岡崎城の二の丸は「岡崎城公園」に整備されています。公園内には三つの徳川家康の像が立っています。
一つひとつ見ていけば、それぞれ違った徳川家康が見えることでしょう。
まず、代表的なのが写真の徳川家康像で、岡崎城公園の中央に立っています。昭和40年、徳川家康350年祭に建立されました。
二つ目は、松平元康と名乗っていた青年時代のものです。岡崎城とは反対側に向いており、徳川家康の墓所がある栃木県の日光東照宮を向いています。
三つ目は、徳川家康が武田信玄に三方ヶ原で敗れたときに描かせたという有名な絵を基にした、しかめ面をした像です。
岡崎城公園には三河武士の館「家康館」という施設があり、中は資料館になっています。岡崎城に行く前に見学しましょう。
館内には体験ブースがあり、そこで実際の重さの刀や鉄砲、鎧などを持ったり身につけたりできます。
館内は撮影禁止ですが、体験ブースは記念撮影できるようになっています。
岡崎城は徳川家康が生まれた城で、最初の拠点です。家康の祖父松平清康が築城し、家康が拠点を浜松城に移すと、その長男の松平信康が城主となりました。
明治になると取り壊されましたが、岡崎のシンボルとして再建されました。
現在、城内は資料館となっていますので、城内もぜひ見学しましょう。
徳川家の家紋は有名な「三つ葉葵」ですが、岡崎城の瓦の一部に使われている三つ葉葵は少し違います。
シンプルなデザインで、後年の時代劇などで有名な三つ葉葵のルーツだと言われています。
ぜひこの三つ葉葵を見つけてみてください。
城から公園に向かう途中に、竹千代と徳川家康の「出世ベンチ」があります。幼い頃の竹千代と、天下を統一した徳川家康と一緒に記念撮影しましょう。人質時代の竹千代から出世した徳川家康にあやかり、運気アップのスポットとなっています。
素通りすることなく、ぜひここで運気アップを!
岡崎城公園は、徳川家康ファン、戦国ファンはぜひ訪れていただきたいところです。天下泰平をもたらした家康を偲び、家康のルーツを堪能してください。
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(2025/2/15更新)
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