芭蕉ゆかりの地、『日本三景』松島!復興に向け沸き立つ松島で悠久の時の流れを感じる旅へ

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芭蕉ゆかりの地、『日本三景』松島!復興に向け沸き立つ松島で悠久の時の流れを感じる旅へ

芭蕉ゆかりの地、『日本三景』松島!復興に向け沸き立つ松島で悠久の時の流れを感じる旅へ

更新日:2013/05/10 17:58

戦国大名伊達政宗や俳聖松尾芭蕉らを魅了した絶景で知られる松島。国宝瑞厳寺に代表される文化的な価値としても高いだけでなく、豊富な漁場を持ち心も体も癒される温泉が湧いているなど、観光地として人々をいまだに引きつけて止まない風光明媚な土地です。

東日本大震災から2年、町民、漁業者、農業者、観光業者が一丸となって復興を目指している松島へ足を運んでみませんか?

松尾芭蕉が最も愛した地、「松島」

松尾芭蕉が最も愛した地、「松島」
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松島は宮城県松島湾内外にある大小260の諸島の総称で、「天橋立」(京都府)、「宮島」(広島県)に並ぶ日本三景の1つです。松島湾沿いに南側から「塩竈(しおがま)」「松島」「奥松島」の3つの観光地区に分かれています。

松尾芭蕉の「おくのほそ道」の冒頭で〜松島の月先心にかかりて〜とある通り、松尾芭蕉を旅に駆り立てたのがこの風光明媚な松島だと云われています。

写真は松島のシンボルの五大堂です。五大堂は807年、坂上田村麻呂が東征の際、毘沙門堂を建立し、次いで828年慈覚大師が瑞巌寺を開いた際、五大明王像を安置したことから、その名で呼ばれるようになったといわれています。
秘仏とされる五大明王像は五大藩主吉村が500年ぶりに御開帳した1700年代以降、33年に1度ずつ御開帳されるようになり、21世紀になってからは2006年に御開帳されたので次は2039年頃??まだちょっと先ですね(^^;)

五大堂のある小島には、すかし橋と呼ばれる小さな橋がかかっています。往く人、来る人がそれぞれ1列ずつ歩いていますが、足元に海面が見えて少しどきっとしますよ〜。五大堂からの松島の諸島の眺めもとっても素敵です♪夜は通年ライトアップされており、幻想的な雰囲気を漂わせています。

ひときわ目を引く朱色の橋。松島湾を歩いて福浦島へ。

ひときわ目を引く朱色の橋。松島湾を歩いて福浦島へ。
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福浦島は松島湾の東側に浮かぶ島で、全長252mの朱塗りの福浦橋で陸と結ばれています。島全部が県立自然植物園の指定を受けており、松林の中に250種もの草木が自生している自然豊かな島です。

島内には海岸に沿って歩ける散策路があり、弁天堂、見晴台、天神崎などを30分〜40分程で見て回ることができます。道の端々に季節の花が咲き、また四季折々に変化する松島の景色をたっぷり楽しむことができます♪五大堂から徒歩10分ちょっとの距離なのですが、私が訪れた連休中も観光客がまばらで、とってもゆったり観光ができ、松島の穴場なのかなと感じました(^^)


福浦橋を渡りきったところは小さな砂浜になっていて、小さなお子様のいるご家族が潮干狩りや浜遊びをしていました。橋を渡るのも浜遊びも、とっても楽しい思い出になりそうですね♪

二重にめでたい!?だるまおみくじ

二重にめでたい!?だるまおみくじ
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途中のお茶屋さん前で珍しいおみくじを見つけました!

だるまの中におみくじが入った「だるまおみくじ」です。
1個200円でおみくじがひけて、さらに小さなだるまももらえますよ〜♪ちょっとしたお土産にもなるかな!?

