に取り入れたこの秘密の技法は、あまり長期間の保存が出来ず、ごく最近までベルギー国外には輸出されていなかったのです。輸出されるようになった現在でも輸出先はごくわずかヨーロッパのみ。やはり本場ベルギーを訪れて味わってみてください!
写真:Miyuki Sakai
地図を見るさて、このキュベルドン。 運良く訪れた先でマーケットが開催されていれば、屋台のキャンディ屋さんで買うのが通な買い方ですが、「どうしても確実に手に入れたい!」という方には、ヨーロッパ最古のアーケードで有名なギャルリーサンチュベール内のこちら「ラ ベルジク グルマンド(La Belgique Gourmande)」か、ブリュッセル南駅構内のキャンディショップ「クリック-クラック(cric-crac)」で買うこともできます。
パッケージとお店の可愛さではLa Belgique Gourmande、味で選ぶならcric-cracがおススメです。
なお、La Belgique Gourmandeと、cric-cracのそれぞれのキュベルドン情報は、下記のMEMOをご覧下さいませ。
「美食の国ベルギー」。今やチョコレートやワッフルは日本でも食べられますが、このキュベルドンはなかなか現地でないと味わうことが出来ません!
ベルギー人にとっては誰もがイメージできる懐かしいお菓子ですが、私達には新鮮で、新しい食感のこのお菓子は、お土産の新定番として喜ばれること間違いありません。
キュベルドン。皆さんも是非ベルギーで、一度味わってみてはいかがでしょうか?
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
Miyuki Sakai
一人旅歴30年、美容歴26年。現在は色んな国を旅した結果、2015年より自身が最も居心地がよいと感じたベルギー(ブリュッセル)に移住。主にベルギー国内や、ヨーロッパの旅を紹介しています。美容のお仕事や…
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