写真:沢木 慎太郎
地図を見るパタヤは、タイの首都バンコクから南東へ約160キロ。綺麗な女の子たちがきわどいビキニ姿で踊り、ニューハーフのビューティーコンテスト世界大会(タレントのはるな愛さんが優勝)が開催されるなど、世界中から多くの観光客が訪れるアジア屈指のビーチリゾートです。
以前は犯罪が多く(男女のトラブルや麻薬など)、かなりややこしい場所だったのですが、近年は健全な観光に力を入れるようになり、ずいぶんと安心して遊べる街に変身しました。
何よりも、バンコクからのアクセスが抜群にいい!スワンナプーム国際空港から直行のバスが出ていて、これに乗って行く方が近いのですが、パタヤは熱海と歌舞伎町を合体させたようなところ。わざわざ日本から飛行機に乗って、これだけに絞って訪れるのはちょっと物足いかも……という方は、バンコク観光のオプションツアーのひとつとして行くのがベストです。
バンコクからタクシーに乗って、運転手さんにチップをはずんで、「本気で飛ばして」と言ったら、わずか1時間ほどで着いてしまいます。
都会の喧騒から一転し、気がついたらパタヤのビーチで二人肩を寄せあい、水平線に沈む美しい夕陽を見つめている。音もなく、穏やかに暮れてゆく空――。パタヤの夕陽は、好きな女の子を口説くのに味方してくれますよ!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るパタヤビーチは南北に約3キロ。北部はリゾートホテル、中部は商業施設、南部は夜の歓楽街となっています。カップルでショッピングや食事を楽しむのなら、パタヤの中部にある巨大ショッピングセンター「セントラル・フェスティバル・パタヤ」は押さえておきたいところ。
6階までは複合商業施設となっていて、高層階はヒルトンホテルが入居しています。34階建てのホテルからの眺望は、たいへん素晴らしいです。
しかし、高層階にまでのぼらなくても、パタヤの夕陽を眺めるのならセントラル・フェスティバルのテラスからでも十分楽しむことが可能。水平線の彼方へと沈んでゆく夕陽を背景に、ヤシの葉陰が黒いシルエットとなって浮かび、そこは愛をささやくカップルたちの聖地。オレって、最高!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさきほどご紹介した「セントラル・フェスティバル・パタヤ」ですが、タイシルクで知られるジムトンプソンや、可愛いリボンバックのNaRaYa(ナラヤ)のほか、海外ブランドも数多く入居。日本食のレストランが充実しているので、もしあなたの彼女がタイ人女性だったらすごく喜ばれます。
何といっても、リーズナブルな価格でパタヤの夕陽を眺めながら食事できることが最大の魅力。また、ヒルトンホテルのオープンテラスでの日替ランチビュッフェも大人気です。
しかし、筆者のおすすめは6階にあるスイーツ店「Sfree」。明るく開放的な店からパタヤの海を眺めながら、独創的なパフェなどを食べることができる超穴場のカフェです。彼女が甘党なら、をぜひ連れて行きたいところ!
写真のジャンボシュークリームは、絶対におすすめ。高さ20センチを超すダイナミックなクリームに、サクサクのパイ生地に季節にフルーツがどっさり。カスタードクリームの甘さも絶妙です。これで300円ほど。さすがタイランド価格です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、せっかくパタヤに来たなら、ちょっとぜいたくなホテルに泊まって、非日常の空間を味わおう。パタヤには、サイアム・ベイショアやロイヤル・ガーデン、ロイヤル・クリフといった高級感あふれるリゾートホテルがたくさんありますが、その中でもおすすめは「デュシット・リゾート・パタヤ」。
デュシットはパタヤビーチの北端に独立した形でゆったりと立地し、リーズナブルな値段の割にはたいへんリッチな気分にさせてくれるホテルです。特にホテルの前がプライベートビーチとなっていて、二人だけでゆっくり過ごすことができます。
海側の部屋からは、パタヤのビーチを一望。遠く水平線の彼方に、色鮮やかな夕陽が沈んでいきます。切なさが、赤い波間に漂う……穏やかに暮れてゆく空の果てを、いつまでも眺めていたくなります。
ところで、沖合に見える島影は、サンゴ礁に囲まれたラーン島。
切ない気持になった彼女にふっと、「明日、あの島に行こうか」とぶつやいたら、どうなるでしょうか――。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るで、こちらがそのラーン島。ご覧の通り、水がとってもキレイ!
パタヤ南部の桟橋から高速船で約20分。マリンスポーツのメッカとなっている島です。おすすめは桟橋からできるだけ遠く離れたビーチです。
小さな入り江のビーチには雑貨屋がたくさんあり、水着やパレオなども買いそろえることができるので、手ぶらでやってきても海水浴を楽しむことができます。
ハイシーズンをはずせば、ラーン島は人影も少なくなり、普段はとっても恥ずかしがり屋の彼女も大胆なビキニ姿に!
ラーン島からバンコクには十分に帰ることが可能な距離ですが、せっかくならもう一泊して、島の静けさをゆっくり感じていただきたい。パタヤのような高級なホテルはありませんが、ペンション感覚で泊まれる小さなホテルがあり、二人の気持ちをさらにぐっと近づけることができます。今度はラーン島の優しい潮騒が、彼女を心地よい気分にさせてくれることでしょう。
世界には、夕陽の美しい場所はたくさんあります。しかし、自分が好きだと思える人と一緒に見る夕陽が、世界で最高に美しい場所。ふたりの愛をパタヤの夕陽に誓ってみてはいかが?
ところで、パタヤの夕陽は、気になるタイ人女性をバンコクから誘い出すのにも有効です。タイの女の子は、すっごく可愛い!何をしゃべっても、子猫ちゃんの声にしか聞こえない。
「あした、パタヤに行こうか?」
「みゃー!みゃー!」
「オレのこと、好き?」
「みゃー!みゃー!☆みゃー!みゃーお!」
そんな可愛らしいタイの女の子を誘って、一緒に来てみるのもオススメですよ〜。
(※写真の無断使用厳禁!)
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/3更新)
- 広告 -