「チームラボ」は2001年に東京大学大学院生と東京工業大学大学院生を中心に設立した会社です。
「社会では、チームでクリエイティブな成果を出すことを求められてきているのに、今の教育は個人間の競争に終始している。共に何かを創り上げるスキルを学ぶ場がない。共同的で創造的な体験、つまり、「共創(きょうそう)」の体験、それが、今、子どもたちにとってもっとも大事なのではないか」という思いが「未来の遊園地」の始まりです。
店舗内には6つのアトラクションがありますが、そのすべてのコンセプトが「共創」という言葉で統一されます。このテーマを踏まえたうえで、細かくアトラクションを見ていきましょう。
写真:藤谷 愛
地図を見る店舗内部には大きなメインスクリーンが二つあります。
これは「お絵かき水族館」と「お絵かきタウン」というアトラクションです。
魚や車の輪郭が描かれた用紙に各自が好きなようにお絵描きをし、その用紙をスキャンします。すると、描いた魚がスクリーンの水族館を泳いだり、描いた車が立体になってスクリーンの街を走ったりし始めます!その可愛さに子供も親も大興奮。
「お絵かきタウン」では専用のスキャナーでもう一度スキャンをすると、描いた絵が世界で一つの展開図となってプリントされ、工作コーナーで立体に組み立てることができます。親子でクラフト作業をして、記念に持ち帰って下さいね。
ちなみに、「お絵かきタウン」では約30分に1回、大事件が起こります!「お絵かき水族館」でもスクリーン上でいろいろな物に触ってみてください。お魚たちが一気に集まってくるアイテムがどこかにありますよ。
写真:藤谷 愛
地図を見る「未来の遊園地」のスタッフの方が「最近の子供はケンケンパを知らないんですよ。」と衝撃の発言!実際、アトラクションの一つ「つくる!僕の天才ケンケンパ(以下、ケンケンパ」)も非常に人気のアトラクションで、○△□ によるケンケンパのコースを、オリジナルで作ることができます。
タッチパネルでコースを作り上げていくデザイナー係と、実際にケンケンを飛ぶ係に列が分かれるので、デザイナー係は飛ぶ相手を考えて、いかに面白く、無理のないデザインに仕上げるか、など創造性と協力性が育まれます。
ケンケンパは、○△□を踏むたびに光が溢れ、同じ色を2回踏むと、それに反応してエリアのBGMに変化が起きます。
「未来の遊園地」一番人気のアトラクションが、カラフルなボールが舞う「光のボールでオーケストラ(以下、オーケストラ)」。
実はこのボール一つ一つに仕掛けがあり、ボールに触れると色が変わり、音が鳴ります。子供たちは「なんで色が変わるの?なんで音が鳴るの?」と不思議なボールを転がしっぱなしです。 転がす回数によって音の数や種類が増え、いつしかみんなで創り上げる音と色の世界が広がります。
「オーケストラ」はお子さんの体格に合わせて二つのエリアに分かれています。小さなお子さんは「赤ちゃんエリア」で遊ばせるようにしましょう。
親御さんはその光景を見守るだけ?いえいえ、写真をよく見て下さい。ボールは下に転がっているだけではありませんよね?大人にしか遊べない仕組みがあります。ぜひお試しください。
写真:藤谷 愛
地図を見る「つながる!積み木列車」は、大人が一番ハマるアトラクションでもあります。
写真のテーブルには立方体の積み木がたくさん並んでいます。実は、この積み木の色がポイント。青の積み木をを並べると川が流れ、その上を船が航行します。色の組み合わせ、数の組み合わせでどのような街ができるのか、お子さんも親御さんも想像力をフル稼働させること必至。また、自分の積み木と他のお子さんの積み木がつながり、新たな展開が生まれることも。ぜひそういう時は子供同士で話をさせてあげて下さいね。そのコミュニケーションこそが「共創」なのです。
つながりながら、街が発展すると、いろいろな乗り物が走りだします。新幹線やドクターイエローも走ったりするので、乗り物好きな方にもお勧めのアトラクションです。
これからの季節、子供を遊ばせる場所にも悩むお天気が続きますが、「未来の遊園地」は屋内の為、天気に左右されません。
空いている時間帯は平日の朝一番や、週末の午後3時以降、とのこと。また、全部のアトラクションをじっくり楽しむとなると、最低でも1時間半は見ておいた方がよいでしょう。今後もアトラクションの入れ替えやイベントなどを予定しているということなので、ぜひ何度も親子で訪れてみてくださいね。
なお、「ららぽーと富士見」以外でも、「チームラボアイランド -学ぶ!未来の遊園地-」を期間限定で体験できます。イベント情報は「MEMO」のリンクからご覧ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/14更新)
- 広告 -