中国、ウイグルのオアシス都市「トルファン」を訪ねて

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中国、ウイグルのオアシス都市「トルファン」を訪ねて

中国、ウイグルのオアシス都市「トルファン」を訪ねて

更新日:2015/06/09 16:19

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

中国の新疆ウイグル自治区。近年ウルムチでの騒乱がニュースを騒がせておりますが、本当にウイグルらしい場所は地方部にあります。漢族の移民が増え近代化が進むウルムチの喧騒を避け、シルクロードの要衝として栄えた古都「トルファン」に行ってみましょう。

暑いのに涼しげ!?ブドウの一大産地

暑いのに涼しげ!?ブドウの一大産地

写真:Yuma A.

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トルファンはウルムチとは電車やバスで2〜3時間ほどしか離れていないにもかかわらず、その気温は大きく違います。ウルムチの7月平均最高気温30.5℃と比較し、何とトルファンは39.7度。トルファン盆地の中心に位置するため、「火州」の異名をとるほど暑いんです。

ところが町は意外と涼しげ・・・。トルファンはブドウ栽培の一大産地であり、写真のようにそのツタを利用した日陰が町の中心部にあるのです。湿気はないので日陰に入れば涼しく、もちろんツタになっているブドウは食べられます(種無しマスカット!?といった味わいです)。ハミ瓜などそのほかのフルーツも豊富で、オアシス都市を体感できますね。その暑さゆえ夜こそ活動期とばかりに、街中では屋台が出ますので夜は外で食事を楽しみましょう〜。

魅力は郊外にあり。城跡遺跡「交河故城」へ

魅力は郊外にあり。城跡遺跡「交河故城」へ

写真:Yuma A.

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さてトルファンの見所ですが、まず市街地に程近い場所にある交河故城が挙げられます。断崖に囲まれた自然の要塞で、なんと紀元前2世紀頃から人が住んでいたというのが驚きです。現在も7〜9世紀頃の都市遺構が巨大なスケールで広がっており、歴史に想いをはせてしまいますね。実はここは2014年にユネスコに登録された「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の世界遺産群に含まれる世界文化遺産です。

古代ウイグル人の石窟「ベゼクリク千仏洞」

古代ウイグル人の石窟「ベゼクリク千仏洞」

写真:Yuma A.

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こちらは市街地より車で1時間程度の郊外にある仏教遺跡です。ウイグル人といえばムスリム(イスラム教徒)で有名ですが、ウイグル帝国がこのあたりを支配していた9世紀頃はウイグル人も仏教徒だったんですね〜。断崖に刻まれた古代遺跡は一見の価値ありです。

西遊記の舞台、その名も「火焔山」

西遊記の舞台、その名も「火焔山」

写真:Yuma A.

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灼熱のトルファンらしい見所といえば、「火焔山」です。孫悟空で有名な西遊記に登場する火焔山のモデルで、陽炎ごしに見る様が燃えているように見えることから、そのように呼ばれたそうな・・・。見渡す限り、植物がまったくない赤い山。ちょっと日本で見られない光景です。

今も伝統に生きるウイグル人の村「吐峪溝」へ

今も伝統に生きるウイグル人の村「吐峪溝」へ

写真:Yuma A.

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最後は今も伝統的な古民家に暮らす人々と渓谷美で有名な「吐峪溝」をご案内します。この峡谷では上述の古代遺構のような伝統的な家屋に今も住み続けるウイグルの人々の暮らしが伺えます。近代化されてしまった大都市ウルムチでは見られないような風景。はるか昔、シルクロードの時代から暮らす人々の生活。なんだかタイムスリップしてしまったように感じますよ。

アクセスについて

今回ご紹介したトルファン郊外の見所は全てトルファン市街地から出発する一日ツアーに参加するのが効率的です。ご宿泊のホテルのフロントで申し込めます。移動はバスですが各地では直射日光にさらされますので行動中はかならず水分を補給し、帽子などで日差し対策をしましょう。「火州」ですから。

ではお気をつけていってらっしゃいませ〜

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/07/26−2010/07/27 訪問

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