更新日:2023/05/30 09:02
「津田の松原」は鎌倉〜江戸時代にかけて防風林として植林されたことに始まり、現在では樹齢600年を超える老松をはじめ、根上がり松などが約1キロメートルにわたって続いています。松原を吹き抜ける風の琴を奏でるような音から由来した「琴林公園(きんりんこうえん)」の名で県立公園に指定されたのち、瀬戸内海国立公園としても重ねて指定を受けるなど、高い評価がされているんですよ。
また、海、白砂、松林の美しい景色は「日本の渚百選」にも選ばれ、津田の松原海水浴場には、毎年数十万人の海水浴客が訪れるほか、ビーチバレーや、カッターボートの大会などマリンスポーツの会場として、夏には特に多くの人でにぎわいをみせます。
写真:凜風 杏花
地図を見るそれでは恋活スポットを巡っていきましょう。始まりは出逢いから、というわけで最初は「出逢い橋から」ご紹介します。こちらの橋にはもうひとつの名前があり、反対側から渡る時は「見逢い橋」となっています。もちろんどちら側からも渡っておきましょう。チャンスは多い方がいいですからね!
写真:凜風 杏花
地図を見る「縁むすびの松」は二本が並んでいるだけでなく、根っこが繋がっています。根上がり松といって根っこが地上に出ているため、繋がっているのがはっきりと見えるんですね。
風光明媚な津田の松原は、特に昭和の時代に映画やドラマのロケ地としてよく使われていた場所。石原裕次郎さん、浅丘ルリ子さんも撮影に訪れたそうで、そんな良さがまた見直され、2016年公開の映画「恋とオンチの方程式」のロケ地にもなりました。
写真:凜風 杏花
地図を見る「パワースポットというからには、他の運もあるんじゃ…」と思ったあなたはするどい! そうなんです。園内には大黒天など七福神にちなんだ七つの老松があり、これらをめぐることで、健康長寿や財運などもお願いしちゃえます♪ 特に恵美須(灯篭には恵美酒と記載)の松は版画家の棟方志功先生が絶賛した松なので美術目線でじっくりごらんください。
七福神の松は距離的にはたいして離れていませんが、約1キロメートルにわたって続いている松だらけの園内…ここで探せと言ったって^_^; そこで手がかりは、園内にある無料休憩所に置かれた「七福神の松 案内マップ」、そして目印は七福神それぞれの名前が書かれた石の灯篭としめ縄です。全部見つけて、ぜひ福運を授かりましょう♪
写真:凜風 杏花
地図を見る園内にかかるもうひとつの橋、この朱塗りの橋にも二つの名前があります。行くときは「願い橋」、帰るときには「叶え橋」。願いごとを心で唱えながら渡り、叶いますようにと念じながら引き返してくると叶うとか。うわ〜、最速で願いが叶いそう(゜o゜)
七福神の松をめぐってお願いしたことも、この橋を渡ってもう一度念じておくとより効果があるそうで…つまりは念押しですね^^
縁結びだけでなく、金運や健康運まで手にいれることができるかも…という「津田の松原・琴林公園」は、青い海、白砂、松林という絶景に加えて入園は無料。近くには神社や道の駅まであって、デートスポットとしてもおススメの場所ですよ(^O^)
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この記事を書いたナビゲーター
凜風 杏花
はじめまして、凜風 杏花(りんふう きょうか)です。海とカフェと鉄道と、そしてレトロな町が好き。無人駅や小さな島、ロケ地などのマニアックな旅先も多いのですが、共有して下さると嬉しいです!
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