故・高倉健さん『鉄道員(ぽっぽや)』ロケ地!北海道〜幾寅駅

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故・高倉健さん『鉄道員(ぽっぽや)』ロケ地!北海道〜幾寅駅

故・高倉健さん『鉄道員(ぽっぽや)』ロケ地!北海道〜幾寅駅

更新日:2015/06/24 16:21

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター

北海道のへその町、富良野市からJR根室本線で約50分の場所に無人駅「幾寅駅」があります。この駅は1999年に降旗康男監督、故・高倉健さん主演『鉄道員(ぽっぽや)』の映画のロケ地でもあります。映画では「幌舞・ほろまい」と言う地名で登場していますが、この駅のホームに立つと健さんのホイッスルが聞こえてくる様な、駅の構内では大竹しのぶさんの笑顔と遭遇できる様な、懐かしい気分が味わえます。

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二つの駅名を持つ「幾寅・いくとら」駅ホーム

二つの駅名を持つ「幾寅・いくとら」駅ホーム

写真:ミセス 和子

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ローカル線で無人駅が続く、JR根室本線「幾寅駅ホーム」です。駅の看板に「いくとら」と書かれていますが、いくとらと記名されているのは此処だけです。此処以外の駅名は全てぽっぽやの地名「幌舞・ほろまい」になっています。

ぽっぽやの映画の撮影は、冬のシーンが殆どでした。黒いオーバーコートを着て、このホームに立って列車を待つ幌舞駅長の佐藤乙松役・高倉健さんの姿が思い浮かびます。

冬の北海道は天候で列車が遅れる事が多いのですが、乙松駅長は定時到着時間から、列車が無事にホームに到着するまでの長い時間ホームで待つ駅長でした。

そしてわずか生後数ヶ月で一人娘を亡くした日も、妻が亡くなった時もホームに立って任務を遂行する乙松駅長でした。

今でも活躍している無人駅

今でも活躍している無人駅

写真:ミセス 和子

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駅のホームの階段を降りると、「ほろまい」の看板が目にはいります。此処は今でもそのままの状態で活躍している無人駅なのです。

この駅は1時間に1〜2本のローカル線が到着します。駅の外見も内装も全て当時のままで、ぽっぽやのファンが今でも撮影に訪れる場所でもあります。

第23回日本アカデミー賞(2000年3月)の最優秀作品賞、最優秀主演男優賞などがこのほろまい駅から生まれたのです。佐藤乙松駅長の思い出と一緒に、今でも大切に保存されているノスタルジックな駅舎です。

駅構内には、居住スペースも

駅構内には、居住スペースも

写真:ミセス 和子

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幾寅駅の構内には、ぽっぽやの撮影風景の写真が展示されています。切符売り場は、今ではカーテンが引かれていますが、この奥に乙松駅長が一人で日誌をつけたりする事務スペースがあります。そしてその奥には居住スペースがあります。

居住スペースは妻、佐藤静枝役の大竹しのぶさんと暮らした社宅でもありました。回想シーンの中で、妻静枝が駅構内で列車通学の学生におしるこをご馳走しているシーンが鮮明に思い浮かびますね。

映画の時代にタイムスリップしてみよう

映画の時代にタイムスリップしてみよう

写真:ミセス 和子

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「幌舞駅」の看板がかかっている駅舎正面です。古い木造の駅舎ですが、とても清潔に保存されていて、ぽっぽやのファンが映画の世界にタイムスリップできる駅舎です。

乙松駅長は根っからの鉄道員で、蒸気機関車のカマ焚き・機関士を経て1976年(昭和51年)より幌舞駅長に任命され退職を迎えようとしていた時期でした。

一人娘(雪子)が生まれた時に乙松が購入した、見覚えのある人形が駅構内に忘れられていたシーンがありました。そして夜間に続けて人形を取りに来た幼女、少女、最後には高校生の女子(広末涼子さん)が食事の支度をしてくれたのでしたが、その子は娘の雪子でした。

そしてある日、乙松は一人静かに亡くなりました。同僚らの手で、棺を列車に乗せて最後の別れをするのでした。胸が熱くなるシーンでしたね。

「幌舞駅」周辺も散策してみよう

「幌舞駅」周辺も散策してみよう

写真:ミセス 和子

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幌舞駅周辺もぽっぽやの映画ロケ地として、そのまま保存されていますよ。だるま食堂や床屋、民家など映画の世界にタイムスリップした気分になります。

この列車はキハ40 760で、ぽっぽやの撮影に実際に使われた物です。だるま食堂は長く営んでいた店主が亡くなり、過疎化の影響でお客が減った為、食堂は閉店になりました。

近隣の家も撮影用に造られた建物ですが、未だにそのままの状態で保存されています。この町でも、故・高倉健さんは大切な存在だった事が分かりますよ。

おわりに

北海道JR根室本線のローカル線で、ゆっくりのんびり旅をしたい方は、札幌から特急「スーパーとかち」に乗り、新得町でJR根室本線に乗り換える事をお勧めします。札幌から約3時間で幾寅駅に到着します。

ここ南富良野近郊は、冬はスキー、夏はラベンダー園などのガーデンめぐりを楽しむ事が出来ます。駅以外の観光を予定されている方は、ドライブ旅行をお勧めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/15 訪問

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