写真:すがた もえ子
地図を見る横浜駅からバスで約10分「中央市場前」下車すぐの場所に、横浜市中央卸売市場本場(ほんじょう)という市場があります。横浜市内には他にも市場がありますが、中央卸売市場が最大級の市場です。
昭和6年2月に現在の神奈川区山内町に開設された横浜市中央卸売市場本場は、全国で3番目、東日本では最初の中央卸売市場です。
水産棟・青果棟のいずれも現在も全国でも有数の市場として取引を担い、平成23年2月に開設80周年を迎えました。
市場市民開放として公開されるのは水産棟になります。
写真:すがた もえ子
地図を見る一般開放で最初に訪れたいのが、9:00から来場者へ配布される「ふるまい」のサービスです。内容は季節によって変わります。(取材時はつみれの味噌汁)
先着順で数に限りがありますので、お早めにどうぞ。(月によっては提供の無い場合もあります)
写真:すがた もえ子
地図を見るマグロの専用包丁で目の前でマグロが解体されていく豪快なマグロの解体ショーは迫力満点!巨大なまぐろが5分ほどでさばかれていく様子は圧巻です。
長い専用包丁はまるで日本刀のよう。
解体されたマグロの味見もさせてもらえるのは楽しみの一つです。
いつも大人気で、多くの観客でにぎわっています。
写真:すがた もえ子
地図を見る「市場体験ツアー」は、普段見ることのできない市場内の施設を見学することができます。事前の申し込みは必要ありませんが、ツアー参加者にはネックホルダーが配布されますので、集合時間までに警備室前へ集まってください。
毎回小さなお子さん連れや年配の方まで、幅広い年齢層の方が参加されています。
中央市場内にまつられている稲荷神社や、マグロの超低温冷蔵庫(写真)での南極体験は大人気です。マイナス45度の冷凍庫は一瞬で鼻毛が凍り付く寒さ!
危険ですのでサンダルの等の滑りやすい履物の方は、超低温冷蔵庫には入れないのでご注意を。冷凍庫に入るなら足の露出しない滑らない靴と、半そでの季節なら一枚上に羽織るものを用意するのをお勧めします。
他にも市場でたくさん使われる発砲スチロールの再処理施設やいろいろな魚などが泳ぐ活魚槽、マグロのセリ場を見学することができます。
写真:すがた もえ子
地図を見る毎回大人気なのがお魚のプロによる「魚のさばき方教室」です。来場者が実際にお魚をさばき、調理のコツ等を学べる教室になります。
初心者の方にもわかりやすい指導で男性の参加者も多く、事前に申し込み(抽選の場合もあり)をしなければいけなほどの人気ぶりです。
「魚のさばき方教室」に参加したい方は、正門警備室前での事前申し込みを忘れずにお済ませください。
この他にも毎回旬の魚をテーマとしたおさかなマイスターによる「お魚教室」”や「マグロマイスター講座」など、一般開放は見どころ満点です。
開放されている時間が9:00〜11:00の2時間のみと限られていますので、絶対みたい場所があれば、優先的に見学されたほうがいいでしょう。
また、この日は一般の方も市場価格で新鮮な魚介類を購入する事ができます。ただし宅急便などで送る事はできませんのでご注意を。
関連棟の食堂で新鮮なお魚を堪能するもよし、普段は入れない市場の魅力を堪能してください。
今回ご紹介したのは取材時の内容となり、各イベントは開催される月によって異なります。詳しくは公式ページでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/2更新)
- 広告 -