新鮮な源泉が掛け流し!奥会津「玉梨温泉」の無人共同浴場

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新鮮な源泉が掛け流し!奥会津「玉梨温泉」の無人共同浴場

新鮮な源泉が掛け流し!奥会津「玉梨温泉」の無人共同浴場

更新日:2015/09/16 15:23

フジイ サナエのプロフィール写真 フジイ サナエ 温泉ブロガー

福島県の西部に位置し、周囲を山に囲まれた奥会津地方の金山町周辺は、小規模な温泉地が集中していることから「金山温泉郷」と呼ばれています。そのほとんどは民宿や小さな宿が何軒かあるだけの非常に素朴な温泉地で、中には共同浴場だけの所もあります。

今回は、金山温泉郷の中でも特に素朴な趣きのある、玉梨温泉の共同浴場をご紹介します。

川沿いに建つとても小さな「玉梨温泉共同浴場」

川沿いに建つとても小さな「玉梨温泉共同浴場」

写真:フジイ サナエ

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玉梨温泉は、会津川口駅から国道400号線を車で10分ほど走った場所にあります。

玉梨温泉共同浴場は、国道と平行して流れる野尻川の対岸。「恵比寿屋」という温泉旅館の脇の朱塗りの橋を渡ってすぐの場所にある、小屋のような建物がそれです。

玉梨温泉共同浴場は無人の施設なので、料金200円以上を自主的に入り口のポストに入れて利用します。とても小さな施設ですが、建物や浴室ともに清潔で、地元の方たちにとても愛されている感じのする共同浴場です。

玉梨温泉共同浴場のお風呂は男女別の小さな内湯のみ

玉梨温泉共同浴場のお風呂は男女別の小さな内湯のみ

写真:フジイ サナエ

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浴室は男女別の内湯が一つずつあるだけで、湯船の大きさは四人ほどでいっぱいになってしまうほどのこじんまりした物。

一見殺風景ですが、湯船の片隅に飾られた造花などからは、管理をされている地元の方々のもてなしの心配りが伝わって来るようです。

温泉成分が結晶して赤く変色した浴槽

温泉成分が結晶して赤く変色した浴槽

写真:フジイ サナエ

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泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉の掛け流し。お湯自体は無色透明ですが、浴槽の表面は強力な玉梨温泉の源泉の成分が結晶して、赤褐色に変色しています。

洗い場には一応シャワーが一つだけ設置されていますが、とても小さな浴室なので、他のお客さんがいる時は頭や体を洗ったりは出来ないと考えた方がいいでしょう。

玉梨温泉共同浴場のほぼ向かいに建つ八町温泉「亀の湯」

玉梨温泉共同浴場のほぼ向かいに建つ八町温泉「亀の湯」

写真:フジイ サナエ

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玉梨温泉共同浴場の川を挟んだ反対側には、八町温泉の共同浴場が建っています。

玉梨温泉よりも大きくて風情のある木造の建物には「亀ノ湯」という名前が付けられており、こちらは混浴となっています。

亀ノ湯のお風呂は無色透明でかなり敷居の高い混浴

亀ノ湯のお風呂は無色透明でかなり敷居の高い混浴

写真:フジイ サナエ

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建物内は大きな湯船が一つあるだけで、洗い場やカランなどはありません。一応男女別の脱衣所が設置されていますが、お湯は完全に透明なので、女性にはかなりハードルが高い混浴風呂となっております。

泉質はややぬる目のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉。

しかし現在の八町温泉は、昭和44年の洪水で源泉が流されてしまったため、お湯の大半は玉梨温泉からの引き湯に頼っています。

最後に

かつては明確に二つの温泉地に分かれていたという玉梨温泉と八町温泉ですが、洪水によって壊滅的なダメージを受けた八町温泉の方には現在は共同浴場の亀ノ湯しか残っていません。
そのため、現在はこの二つの温泉地は玉梨八町温泉と同一の温泉地として呼ばれています。

尚、女性にはハードルの高すぎる亀ノ湯は、毎月八日は「八町」にちなんで終日女性専用となっていますのでご注意下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/03 訪問

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