写真:やま かづ
地図を見る長らくタイのゲートウェイ空港のみならず、東南アジアのハブ空港として機能していたバンコク(現ドンムアン)国際空港。2006年に新バンコク(スワンナプーム)国際空港が開港してからは、チャーター機、政府専用機、貨物機、そして一部のLCCなどの運航に使われていました。
写真:やま かづ
地図を見るしかし、LCCのエアアジアがドンムアン国際空港への乗り入れを開始してからは、バンコク2つ目の国際空港として完全に復活しました。
復活当初、ドンムアン国際空港は空港施設の半分を閉鎖し、残ったフロアを国際線・国内線の共用ターミナルとして使用していました。しかし、LCCの需要が高まるに伴い手狭になったため、閉鎖していた部分も国内線専用のターミナル2としてオープンしました。
ここでは、そんなドンムアン国際空港の意外と楽しい国際線専用のターミナル1についてご紹介します。
写真:やま かづ
地図を見るドンムアン国際空港の国際線ターミナルで食事をするなら、3階にあるファミレスエリアがお勧めです。
ちょっと落ち着いて食事がしたいのなら「S&Pタイレストラン(S&P Thai restaurant)」、イスラム教徒御用達の「ヴィラ・ハラル(Villa Halal)」、そして気軽に食事ができる「ジュース(Juice)」と、3店舗が営業しています。
どのお店も24時間営業で、タイのローカルフードを楽しむことができます。
写真:やま かづ
地図を見るそんなファミレスの中で、ここで2店をご紹介します。
まず1店目は「ジュース」です。基本的にはカフェなので、ドリンクメニューは充実しているんですが、パッタイやカオマンガイ、そしてカオニャオマムアン(マンゴー&もち米)などの屋台メニューも外せません。
気軽に利用できる雰囲気とリーズナブルな料金なので、小腹がすいたらこのレストランをのぞいてみてください。
写真:やま かづ
地図を見るそしてもう1店は、ファミリーレストラン的な雰囲気「S&Pタイレストラン(S&P Thai restaurant)」です。ドンムアン国際空港の中にあって、落ち着いてしっかり食事ができるのがうれしいですね。
温かいメニューから、デザート、ドリンク類まで幅広く取りそろえられているので、老若男女どなたでも安心して利用することができます。
写真:やま かづ
地図を見る3階「S&Pタイレストラン」の奥には「オブザベーションデッキ(Observation Deck)」があります。かつては、たくさんの旅客が飛行機を見学したり、見送ったりするための屋内施設でした。
今では、設置されているイスも少なくなり、広々とした空間があるのみです。しかし、この何もない空間がLCC専用ターミナルの本領を発揮します。
夜も更けると、あいたスペースに仮眠場所を求めて旅行者たちが集まってきます。深夜に発着するフライトも多いので、宿泊費をできるだけ節約したいLCC利用者にとっては大切なエリアとなっているんです。
写真:やま かづ
地図を見る「ロイヤルプロジェクト」とは、タイ王室の主導のもと、貧しい農村に適切な利益を還元して、農民の自立を促すために始められた運動のことです。
徹底した品質管理をして付加価値の高い農産品を生産・販売し、消費者はそれらの商品を購入することで、結果的に社会貢献することになるというものです。
そんな商品を扱っているのが、国際線ターミナル2階にある「ロイヤルプロジェクトショップ(Royal Project Shop)」です。生鮮品を初め、スナック、ドリンク類、スキンケア商品、そして民芸品などが並べられています。
本来、市中にあっては高い値段設定の「ロイヤルプロジェクト」の商品ですが、さらに割高な空港価格がまかり通っているターミナルにあっては、お買い得に感じるかもしれません。
ミネラルウオーターやちょっとしたお土産物を買うだけで社会貢献できますので、ぜひ、お立ち寄りください。
写真:やま かづ
地図を見るその他、2階ではスターバックスやセブン-イレブンが新たに営業を開始しました。
出発前にちょっとひと休み、あるいはちょっとした買い物、余った小銭の処分にと、この2店舗は旅行者にとって大変重宝な存在となっています。
写真:やま かづ
地図を見る空港ターミナル内はタイにあってタイにあらず。しゃれたカフェやレストランがたくさん営業していますが、もっとローカルっぽいところで、お安く食事がしたい!
そんなあなたにお勧めなのが、国際線ターミナルに隣接した空港ビルにある「マジックフードポイント(Magic Food Point)」です。
行き方は簡単、国際線カウンター側(北側)1階の団体出口を出て、建物沿いに100メートルほど歩けば、黄色い看板が見えてきます。
写真:やま かづ
地図を見る「マジックフードポイント」は空港職員御用達のクーポン券式のフードコートです。キャッシャーでクーポン券を買って、食事の支払いはそのクーポン券を使います。もし、券が余れば、キャッシャーで返金してもらうというシステムです。
バンコクの下町の雰囲気がぷんぷん、値段も当然、庶民価格。うわさを聞きつけた外国人観光客も食事に訪れるので、タイ語がわからなくてもオーダーできるようメニュー写真には番号がつけられています。
タイ入国後の最初の食事も、あるいはタイ出国前の最後の食事も、空港職員御用達のこの穴場スポットでいかがですか?
昔からある建物をそのままLCCターミナルとして使用しているドンムアン国際空港。そこここに古さを感じますし、照明も暗め、おまけに出発便が重なる時間帯にもなると、人!人!人!
今どきの個性の少ない最新空港とは違い、とっても泥臭い、でもタイらしい空港なのがドンムアン国際空港の国際線専用ターミナルです。
ただ単に出入国だけに使うのはもったいない!ぜひ、ゆっくりと過ごしてみてください。「意外に楽しい!」が実感できるはずです。
なお、ドンムアン国際空港 国内線専用ターミナルについての詳細は、下記「関連MEMO」をご参照ください。
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(2024/3/19更新)
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