“エクアドルの富士山”を望むホテル「アシエンダ・エル・ポルベニール」

“エクアドルの富士山”を望むホテル「アシエンダ・エル・ポルベニール」

更新日:2020/04/20 14:17

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
エクアドルの首都キトから車で約2時間30分南下した場所に、エクアドルの富士山と呼ばれる「コトパクシ山」があります。その雄大な景色の麓にあるアシエンダ・ホテル「アシエンダ・エル・ポルベニール」。
何世代にもわたり、広大な農地や牧場を所有する荘園(アシエンダ)でもあり、この地域に伝わる伝統の建築様式で建てられた大きなお屋敷と、広大な景色、美味しいレストランが人気のホテルです。

広大で雄大な土地に広がるアシエンダ

広大で雄大な土地に広がるアシエンダ

写真:市川 芽久美

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コトパクシ山麓の標高3,600mの場所に、1000ヘクタール(東京ドーム約210個分の広さ!)の農地や牧場を所有する一家があります。
昔は、その一家や従業員で住んでいた大きな家を、今では宿泊施設「アシエンダ・エル・ポルベニール(Hacienda el Porvenir)」として提供しています。
茅葺屋根に赤い土壁が印象の建物は、何百年も前からこの地域で使用されてきた独特の建築様式です。

広いお家のアットホームなサービス

広いお家のアットホームなサービス

写真:市川 芽久美

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宿泊客が利用できるリビングルームが5部屋もあり、まずは、暖炉付きの心地よいリビングルームで、暖かい紅茶やコーヒーを頂きながらチェックイン。チーズを小麦粉で包んで揚げた、熱々のエンパナーダもサービスしてくれます。

プライベートルームは、スイートルームを含め17部屋。バスルームやストーブが完備された温かみのある内装で、とても快適です。

「マチャイ」ルーム

「マチャイ」ルーム

写真:市川 芽久美

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このアシエンダ・ホテルの特徴は、プライベートルームだけでなく、“マチャイ(Machai)”と呼ばれる昔のテント型住居を模した部屋が10部屋あること。
テントといっても野外にあるわけではなく、2階の屋根裏部屋的な感覚のお部屋です。バスルームはシェアになりますが、リーズナブルでとても暖かく快適。

コトパクシ火山の石焼き料理など名物料理が充実

コトパクシ火山の石焼き料理など名物料理が充実

写真:市川 芽久美

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そして、何と言ってもお勧めなのが、エクアドルのアンデス地域(山岳地帯)の料理を提供する併設レストランでの食事です。
宿泊客だけでなくても利用できるこのレストランは、コトパクシ山の登山客からも大人気。

コトパクシ山の火山石で焼かれた「クックド・オン・ボルカニックストーン(Cooked on Volcanic Stone) 」料理は特にお勧め。
付け合わせも、エクアドルの食材をふんだんに使った家庭料理で、日本ではなかなか食べられない甘い白人参や、ユカ芋のマッシュなど、是非メインと併せてお楽しみください。
他にも「ウビージャ(Uvilla)」というアンデス地方で採れる食用ホウズキを使った料理など、ちょっとユニークなエクアドルメニューもあるので、是非様々な種類を挑戦してみてください!

アンデス山脈を馬でお散歩

アンデス山脈を馬でお散歩

写真:市川 芽久美

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そして、立地を活かしたアクティビティも豊富にあります。
コトパクシ登山の拠点として利用する方も多いですが、広大な景色を眺めながらの、ガイド付きサイクリングや乗馬を楽しむのはいかがでしょうか。
乗馬体験では、ポンチョなど地元の乗馬衣装も貸してくれるので、アンデスのカウボーイになりきって楽しめちゃいます。

また先ほどのレストランでは、エクアドル料理のクッキングクラスなどもあり、エクアドル産カカオを使ったホットチョコレートの美味しい作り方など、家族連れでも手軽に楽しめるクラスがあります。

南米のアンデスをアシエンダで満喫

昔の荘園の広い家を、宿泊施設にしているアシエンダホテルは幾つかありますが、リーズナブルに広大な景色や食を楽しみながら、快適に過ごすことの出来る「アシエンダ・エル・ポルベニール」は、コトパクシ山周辺で一番お勧めのアシエンダです。
伝統の織物を身にまとったスタッフや、小物の装飾がとても可愛らしい内装も落ち着きます。荘園の雰囲気をたのしみながら、この地域ならではの文化や料理も併せてお楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/30−2015/05/31 訪問

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