博物館は、ワシントンメトロのギャラリー・プレイス・チャイナタウン駅(Gallery Place Chinatown Metro Station)から徒歩3分ほどの場所にあります。向かいにはスミソニアンアメリカ美術館が見えます。
2002年に開館した博物館はとてもきれい!館内は照明が控えめになっていて闇に紛れて活動するスパイ気分が盛り上がります。1階はチケット売り場になっていて、展示室に移動するにはエレベーターに乗って移動します。
チケットは事前にネットで買えるようになっているので、買っておくと並ぶことなく入場できます。
入り口から入ると目の前に車が見えます。なんとこの車は、映画「007」の撮影で実際に使われた車です。普通の車ではなく、ミッションを遂行するための様々な機能がついています。車が実際に使用された映画の1シーンは、後ろのスクリーンで見ることができるのでそちらも要チェック。
この他にも、映画「007」に関する展示がたくさんつまっているので、ファンの方にとってはたまらない博物館です。
1階から2階へ移動するとすぐに壁に名前・生年月日・職業などの個人情報が載ったパネルが貼ってある部屋に通されます。
この部屋では今日一日、自分が誰に扮してスパイとして活動するかをパネルの中から選んでその人の情報を覚えます。個人情報を頭に入れたら、今日一日はその人になりきって過ごすように言われます。
ただ見るだけではなく、このように自分が実際にスパイになった気分を盛り上げる仕掛けが博物館内にちりばめられているので子供も大人も夢中になって楽しめます。
スパイといえば、欠かせないのが変装です。ショーケースの中には変装に使うかつら、眼鏡、つけ髭などがずらりと並んでいます。実際に変装した顔の人をみると、もう元の顔は想像できないレベルです。
この展示の隣にはタッチパネルが設置してあり、駅の改札を通過していく人の中から変装したスパイを見破るというクイズに挑戦できます。このクイズ本当に難しいです。いかにスパイの変装が精巧か体験できるので、ぜひお試しあれ。
博物館の展示品の中には、アメリカ・中央情報局(CIA)やソ連国家保安委員会(KGB)が第二次世界大戦中や冷戦中のスパイ活動に実際に開発・使用していたものもあります。
こちらは、KGBによって開発された傘です。普通の傘のように見えますが、柄についた引き金を引くと傘の先から毒針が飛び出す仕組みになっています。しかも、展示してあるこの傘は、実際にロンドンで行われた暗殺にも使用されました。
この他にも、腕時計型カメラや靴底に隠された無線装置などスパイ映画さながらのかっこいい道具がたくさん展示してあります。
展示を見学してスパイ気分が盛り上がったらお土産ショップでスパイ道具を買うこともできます。そのスパイグッズは、定番のポストカードや缶バッジからペン型カメラや隠しカメラ発見器まで取り揃えています。
自分がスパイになったつもりで遊んで、さらに実在したスパイの仕事ぶりも学べちゃう博物館は一見の価値あり。
スパイ博物館から徒歩圏内にはアメリカ連邦捜査局(FBI)やチャイナタウンも近いのでそちらの観光もかねて訪れてみてはいかがでしょうか。
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(2024/10/16更新)
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