池田屋は明治42年創業の老舗。この「宮乃餅」は、明治天皇にも献上されたという宇都宮を代表する銘菓で、古くから宇都宮土産として愛されています。
一口サイズのキューブ状の柔らかいお餅。それを包み込む上品な砂糖の甘さは、幅広い年齢層の好みにマッチする逸品です。そのまま食べてもよし、あんみつやみつ豆のトッピングにするもよし、アイスクリームの付け合せとしてもよく合います。どこか懐かしさを感じるお味、お茶と一緒に味わえばほっこりした気持ちになるでしょう。
いまや宇都宮だけでなく、栃木県内でも広く販売されている栃木乳業「レモン牛乳」。正式には「関東・栃木レモン」という名称ですが、レモン牛乳という愛称で今や広く全国に知られるようになりました。
レモン牛乳が生まれたのは戦後間もなくのこと。意外に歴史深い飲み物なんです。あらかじめご注意頂きたいのは、レモンといえども果汁は入っていないこと。レモンの味も……しません。「レモン」という響きから連想される爽やかさを味わって下さい。ちなみにレモン香料は含まれているので、レモンミルク風な香りは多少楽しめます。
お土産には200mlの小さいものがオススメ。レモン牛乳アイスやレモン牛乳まんじゅうなどの派生スイーツや、レモン牛乳のパッケージをモチーフにしたグッズもたくさんあるので、そちらも要チェックです!
揚げまんは日本全国各所にあり、とりたてて珍しくもありませんが、高林堂の「宮のかりまん」のカリカリ具合に勝るものはないでしょう。“かりまん”とは「かりんとうまんじゅう」の略。かりんとうの香ばしい風味豊かなおまんじゅうなのです。
創業明治18年という老舗和菓子店・高林堂の看板商品「宮のかりまん」は、度々メディアにも取り上げられ人気はもはや全国区。マツコ・デラックスが絶賛したことでも知られています。1日20,000個を売り上げたという実績が、その美味さを物語っているといっても過言ではないでしょう。
賞味期限は5日間。当日はもちろんそのままでカリカリですが、翌日以降はトースターで軽く焼いて食べれば、揚げたてのようなカリカリ感が楽しめます。
「餃子を目当てに宇都宮旅行してるんだから、お土産も餃子じゃないとダメ!」という頑ななアナタにオススメしたいのが、大越米菓店「餃子せんべい」です。創業大正15年の大越米菓店は、現在も宇都宮の米菓業界をリードする老舗。無添加にこだわった煎餅作りには定評があります。
この餃子せんべいも1枚1枚手焼き!包装も含め、昔ながらの手作業で作られています。原料となるお米は栃木県北部の大田原市で作られた有機米。ニンニクの香りが効いていて、餃子チックな雰囲気が楽しめます。
宇都宮土産の最定番といえばコレ!大正4年創業、うさぎや「チャット」です。鳥がおしゃべりしているようなパッケージや文字のフォントが可愛い、宇都宮の銘菓中の銘菓。ミルク風味の白餡をしっとりとした生地で包み込んだ“これぞお土産!”という逸品です。
この「チャット」という名前と包装のデザインは、なんとあの『人間だもの』でお馴染みの相田みつを氏が手掛けたというから驚き!そんなトピックスと共に親しい人に届けたい、王道の宇都宮土産です。
今回ご紹介したお土産は、宇都宮駅ビル「パセオ」などで気軽に買えるものばかり。この他にも宇都宮には魅力的なお土産がたくさんあるので、宇都宮観光や餃子屋巡りだけでなく銘菓巡りを目的に旅行しても面白いですよ!
ちなみに、栃木県観光物産協会が推奨するお土産には「とちぎ特産品」というシールが貼ってあります。ご紹介した宮乃餅、チャット、餃子せんべいも「とちぎ特産品」。このシールを目安にお土産選びをしてみるのもいいかもしれません。
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(2025/2/15更新)
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