フィンランド・ロバニエミの「サンタクロース村」で本物のサンタクロースに大感動!

フィンランド・ロバニエミの「サンタクロース村」で本物のサンタクロースに大感動!

更新日:2015/07/30 17:20

フィンランド・ロバニエミのサンタクロース村は、子供のころ誰でも一度は憧れた、ふさふさのひげ・小さいめがね・赤い三角帽子をかぶったサンタさんと会うことができます。しかも、一年中いつでも会えちゃいます!大人も思わず子供に戻ってはしゃいでしまうかも!?

ほかにも、クリスマスに届くポストがある郵便局やトナカイが引くソリの体験など、こんなにクリスマスを満喫できるのは世界でここだけ!

北極圏に突入!運がよければ夜にはオーロラも見られるかも

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サンタクロース村があるロバニエミはフィンランド北部に位置し、北極圏の入り口から南へ8キロの場所にある人口3万5000人ほどの小さな街です。サンタクロース村自体は北極圏にあります。ヘルシンキから国内線で1時間20分、電車でなら10時間ほどで着きます。街の年間の積雪日数はなんと180日(!)最低気温の記録は、-45.3°Cでさすが北極に近いだけあるなといった感じです。

オーロラは9月初旬から3月下旬までの、雲があまりなく晴れた夜に見ることができます。観測場所のお勧めは、「ラップランド ホテル スカイ オウナスバーラ」の屋上です。中心街からタクシーで15分くらい離れた丘の上に立つこのホテル周辺はほどよく暗くて観測に最適。

観測の際は本当に本当に寒いと、「寒い」を通り越して「痛い」になるんだということが学べます。オーロラが出るまでは、休憩をとりつつ粘ることをお勧めします。もちろん、防寒対策は必須。フィンランドにも携帯カイロは売っていますが、まあまあいいお値段なので日本から持っていくとよいかも。ほかにも、靴下や手袋など末端の防寒対策は念入りにしていくとよいと思います。

巨大雪だるまがお出迎え!サンタクロース村

巨大雪だるまがお出迎え!サンタクロース村
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サンタクロース村へは、ロヴァニエミ市から路線バスまたはタクシーを利用して約15〜30分ほどです。着くと見上げるほど大きな雪だるまがお出迎えしてくれます。
村に着いたらさっそくサンタクロース・オフィスへ行ってサンタさんに会いましょう!オフィスの中の薄暗い廊下を通り、サンタクロースを手伝う小人の要請トントゥの案内で奥へ進むとサンタクロースが待つ部屋へとたどり着きます。
ちなみにここに到着するまでに通り過ぎる時計は、今の時間をクリスマス時期まで調節してくれる不思議な時計なんです。そんな不思議な時計の力も借りてサンタさんに会うまでにすっかり気分はクリスマス!

サンタさんは、まるで絵本から飛び出てきたような感じです。本物を見たことないにも関わらず、思わず「これは本物だ!」と思ってしまいます。しかも、なんとこのサンタさん簡単な日本語で話しかけてくれます。さすが世界中を毎年回ってプレゼント配ってるだけある!!フィンランド語が離せなくてもまったく問題ありません。子供は膝の上に乗せてお話を聞いてくれます。最後に握手をしてくれるのですが、その大きな手と暖かいまなざしは一生忘れることができない思い出になるでしょう。

個人のカメラで記念撮影はできないのですが、用意してもらったカメラで撮った写真や会ったときの動画も出口で買うことができますよ。

クリスマスに届くように発送してくれる素敵な郵便局

クリスマスに届くように発送してくれる素敵な郵便局
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郵便局の近くには世界各国までの距離を記した看板が。日本までは7000キロ以上!サンタさんが毎年移動する距離の長さを感じます。

ここには、世界中の子供たちからサンタさんへの手紙が毎日届いています。郵便局の中では切手やはがきを買うことができ、自分で書いたクリスマスカードを送ることができます。ポストは通常のものとクリスマスの時期に届けてくれるもの二つがあるのでそれぞれ用途に合わせて使ってくださいね。ここから出された郵便物にはサンタクロース村の特別の消印が押されて届きます。

自分で手紙を書く以外にも、クリスマスシーズンに届くサンタさんからの手紙を申し込むことができます。こっそり申し込んでサプライズプレゼントにするのもよいかも!?

気分はサンタクロース!?トナカイが引くそりにも乗れちゃう

気分はサンタクロース!?トナカイが引くそりにも乗れちゃう
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サンタクロースの必須アイテムといえば、トナカイが引くソリです。サンタさんが使うソリ、正にそのままのソリにここでは乗ることができちゃいます。チロリアン柄のかわいらしいハーネスをつけたトナカイさん達が、寒さをものともせずにソリを引っ張ってくれます。

冬は、ソリのほかにも3メートルほどの大きな雪だるまや氷のすべり台なども楽しむことができます。

インフォメーションセンターの北極圏の印で記念撮影

インフォメーションセンターの北極圏の印で記念撮影
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ロバニエミの街自体は北極圏に入っていないのですが、サンタクロース村までくると北極圏に入ります。インフォメーションでは、各種パンフレットがもらえるほかにも、北極圏到達証明書を発行してもらうことができます(有料)。ちなみにこの証明書は、多言語対応していて英語やフィンランド語のほかにも日本語で発行してもらうこともできます。建物の床には北極圏を示す北緯66度33分の線があります。

この建物の中は、インフォメーションのほかにもおみやげ物のお店が入っていてショッピングもできます。サンタクロースグッズのほかにも、トナカイの角を加工したアクセサリーや北極圏をモチーフにしたオブジェなどフィンランドらしいお土産を買うことができます。

おわりに

憧れのサンタクロースが自分の目の前で話しかけてくれる体験は、一生忘れられない思い出になること間違いなし!ここから送った手紙やクリスマスカードはクリスマスの頃に届くので、行った後の楽しみもつくることができます。

フィンランドを訪問する際には、ヘルシンキだけではなく少し足を伸ばしてサンタクロース村も行ってみてはいかがでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/30 訪問

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