志賀島は博多港からフェリーで30分。島と言っても海の中道と橋で繋がっている島なので、車や電車、バスを利用して気軽に行くことの出来る島です。
それではパワースポットとしても名高い志賀海神社から志賀島巡りをスタートしましょう。
志賀島橋を渡ってすぐの場所にある志賀海神社は綿津見神(ワタツミノカミ)を祀る、海神の総本社です。入口には御潮井(おしおい)と呼ばれる清めの砂があるので、身体を清めてから鳥居をくぐりましょう。
深い緑に包まれる志賀海神社は厳かで神秘的な雰囲気、パワースポットと呼ばれるのも納得の神社です。
君が代は 千代に八千代に
さざれいしの いわおとなりて こけのむすまで
これは志賀海神社で年2回行われる神事、山誉め祭の神楽歌として古くから伝わる歌の冒頭です。不思議なことに国歌と全く同じ詞が歌われています。
このことから、この神楽歌を「君が代」の起源だとする説もあるようです。
潮見公園は志賀島の中心に位置する公園です。
志賀海神社から徒歩で約14分(車で約4分)と遠くない場所にあるのでぜひとも景色を楽しみに訪れて欲しい場所です。
標高170メートルの山頂にある展望台から広がる景色はまさに絶景で、海の中道や福岡市街地を360度見渡せる見晴らしのいい展望台です。晴れた日の景色は特におすすめ!
また、昼間だけでなく夜も楽しめるのが潮見展望台の素晴らしいところ。
博多湾を挟んで広がる福岡市内の街のきらびやかな明かりは、最高にロマンチックです。デートにもおすすめのスポットなのでぜひ訪れてみてください。
志賀島内には万葉歌碑が10箇所点在しており、志賀島に関する万葉歌は全部で23首と言われています。
万葉歌に詠まれた志賀島の情景を思い描きながら散策してみてはどうでしょう?歌意を調べて訪ね歩けば、更に楽しめるかと思います。
写真の万葉歌碑は潮見公園の展望台横にある第4号碑です。
小さい島なので1日とかからず10箇所全ての歌碑を巡ることが出来るでしょう。
先にご紹介した志賀海神社の境内にも歌碑がありますので、全ての歌碑を巡らずに、志賀島の主要な観光スポットを巡る過程で気楽に探し歩るくのもいいかと思います。
1784年に、漢委奴国王と記された金印が志賀島で発掘されました。
発見されたとされる場所に作られたのが金印公園です。こちらは志賀海神社から徒歩で約23分程(車で約4分)の場所にあります。
目の前に広がる博多湾、こちらも絶景ポイントなのでぜひ訪れて欲しい場所です!
発見された金印は国宝に指定されている為、福岡市博物館に展示されています。
また、徒歩10分の場所に蒙古軍の供養のために建てられた蒙古塚があるのであわせて訪れてみてください。
そして志賀島へ車で行かれる方にお勧めしたいのがこのお店、「やすらぎ丸」です。
海ノ中道から志賀島へ向かう道路沿いの空き地に船の形をした移動販売店がポツンとあるので、すぐに目に留まるはず!
地元福岡では有名なホットドック、志賀島名物とも言われている「金印ドック」がこちらで購入出来ます。
イカのフライとビーフステーキが交互に挟んであり、ソースはケチャップとマヨネーズのオーロラソース。パンの表面はカリっと焼けていて中はフワフワ!
一度食べたらきっと病みつきになる、車で志賀島へ行くならぜひ食べて頂きたいホットドックです。
やすらぎ丸の詳しい情報は関連メモをご覧ください。
今回写真で紹介することはできませんでしたが、休暇村志賀島にある、金印の湯もおすすめのスポットです。
島内唯一の天然温泉で、日帰りで利用することも出来ます。
ウォーキングで疲れた体を温泉で癒してみてはいかがでしょう?露天風呂から玄界灘を見渡すことができ、天候や時間帯が合えば玄界灘に沈む夕日を拝むことも!志賀島を満喫した後の締めにぴったりの温泉ですね。
たっぷり満喫するならレンタルサイクルやドライブで楽しむのもお勧めです!
歴史と絶景が楽しめる志賀島、思い出作りにぜひ訪れてみてください。
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