こちらのお茶屋さんでは軽食も頂くことができます。福浦島を一周して、ちょっと小腹が空いた時などに便利ですね!お茶屋さんの前はちょうど小さな展望台のようになっており、ベンチもあって皆さんゆっくり松島を眺めていましたよ〜。


そういえば松島で「観光俳句ポスト」を見かけました。木で造られた可愛らしい芭蕉人形とその横に小さなポストがあり、自分で考えた俳句を投函できるようになっています。2 ヶ月に1度開函した句の中から、特選句などを選ばれ公表されるそうです。
だるまおみくじも俳句ポストもとっても観光客の心を揺さぶりますよね♪

国宝瑞巌寺のシンボル、復興を目指す参道の杉並木を歩く

国宝瑞巌寺のシンボル、復興を目指す参道の杉並木を歩く
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写真は現在の瑞巌寺参道の様子です。左側は伐採が進んで参道外の風景が見えるようになっていますね。

瑞巌寺参道は松島海岸通りの総門から本堂に向かって300m続き、参道の両脇には約1,000本の杉が立ち並び、その木々の樹齢は2、300年、直径1m以上の大木、古木が多くあり、瑞巌寺の荘厳な雰囲気を醸し出していました。

震災による津波は参道の4分の3にまで到達し、杉は冠水。地盤沈下なども受け根が塩害を起こしたため、2012年9月〜10月にかけてに300本以上の杉が伐採されました。伐採された杉の木は「瑞巌寺杉プロジェクト」で新しい目的の為に活用されています。

明治維新前にはこちらの参道の両側に、片側6軒ずつの塔頭(子院)が並んでいたそうです。参道と並行して在る洞窟群には、五輪塔や笠付塔婆など無数の墓標が安置され、壁面にも彫りつけられています。

今も多く残る杉木立の参道を歩くと、悠久の歴史に触れているような、何とも言えない尊さを感じます。

試飲あり!!お土産に宮城県の地酒はいかがですか!?

試飲あり!!お土産に宮城県の地酒はいかがですか!?
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せっかく松島に来たのでたくさんお土産を、という大人の方にお勧めなのが宮城の地酒です。松島海岸通り、松島十二支記念館の駐車場に隣接する「むとう屋」さんは宮城県の地酒を多く扱う酒屋さんで、宮城県限定で販売されている地酒も多く扱っています。

蔵造りの素敵な入口を入ると、高い天井の店内の壁に沿ってずらりと地酒が並びます。
とっても気さくな店長さんで、好みなど伝えると丁寧におすすめの地酒をすすめてくださいました♪

私は宮城県を代表する「浦霞」の季節限定で発売されている「春酣(はるたけなわ)」と、店長さんおすすめの「真鶴」の超辛口純米「金箱」を購入しました。どちらも試飲しましたが、「春酣」は甘めでフルーティーな生酒で、日本酒に慣れていない方でも楽しめる飲みやすさです。「真鶴」は超辛口といってもシャキッとするような爽やかな辛さで、辛口には珍しい飲みやすさを持っています。

地酒以外にも、ガラスでできたグラスや、おつまみになる宮城県の魚介を使った缶詰、さらにはお塩など色々種類も豊富にありました(^^)


〜松島観光でのポイント〜
これからの季節は週末毎に松島周辺は観光客で大変混雑すると思われます。

観光のポイントその1、松島へ行くのは午前の早めがおすすめ。
特に車で行く際は駐車場を探すのに一苦労します。三陸自動車道の松島海岸ICを降りて45号線にぶつかる交差点の手前から渋滞が発生します。T路交差点ですが、左側には瑞巌寺や松島遊覧船乗り場があり、右側にマリンピア松島や雄島などがありますが、左に曲がる車が多く信号が変わっても曲がりきれないことも。朝10時前でこの状態でしたので、9時前くらいには到着していると駐車場まですんなり辿り着けそうでした。無料駐車場は町営の「三十刈駐車場」と「西行戻しの松公園駐車場」で、それ以外は有料となります。

観光のポイントその2、遊覧船に乗るなら事前予約がおすすめ。
休日になると遊覧船乗り場は朝から行列が出来ています。特に「仁王丸」の松島発着(50分)コースは人気があるので事前インターネット予約がおすすめです。

観光のポイントその3、お腹は空かせて行こう。
松島はアナゴやカキ、新鮮な魚介を味わえるお店がたくさん!!来訪の記念に是非、松島の味を堪能することをおすすめします。

1日時間をとってゆっくり観光すると色々な発見ができる松島、暖かくなって動きやすくなるこれからの時期にぴったりではないでしょうか♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/04/29 訪問

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