写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るいぶりがっこは、大根を燻した独特の香りとカリッコリッとした食感、そしてマイルドなしょっぱさが魅力の漬物。白ごはんのお供に、日本酒や焼酎のちょっとしたおつまみにぴったりで、秋田の寒い冬を乗り越える保存食として地元で愛されてきた郷土料理です。
最近では、カレーの副菜、福神漬のかわりに添えたり、お茶漬けの具材として細かく入れて食べたりと若い人の間でレパートリーが増えています。
そして、最近最も人気のある食べ合わせが、いぶりがっことチーズ。最初はチーズの香りと甘さを感じ、後から、いぶりがっこのしょっぱさが追いかけてくる絶妙な味わい。いぶりがっこの良さを存分に引き出した組み合わせです。意外な組み合わせながらも、この味わいがワインにぴったりであと引くおいしさ。
秋田空港では、個包装された「秋田 いぶりの里 ちーずがっこ」を買うことができます。機内でのおつまみに、ちょっとした小腹満たしにもぴったりですよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るいぶりがっことチーズをそのままコラボして食べるのもおススメですが、午後のお茶のお供にするには、「いぶりがっこちーず『け』」が最適!
「け」とは秋田弁で「食べて」という意味。実は、他にも「かゆい」「来い」「毛」という意味もあるので、秋田では「け」一つで、4通りの意味がある面白い文字。
いぶりがっこちーず「け」は、甘みがある薄い生地に、細かく刻んだいぶりがっことクリームチーズを包んで焼いた和洋菓子。もっちもっちの食感に時々感じるいぶりがっこのカリコリとした歯ごたえが絶妙。お茶菓子にもぴったりですが、こちらもワインのお供に最適な一品。女子ウケしそうなあまじょっぱい味わいと食感なので、会社へのお土産にいかがですか。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「いぶりがっキー」は、いぶりがっこを細長く切り乾燥スティックにしたお菓子。お酒のつまみのような見た目ですが、小分けの袋をあけてすぐに食べるとカリカリとした固い食感。口の中に入るとやわらかくなり、しばらく残るのでいぶりがっこの味を存分に堪能することができます。
また、開封後しばらく空気に触れておくと、しっとりと柔らかい食感に。いろいろな食感を楽しめる不思議なお菓子で、子どもから大人まで楽しめます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るいぶりがっこの独特の風味、香ばしい味わいをスナックで手軽に味わえるのが「秋田いぶりがっこチップ」。
「いぶりがっこってくせがありそう」と思っている人には一度食べてもらいたいスナック菓子。食感はサクサク、味は香ばしく、厚みもあり、食べごたえのあるチップス。細かく刻んだ乾燥いぶりがっこが入っていて、いぶりがっこ独特の味わいをさくっと堪能できます。
「秋田いぶりがっこチップ」も、子どもから大人まではまってしまうくらい病みつきになる味わいです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る最後は王道のいぶりがっこをご紹介。さまざまなメーカーがいぶりがっこを販売していますが、一番人気は「大綱漬のいぶりがっこ」。
いぶりがっこは、燻したあと、米ぬか、塩、砂糖と一緒に漬け込まれ、冬の間、じっくりと熟成させます。その年の大根の出来や燻し時間、熟成期間によってさまざまな色合いや味わいをみせてくれるいぶりがっこ。カリコリの食感、塩加減など好みにもよりますが、一番、適度な味わいと食感で食べられるのが「大綱漬のいぶりがっこ」なんです。
一枚づつカットされたものと、大根を大きくカットしたものと2種類ありますが、味はどちらも同じ。機内で食べたい人は一枚ずつカットされたものをどうぞ。
今までのいぶりがっこは、燻す時間や熟成期間で味や色味が変わっていただけですが、最近では、青シソ味、梅肉味、キムチ漬け、からし漬けのほか、なんとカレー味まで!とにかくバラエティー豊かです。
いぶりがっこふりかけや缶詰いぶりがっこなど、秋田空港のお土産広場「あ・え〜る」には、多種多様ないぶりがっこが盛りだくさん!
秋田のお土産には、進化した「いぶりがっこ」をぜひどうぞ!
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(2024/12/12更新)
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