写真:旅人間
地図を見る名古屋駅周辺で素敵な喫茶店はありませんか?と名古屋の珈琲通に尋ねたら「KAKO本店に行ってごらん♪」と答える人は多いはず。そう、この店は名古屋駅から約徒歩10分の静かな場所にある知る人ぞ知る名古屋隠れ家的な喫茶店。
「名古屋国際センター」から少し南に向かって行くと、目立った看板はなく少し分かりにくいですが、入り口の上に「since1972 Coffee House KAKO」の文字を見つける事が出来ます。
お店の中に入るとヨーロピアンアンティークの落ち着いた雰囲気に、ステンドグラスから差し込む明かり、そして温もりのある照明が時を止めたかのような不思議な空間。そしてカウンターとボックス席2つだけの小さな店は、お店の方とお客さんの距離が近く、何十年と通い続ける常連のお客さんが多い。
一般的に常連客が多いお店の場合、新規客には寂しく感じることがあると思います。しかし、この店では新規のお客さんも孤独にしない従業員さんの爽やかな心配りが実にステキ。静かに時間を過ごすことも、会話に入ることもごく自然体。あまりに居心地が良いので、ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまう…、そんな喫茶店です。
写真:旅人間
地図を見るお店の扉を開けると目の前に広がるカウンターの上にはカラフルに彩られたビンが並ぶ。実はコレ、この店のマスターが手作りで作ったジャムで、売切れ必至の人気商品。
特にオレンジの皮を丁寧にアク抜きされた「オレンジマーマレード」は、苦味の少ない優しい味で、無駄な甘さのないオレンジの爽やかな風味は創業当時から今も変わらず人気。また、季節に応じて作られること、そして種類が豊富であることも人気の理由。とにかく美味しいので、ここに立ち寄ったら手土産に買って帰りましょう!
写真:旅人間
地図を見るこの店のモーニングに「シャンティールージュ・スペシャル」と言うメニューがあります。ドリンク代にプラス350円が必要になりますが、これこそ絶対に食べておきたい名古屋の実力派名物モーニングの一つ♪
一般的に「小倉トースト」と言えば、トーストにバターを塗って、小倉餡を乗せて食べるもので、言わずと知れた名古屋発祥の名物料理の一つ。このKAKOでは、そんな小倉トーストがちょっとお洒落に、より美味しく食べられる店でもあるのですよ。
4つ切りにされたトーストにバターに、コンフィチュール(手作りジャム)+生クリーム+手作り餡がのっています。とにかく注目したいのは、「餡」と「生クリーム」が一緒になった名古屋らしい相性抜群の組み合わせ。そこに「手作りのジャム」が加わることで彩りと爽やかな風味が演出され、口の中で心地よくとろけて行く、まさに至福の一品!
写真:旅人間
地図を見る魅力的な小倉トーストに目を奪われがちですが、実はこの店、1972年に名古屋で初めて自家焙煎珈琲を出した喫茶店としても有名なのですよ。珈琲の香りが漂う店内は、目の前に珈琲が届くと、その風味は周囲を刺激する。珈琲好きにはたまらない店なのです。
このKAKOは、単に昭和の香りがする古めかしい純喫茶ではなく、素敵に年を重ねた厚みある喫茶店。店のつくり、コーヒーの味、料理、接客、その全てに温かい心がこもっています。名古屋駅付近で最高の時を過ごせる店を探すなら、この店の存在は欠かす事が出来ません。
写真:旅人間
地図を見る今回紹介した「KAKO 花車本店」は小さなお店になりますので、タイミングによっては満席になってしまう場合があります。そんな時は本店から少し南にある「KAKO 柳橋店」に行ってみましょう。尚、モーニングサービスは朝の7時〜11時までになります。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/18更新)
- 広告 -