写真:鮎川 キオラ
地図を見る那覇空港から車で2時間ほどの場所に位置する本部半島は、美ら海水族館や今帰仁城跡、沖縄そば街道など人気観光スポットを有するエリア。沖縄らしい美しい海を眺める海カフェも多く、青い空と青い海の景色を楽しめるエリアでもあります。
そんな本部半島の海辺に建つ1軒の小さな宿をご紹介します。海との距離、海岸線からわずか十数mほど。海の香り、海の風、波の音と滞在中ずっーと海と寄り添える「海辺の宿 かぬたん」です。宿泊は、1日1組限定!!まるで海辺の別荘で暮らしているようにのんびりした時間を過ごせるお宿です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見る宿の魅力は、なんと言ってもすぐ目の前が海辺という最高のロケージョン。食堂、テラス、客室などどこに居ても大海原が目に飛び込んでくるその開放感といったら格別です。
その中でも一番の特等席が、波の音と海風が心地よい屋上テラスにあるジャグジー。近所には民家もなく、とっても静か。海が黄金に輝く夕暮れ、夜には満天の星空、キラキラ眩しい朝焼けと、波音をBGMに何度も入浴したくなるんです。滞在中はいつでも自由に利用できますので、至福の入浴タイムをどうぞ。遮るものは何もないからこそ、海との一体感を味わえますよ♪
写真:鮎川 キオラ
地図を見る目の前が海辺の立地だからこそ、部屋から水着のまま海へ直行、そして水着のまま戻ってきてジャグジー入浴なんてことができるのです。目の前の海は、海ガメが産卵に来るほど自然豊かな海なんです。美しい弧を描く穏やかなビーチとゴツゴツした岩場が続く海の両方が楽しめます。岩場には海の生物もたくさん!!小さな生き物との追いかけっこにお子さんは喜ぶでしょう。
宿のカヤックとライフジャケットを借りて(もちろん無料)、海上から岩場へ出かけてみることをお勧めします。波で侵食され小さな洞窟のようになった場所など神秘的な景色に出会えます。海上で眺める夕日もいいですよ。
比較的波も穏やかなので、カヤック初心者も上手に乗ることができます。まるでプライベートビーチのように誰もいないことも魅力のひとつ。でも、誰もいないからこそ、あまり沖に漕ぎ出しすぎないよう気をつけて遊んでくださいね。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るかぬたんは、海を眺めながら美味しく食事をいただけるオーベルジュです。旬の地元食材を積極的に取り入れたメニューは、真心こめて丁寧に作られています。宿の傍らには畑があり、オーナー自ら無農薬で育てた島野菜が食卓を飾ります。凝りすぎず、素材の味を活かしたお料理は、沖縄の「おいしい」を提供しています。
沖縄の太陽をたっぷり浴びてすくすく育った島野菜は、ビタミンやミネラル豊富で、なによりのごちそう。自畑採れたての野菜は、季節によって提供されるものが異なります。お楽しみに〜♪
【季節ごとに提供される島野菜(参考)】
春:ハンダマ、島ラッキョウ、シブイ(冬瓜)
夏:長命草、ニラ、ゴーヤ、島人参、雲南百薬
秋:カンダバー(芋の葉)、紅芋、四角豆
冬:ニガナ、大根、田芋、レタス類
※写真は夏の島野菜の前菜です。
写真:鮎川 キオラ
地図を見るかぬたんは、本部半島の観光にとっても便利な場所に位置しています。世界遺産の今帰仁城跡へ車で10分、美ら海水族館は5分、嵐出演のCMで人気沸騰中の古宇利島まで30分ほどとなります。ついつい「あれもこれも」と欲張ってしまいますが、お泊りの際は、宿の滞在時間を楽しむことも忘れずに。
沖縄の海を「青い海」と表現することが多いのですが、海は1日の中で表情を刻々と変化させます。海辺に建つ最高のロケーションだからこそ、ふと窓辺に目を向けると自然と目に入る海の景色。表情を変える海をぼんやり眺めて過ごす心地よい時間をぜひお過ごし下さい。
今回紹介した「海辺の宿 かぬたん」は、1日1組限定の宿ならではのおもてなしが光ってます。例えば、記念日に宿泊の際は、追加料金で夕食をフルコースに変更することもできます。ピアノの生演奏やサプライズスイーツ等の用意なども相談にのってくれるんです。
ゲストは、自分たちだけ。チェックインした時から、1組だけへの特別なおもてなしがはじまる素敵な時間に溢れています。
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この記事を書いたナビゲーター
鮎川 キオラ
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