札幌駅から地下鉄で約20分、大通公園のある大通駅からは約5分と都心部からのアクセスも良く気軽に足を運べる円山エリア。
手つかずの自然が多く残り円山のシンボルのひとつである円山公園を中心に北に桜の名所として知られる北海道神宮、南に円山原生林が広がります。
また周辺には円山動物園やオリンピックの舞台となった大倉山ジャンプ競技場と観光スポットも数多くあり四季折々に来た人を楽しませてくれます。
そして観光スポットだけでなく円山を訪れる人にとって魅力なのがこの地域の「食」の充実さです。星付きフレンチの有名店や手軽に楽しめる美味しいイタリアン、雰囲気のあるカフェをはじめ魅力的なお店が多く点在しているので観光とグルメを両方楽しむことが出来るのも円山の魅力の一つ。そんなグルメなお店がひしめき合う中で今回はとっておきのお店をご紹介したいと思います。
北海道に来たらやはりその土地の旬のものを頂きたいですよね。和食と言えば京都!だけではありません、今回はこの円山から日本料理を発信している「日本料理 潤花」さんをご紹介致します。
円山公園駅から徒歩5分程の好立地に佇む「日本料理 潤花」。
店主の地元である大阪や京都で修業を重ね、定山渓の奥座敷「ふる川」で料理長を務めた店主の中田潤さんは、北海道の食材を中心にその培われた技術で素材の味を引き立てた日本料理を提供しています。独立しお店をオープンしてからは口コミや近所の常連さんで賑わい今では知る人ぞ知る隠れた名店となっています。
北海道の日本料理と言えば旬の魚が味わえるお造り。周りを海で囲まれた北海道ならではの鮮度の良さと、中田さんの目利きによって厳選され調理したお造りは食べればその違いにびっくりするほどの美味しさ。
季節によって盛られる魚も多種多様で、春先から獲れる増毛産のぷりぷりの甘海老や夏は積丹の濃厚なうに、冬は甘味と美味しさが凝縮された厚岸産の牡蠣や冷たい海で身の締まった寒ブリと、いつ訪れても旬の時期の魚を味わうことが出来ます。
さらにこちらで味わって頂きたいのが道産野菜を使った料理の数々。
関西出身の店主中田さんが実際に住んでみて驚いたのがその野菜の美味しさ。
雪の降る北海道では年中作物を作ることが出来ないため、その間土が休まり栄養を保つ事で本州では味わえない力強い味の野菜が育ちます。焼き物八寸(左写真)ではごぼうの揚げ物やくわいのチップ、茄子の田楽、焼き魚に添えられたかぼちゃのソースと姿形を変え随所で野菜の美味しさを感じられるでしょう。
そして日本料理のコースの締めを飾るのは、お客さん毎に炊き上げる土鍋ご飯です!
お米は北海道産のななつぼしを使用し土鍋で丁寧に炊き上げたご飯はつやつやでうっとり。〆と言えどもお代わりしてしまう美味しさです。
コース料理の内容はその時期によって異なりますが、昼は3,300円から、夜は4,800円からと気軽に楽しむことができます。また、北海道の地酒を中心にワイン、焼酎、生ビールは北海道限定のサッポロクラシックとお酒と料理を楽しむのも良いですね!
札幌を訪れた際は、憩いの円山エリアにも足を延ばして自然豊かな円山と落ち着いた雰囲気の名店での料理で、普段味わう事のない非日常的な旅を過ごしてみてはいかがですか?
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(2025/1/20更新)
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