紫陽花の名所・大田原市「黒羽城址公園」はライトアップの夜がお奨め!

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紫陽花の名所・大田原市「黒羽城址公園」はライトアップの夜がお奨め!

紫陽花の名所・大田原市「黒羽城址公園」はライトアップの夜がお奨め!

更新日:2015/06/15 17:38

趣美人 MAKKYのプロフィール写真 趣美人 MAKKY 関東旅行ブロガー、那須高原写真家、滝巡り案内人、那須の郷土研究家

「黒羽城址公園」は那須高原屈指の「紫陽花」の名所として有名で、約6000株以上の見事な色とりどりの紫陽花が咲き誇ります。城址公園の周辺には「芭蕉の館」や映画『禅 ZEN』の舞台となった、名刹「大雄寺(だいおうじ)」などもあって、紫陽花だけでなく歴史をたどる周遊散策コースとしても一見の価値があります。例年、もっとも綺麗な開花時期には「紫陽花まつり」が開催されて、特に夜間のライトアップがお奨めです。

一番の見どころはライトアップされた夜の紫陽花です。

一番の見どころはライトアップされた夜の紫陽花です。

写真:趣美人 MAKKY

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黒羽城は那須与一を中心として参集した、那須七騎と呼ばれる武将の一人黒羽藩主「大関高増」が、天正四年に築城した那須野が原最大の規模を誇る城郭でした。現在でも城跡の空堀が保存されており、梅雨時の紫陽花のシーズンには見事な開花を見せて、ここを訪れる旅人の目を楽しませてくれます。本丸跡に建つ「物見櫓」からは、那須連山や八溝の山並み、日光連山が一望でき、春には桜、初夏の紫陽花が特に有名な花の名所でもあります。

例年「紫陽花まつり」が開催されて、日中は大変な賑わいを見せますが、お奨めは「紫陽花まつり」期間中の夜間ライトアップで、色とりどりの紫陽花が昼間とは異なる、幻想的な姿を見せてくれます。

城の「空堀」斜面の「紫陽花」が見事、花の段々畑のよう♪

城の「空堀」斜面の「紫陽花」が見事、花の段々畑のよう♪

写真:趣美人 MAKKY

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城の周りを守るように造られていた堀が大切に整備され現在でも残っています。その斜面を覆い尽くすように「紫陽花」が植栽されていて、開花時期には見事な彩に包まれます。戦国時代に城を守るために作られた、急斜面の「空堀」は今では数えきれないほどの「紫陽花」に覆い尽くされ、さながら「花の要塞」のようです。

「紫陽花橋」を渡ると、松尾芭蕉の世界へと繋がります。

「紫陽花橋」を渡ると、松尾芭蕉の世界へと繋がります。

写真:趣美人 MAKKY

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俳聖「松尾芭蕉」は弟子の曾良と共に「奥の細道」の旅のなかで、黒羽に一番長く滞在したと記されています。実に14日間にわたり周辺を俳遊して多くの句を残しています。「紫陽花橋」は紫陽花を愛でながら、芭蕉が歩いた足跡を散策できる「芭蕉公園」や「芭蕉の館」そして黒羽城主の菩提寺「大雄寺(だいおうじ)」へと続く入り口となっています。

「紫陽花橋」の眼下には、「紫陽花繚乱」の世界が広がっています!

「紫陽花橋」の眼下には、「紫陽花繚乱」の世界が広がっています!

写真:趣美人 MAKKY

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紫陽花橋の上から堀跡沿いに紫陽花を展望することができます。毎年株分けの手入れされていることにより、年を追うごとに、その数が増して見事な「紫陽花」が開花します。昼の姿も美しいのですが、日没後の暗闇に包まれたなかに浮かぶ、ライトアップされた情景は格別なものがあります。「空堀」の底まで続く「紫陽花の花壇」は、訪れた方の誰もが見入る程の美しさに包まれます。

「黒羽城址」の周囲は古道に咲く「紫陽花」と歴史ロマンがいっぱい♪

「黒羽城址」の周囲は古道に咲く「紫陽花」と歴史ロマンがいっぱい♪

写真:趣美人 MAKKY

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紫陽花まつり実行委員会では紫陽花まつりを「松尾芭蕉の辿った古道に咲く紫陽花、繚乱」と銘打っています。紫陽花を楽しむだけでなく、黒羽城址公園界隈の芭蕉の館・芭蕉公園・大雄寺を含めた歴史ロマンを感じる古道の散策をお奨めしています。

まず、スタート地点の芝生でおおわれた広場は、城の本丸があったところです。「紫陽花まつり」の期間中はここがメインの会場となり、広場中央にある文化伝承館のステージでは、郷土芸能など様々なイベントが開催されます。

「芭蕉公園」は松尾芭蕉の門人であった、黒羽藩の家老・浄法寺桃雪の屋敷跡に作られています。芭蕉は黒羽に14日間滞在中、8日間を桃雪邸で過ごしました。当時の建物は残っていませんが、武家屋敷の趣は今も残しており、庭園には梅、紫陽花、三つ葉つつじ、秋の紅葉などの四季折々の風情が堪能できます。特に芭蕉公園の「ガク紫陽花」は見ものです。

散策コースの最終地点にある「大雄寺(だいおうじ)」は黒羽藩主大関家の菩提寺であり、総茅葺の本堂は室町時代の建築様式を現代に残している曹洞宗の禅寺です。この名刹は、「道元禅師」の生涯を描いた、中村勘九郎主演の映画『禅 zen』で撮影に使用されました。その佇まいは厳粛な雰囲気を漂わせており、気持ちを落ち着かせたい方には、併せてお奨めするスポットとなっています。

「黒羽城址公園」紫陽花まつりのおわりに。

黒羽は「松尾芭蕉」と縁の深い場所で、少し散策するだけで、芭蕉の句碑や足跡を沢山見る事ができます。紫陽花まつりの正式名称は「芭蕉の里くろばね・紫陽花まつり」で、城の周辺には「紫陽花」だけでなく、元禄の時代の華やかさと”わび・さび”を感じることができます。

黒羽城址公園⇒芭蕉の館⇒芭蕉公園⇒大雄寺の順に見て周るのが最適の鑑賞コースで、「紫陽花」を見ながら1時間強でゆっくり辿れる、お奨めの観光スポットです。ライトアップは例年6月20日前後から7月中旬まで実施されます。
また近くを流れる「那珂川」には観光簗もありますので、美味しい新鮮な”鮎の塩焼き”など如何でしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/02 訪問

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