写真:市川 芽久美
地図を見る京都市景観重要建造物、国の登録有形文化財に指定されている『冨田屋』。
代々受け継がれてきている、京都の歴史や文化を伝える建物の中には、伝統ある貴重な道具・調度類なども展示され、それらに囲まれながら、お茶席や着物、華道や書道などの体験や、京の食事などを楽しむ事が出来ます。
まずスタートは、代々受け継がれている商家のしきたり、暮らしぶりの説明を受けながら、敷地内を案内してもらいます。
写真:市川 芽久美
地図を見る『冨田屋』は"表屋造り"という特徴をもち、通りに面した母屋と表蔵、そして座敷と応接間、茶室で構成されています。
特に茶室は、武者小路千家官休庵九代家元・千宗守氏により「楽寿」の名を頂戴しているなど、由緒あるもの。蔵は"寶蔵(ほうぞう)"と呼ばれ、扉の漆塗りには、豆腐を使った独特の技法が使われていて、どれも目をみはる貴重で珍しいものばかりです。
『冨田屋』の13代目を受け継ぐ、田中峰子さん本人がいらっしゃる時も多く、その際は、彼女から直接お話を聞くことが可能です。
写真:市川 芽久美
地図を見るオーナーの冨田屋13代目、田中峰子さんは「見学頂くだけではなく、“暮らしのありよう”も知って頂くことで本物の京都を伝えることが出来る」と言います。
ここでは、文化体験も同時にでき、その種類もとっても豊富。
着付け、お茶席、 茶点て、茶道、華道、折り紙、昔遊びや舞妓ディナー体験などに加え、四季折々の行事体験などなど、数え切れないほどの体験コースがあります。
写真:市川 芽久美
地図を見る中でも定番の人気コースは、着物を着てのお茶席体験。
基本的なマナーの説明を受けながら、季節の京菓子と、お抹茶を楽しみます。
外国からのお客様からも大人気のコース。スタッフの方々は英語も堪能で、正座が苦手な方のために、着席型の茶室もあります。
着物を着て茶道を体験すると、より茶道の立ち居振る舞いの理解が深まります。
写真:市川 芽久美
地図を見る京の優雅な日本美を感じさせてくれる『冨田屋』。
町家造りの外観や室内、そして苔の生い茂る庭園、思わずシャッターを押したくなる美しい景色です。更に、着物を着て記念撮影をすれば、京都旅行の素敵な思い出になることでしょう。
いつも、国内外からのお客様で賑わう『冨田屋』。事前予約が必要なので、予定が決まったら早めの予約をお勧めします。
コンタクト先はMEMO欄をご参照ください。
京都旅行を更に思い出深く、充実したものにしてくれる『冨田屋』の体験を是非ご堪能ください。
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(2023/12/2更新)
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