美術館まではTと呼ばれる地下鉄レッドライン、セントラル・スクエア駅(Central Square駅)から徒歩約10分、ケンダル/MIT駅(Kendall/MIT駅)から徒歩約15分でつきます。ケンダル/MIT駅から美術館に向かって歩く途中には、こんな奇抜なデザインの建物が!
これはスタタ・センター(Stata Center)と呼ばれる建物で、カナダ・トロント出身の建築家でフランク・オーウェン・ゲーリーがデザインしました。他にもカリフォルニア航空宇宙博物館などを手掛けた建築界の巨匠です。
普段も学生が勉強に使っており、「現代言語学の父」とも呼ばれるチョムスキーのオフィスもここにあります。
美術館は、10時から17時まで祝日を除き毎日開館しています。通常は入館料がかかりますが、9月から6月までは月の最終日曜日は無料で入館できます。(2015年6月現在)
大人も子供も夢中になって楽しめること間違いないので、ぜひ訪問してみてはいかがでしょう。
2階には、MITが今までに開発した様々なロボットが展示されています。形も人の顔をしたものや魚型、ロボットアームなどさまざまで、全然飽きません。
このユーモアあふれる表情をしたロボットは、キスメットという名前。驚きや怒りなどの感情を自由に動く目、唇、耳で表現できるようにつくられました。人と双方向でやり取りをすることを試みた世界で初めてのロボットです。
このように、MITが今まで行ってきた先鋭的な研究が、実物のロボットと共に説明してあるので誰にでもわかりやすい展示となっています。
期間展示は時期によって変わり、ロボットやコンピューター技術以外にも様々な展示が工夫をこらして行われます。
例えば、芸術作品に見えるこれらの写真は、研究に欠かせない画像解析の技術をつかって撮影されています。研究対象である物質も、見方と展示方法が違えばアートに早変わり!
このように、研究成果以外の部分や、普段は私たちが知らないような研究の裏側にある技術まで学べちゃいます。
第2・第4土曜日と毎週日曜日には、「アイデア・ハブ」と呼ばれる子供向けのワークショップが開催されています。
入館料を払えばだれでも無料で参加できます。参加する回によって、3D印刷やプログラミング等、内容が変わるので何度行っても楽しめます。子供よりもむしろ親のほうが真剣に取り組んでしまうかも!?
世界最先端の技術が学べるだけでなく、展示方法も体験型の展示が多いので大人から子供まで誰でも気軽に楽しめてしまう美術館です。科学や技術に興味がなくても大丈夫!
MITのキャンパス沿いにはチャールズ川が流れ、お散歩コースに最適。ボストンから隣の市まで少し足を延ばして、訪問してみてはいかがでしょうか。
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