エストニア・タリンは女子のハートを射抜く、手作り雑貨とスイーツの宝庫

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エストニア・タリンは女子のハートを射抜く、手作り雑貨とスイーツの宝庫

エストニア・タリンは女子のハートを射抜く、手作り雑貨とスイーツの宝庫

更新日:2015/06/12 12:38

二宮 うららのプロフィール写真 二宮 うらら ライター、エディター

ヨーロッパはバルト海の東側に位置するエストニアの首都タリン。旧市街(タリン歴史地区)は800年の時を経て今に残る、中世のおとぎの国のような街並みが、ユネスコ世界文化遺産に登録されています。
石畳の曲がりくねった道を歩けば、どこか懐かしい雰囲気のクラフトや、手作りスイーツの店が点在し、女子旅にぴったりの旅先です。

職人の中庭へ

職人の中庭へ

写真:二宮 うらら

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タリンは古くから貿易都市として栄え、バイキングもやってきた街。
旧市街は東西約800メートル、南北約900メートル。歩いて回るのにちょうどよい広さです。
絵本から抜け出たような中世の街並みのなかには、歴史的建造物を利用したレストランやショップがたくさんあります。
ここではあえて、メインストリートからすり減った石畳の脇道へ迷い込んでみましょう。

トンネル状の道が枝分かれして続く細い路地を入ると、クラフトショップが軒を連ねる中庭が突然現れます。それが写真の「職人の中庭」と呼ばれるエリア。
その昔、熟練の職人たちの活動拠点として与えられた場所で、現在はガラスや木工細工、陶器などの工房兼ショップ、街で人気のチョコレートショップなどが、この中庭を取り囲んでいます。
石畳が敷き詰められたこの中庭には、カラフルなテーブルクロスやクッションを敷いたテーブルが置かれ、とってもいい雰囲気ですよ。

濃厚チョコレートケーキを目当てに「ピエール・ショコラティエ」へ

濃厚チョコレートケーキを目当てに「ピエール・ショコラティエ」へ

写真:二宮 うらら

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職人の中庭をぐるりと囲む1軒に、手作りチョコで地元でも有名な「カフェ ピエール ショコラティエ(Pierre Chocolaterie)」があります。
入り口を入り向かって左手にカウンターがあり、チョコレートケーキやトリュフなどが陳列されています。
あまりにもおいしそうで、どれにしようか目移りしてしまいます。
ここで注文して食べるのは、クラシックなインテリアの店内でも、外のテラスでもOK。
お天気がよければ、テラスでいただくのが気持ちいいですよ。

チョコレートケーキがおすすめですが、かなり大ぶりで、カカオの味も香りも濃厚。一般的な日本人なら、二人でシェアして食べて、ちょうどいいくらいのボリュームです。

ちょっと肌寒いときは、あま〜いホットチョコレートもおいしいですよ。

カラフルなフェルトの帽子がおしゃれな「フェルトミル」

カラフルなフェルトの帽子がおしゃれな「フェルトミル」

写真:二宮 うらら

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同じく「職人の中庭」には、フェルトで作った帽子やコサージュがかわいい「フェルト ミル (Felt Mill)」の作品を販売するブティックもあります。

この店は階段を降りていく、地下の小さな店舗ですが、店のなかに入るとカラフルな帽子がいっぱいディスプレイされていて、おもわずテンションがアップ。お店の人にお願いして、いろいろ試して、自分に似合う1点を探してみてはいかが?

帽子は40ユーロ前後、コサージュは10ユーロ前後。どれも手作りの温かみに満ちたデザインです。

中世からの城壁に沿ってニットの露店が並ぶ「セーターの壁」

中世からの城壁に沿ってニットの露店が並ぶ「セーターの壁」

写真:二宮 うらら

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中世からの建物が多く残り、今にも騎士やお姫様が出てきそうな雰囲気が漂うタリンの旧市街。おとぎの国のように感じさせるのは、旧市街のまわりを城壁がぐるりと取り巻き、その城壁に沿って、とんがり屋根の塔が点在しているからでしょう。

タリン南東のヴィル門から城壁に沿って北へ歩くと、城壁を利用したショッピングストリート「セーターの壁」があります。エストニアの伝統柄のセーターや帽子、靴下などを販売する露店がいくつも並んでいるのです。

品質や色の系統が、店によってさまざまなので、じっくり品定めをしましょう。
エストニアンウールで手編みしたミトンや靴下は、寒さの厳しい国だけに、防寒能力がとっても高そう。伝統的な幾何学の編み込み模様もかわいいですし、マフラーとミトンが一緒になったユニークなデザインもあります。
店番をしている人が、手編みした商品を並べている場合も多いようなので、話しかけて製品について尋ねてみるとよいでしょう。

クラフトショップの多い石畳の道「カタリーナ通り」を歩く

クラフトショップの多い石畳の道「カタリーナ通り」を歩く

写真:二宮 うらら

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タリンの旧市街のなかで、最も中世を感じられる場所、といわれているのが「聖カタリーナの小径(Katariina Kaik、カタリーナ・ギルド通り)」。両脇に石造りの建物が続く細い石畳の道は、上部にアーチ状の梁が渡され、不思議な雰囲気を醸し出しています。

この路地の北側にはドミニコ修道院、南側にはカタリーナギルドと呼ばれる女性職人が中心の工房兼ショップが並ぶエリアがあります。
中世そのままの小部屋で、ガラスや陶器、ジュエリー、帽子、織物など、ハイセンスなクラフト製品を製作し、お手頃価格で販売。
オープンスタジオを形式なので、アーティストがガラス吹きや機織り、陶器の製作などの作業をしているところも見ることができます。
きっと旅の思い出となる、お気に入りの一点が見つけられることでしょう。

温もりあふれるハンドメイドの製品が魅力

大量生産、工業生産のものが多い現在、ハンドクラフトの製品ほど温もりに満ち、贅沢なものはありません。

豊かな森林を有するエストニアでは、木工細工の伝統が育まれ、長く寒い冬は、手間暇のかかる織物や編み物などに専念する時間が与えてくれました。また、バルト海で採取される良質の琥珀は、職人たちの加工技術とデザイン力を向上させたそうです。

この地の手工芸は、北の大地の豊かで厳しい自然のなかで生きる人々の暮らしとともに育まれてきたもの。それだけに味わい深く、温かみのあるものが多いのです。
感性豊かなアーティストの手により、デザインの洗練されたものも多くあり、比較的お手頃な価格で買えます。
クラフトを目当てに、バルト海に面した中世の街、タリンへ出かけてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/04−2014/09/05 訪問

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