ベトナム・チャウドック名物サム山の麓で過ごす「ヌイ・サン・ロッジ」

ベトナム・チャウドック名物サム山の麓で過ごす「ヌイ・サン・ロッジ」

更新日:2020/04/20 12:37

古川 悠紀のプロフィール写真 古川 悠紀 ベトナム全国旅ライター
メコンデルタ地方の秘境ともいえるチャウドックの町では、多くのベトナム人仏教徒が参拝に訪れるサム山が名物。そのサム山の麓に建つ「ビクトリア・ヌイ・サン・ロッジ(Victoria Nui Sam Lodge)」では、カンボジアの国境を見渡せる断崖で食事をとったり、どこまでも続く田園風景を眺めることができるプールで泳ぐことができたりと、すばらしい滞在時間をおくることができます。

サム山の麓に建つからナイトマーケットも徒歩圏内

サム山の麓に建つからナイトマーケットも徒歩圏内

写真:古川 悠紀

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ホーチミン市からバスで約6時間のところにあるチャウドックの町。ローカル色満載で、「メコンデルタの奥地にやってきた」とつい感慨に耽ってしまいます。外国人観光客が宿泊して満足できるようなホテルは、サム山では今回紹介するホテルしかありません。

ホテルは麓に建つので、ナイトマーケットが開かれるバー・チュアスー廟界隈まで徒歩圏内です。また、自転車を無料でレンタルすることができるので、登りはきついですが、サイクリングも可能です。また、毎日定刻で無料のシャトルバスが発車していますので、こちらも利用する価値があります。

断崖から見渡す絶景を愛でながらとる食事は格別

断崖から見渡す絶景を愛でながらとる食事は格別

写真:古川 悠紀

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ホテルの入口にはロビーが広がり、その奥にレストランが併設しています。屋外に出ると、一本の通路があり、断崖に建てられた小屋があり、食事や休憩スペースとして利用することができます。

辺りはのどかな田園風景が広がり、野鳥のさえずりが聴こえてきます。遠くに見える田園は境界線こそ見えませんが、隣国のカンボジアとのこと。人工的なネオン看板は一切なく、静かな時間を過ごすことができます。

朝食とディナーは優雅な食事を

朝食とディナーは優雅な食事を

写真:古川 悠紀

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ホテルの周辺にはレストランは一切なく、食堂がバー・チュアスー廟界隈にある程度。ですので、滞在中はホテルで食事をとるのもおすすめです。メニューはどれもベトナムの定番料理。朝食はコースでドリンク、パン、オムレツ、フォー、など好きな料理を選択することができます。

ディナータイムでは充実したメニューが用意され、ベトナム人一般家庭で食べられる家庭料理から食堂料理まで揃い、どれも一流シェフにより一手間加えられています。風が強かったり、天候が悪いときは、屋内席を利用しましょう。こちらも落ち着いていて静かに食事をとることができます。

客室はテラス席完備の清潔な内装

客室はテラス席完備の清潔な内装

写真:古川 悠紀

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敷地奥の石段を下ると、左右に客室が並んでいます。どの部屋も広々としたテラス席を完備し、ベンチに座ってくつろぐことが可能。寝室はケーブルテレビ、無料WiFi、ミニバー、温水シャワー、アメニティが完備。幅広いベッドには虫除けの蚊帳が付けられているので、夜は蚊を気にせずぐっすりと眠ることができます。

余暇は絶景が見られる屋外プールで過ごしてみては

余暇は絶景が見られる屋外プールで過ごしてみては

写真:古川 悠紀

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ホテル内施設で是非利用してほしいのがスイミングプール。客室のある石段を下った先に広がり、プールサイドにはデッキチェアとバーカウンターがあり、スタッフを呼べばドリンクをオーダーすることができます。

プールは奥へ行けば水深が深くなり、大人でも足がつかなくなるので注意が必要。しかし、ここから望む景色は絶景です。敷居がないので目前に180度の水平線を見渡すことができ、のどかなチャウドックの景色を眺めることができます。夜はプールサイドがライトアップされてロマンチックな雰囲気が漂います。泳がなくともデッキチェアでくつろぐだけでもリゾート気分に浸ることができます。

何もしない贅沢を堪能してみては

チャウドックの町並みを散策したり、サム山の寺院観光やナイトマーケットを楽しむのもおすすめ。しかし、ヌイ・サン・ロッジでなにをすることもなく時間を持て余してみるのも、日本ではなかなか体験できないひとときとなるでしょう。絶景を愛でながら食事をとり、プールサイドのデッキチェアでカクテルを飲みながら読書をする。そんな贅沢な滞在時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/18 訪問

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