写真:村松 佐保
地図を見る東京ドームの7倍ほどの34ヘクタールという広さを持つ動物公園は1985年に開園しました。緑に恵まれた園内には四季折々の植物が彩りを添えています。
千葉市動物公園へのアクセスは、公共交通機関利用の場合、都心からわずか50分! 千葉駅から千葉都市モノレールに乗って12分ほどで動物公園駅に到着します。改札から正門まではわずか1分歩道橋を歩くだけです。園内には1500台以上収容できる駐車場も完備されていますので、お車の方も安心です。動物公園へのアクセス詳細は、下記[MEMO]「千葉市動物公園 交通案内」をご覧ください。
写真のフクロテナガザルが、迫力ある鳴き声の持ち主です。テナガザルの仲間では最も大きく、間近で見るブラキエーション(腕渡り)はド迫力! のどにある大きな袋を膨らませて、園内に響き渡るほどの鳴き声を発します。いつ鳴くかはお楽しみ! 大きな鳴き声が聞こえてきたら、すぐに会いに行ってみてください!
写真:村松 佐保
地図を見る◆モンキーゾーン・・・ワオキツネザルやフクロテナガザル、ニシゴリラなどさまざまなサルに出会えます。オランウータンはドーム型展示場で悠然と綱渡りをしています。
◆小動物ゾーン・・・・木立の中に4つの建物が配置され、大人気のレッサーパンダやアメリカビーバーなどかわいい動物たちを間近に見ることができます。半地下式構造に展示されているコツメカワウソは、水中での様子も観察できます。
◆子ども動物園・・・・ヤギやヒツジなど子ども達が直接ふれあうことのできる親しみやすい動物たちが展示されています。
◆草原ゾーン・・・・・オオカンガルーやアミメキリン、ダチョウやエミュウなど、パノラマ式の展示場で観察することができます。
◆鳥類・水系ゾーン・・マガモやタンチョウ、エジプトハゲワシなどの鳥類のほかに、カリフォルニアアシカもいます。水槽の地下が見学通路になっています。
◆動物科学館・・・・・夜行性動物や南米の小型サル、熱帯植物の温室には熱帯性鳥類やナマケモノが放し飼いになっています。また模型やパネルによる動物解説もありますので、学習の場としても最適です。
園内MAP詳細は、下記[MEMO]「動物公園 施設案内」でご確認ください。写真は大人気のミーアキャットです。背筋をピンと張って見張り役を仰せつかっている?
写真:村松 佐保
地図を見る広大な園内に植えられた200種類以上の樹木は、一年を通じて訪れる方々を楽しませてくれます。サクラだけでも10種類以上あり、それぞれ開花時期が異なるので長い期間楽しめます。ツツジの花が咲く頃には、ナミアゲハやクロアゲハなど昆虫たちもたくさん集まってきます。初夏になればトウネズミモチが黄白色の花をたくさん咲かせ、秋になると黄や赤に色づく樹木。そして寒さに向かう季節にはサザンカが森に彩りを添えてくれます。
園内はお食事処も充実していますので、手ぶらで遊びに来られるのも嬉しい! 「森のレストラン」には、キッズスペースや授乳室も完備されていますので、お子様連れの方々も安心です。もちろん、芝生広場で食べるお弁当も最高! 「森のレストラン」詳細は下記[MEMO]「森のレストラン&SHOP」をご覧ください。
写真は、展望デッキから臨む草原ゾーンです。手前に展示されているグレビーシマウマからキリンまで見渡せる眺望は格別です。デッキの下には売店や自動販売機があり、一休みできるスペースとなっています。
写真:村松 佐保
地図を見る「学びの場」として作られた白亜の建物「動物科学館」には、熱帯雨林をテーマとした動物たちが展示されているほか、模型やパネルによる動物解説や専門書を集めた図書室もあります。1階にはミナミコアリクイ、スローロリスなどの夜行性動物、2階にはコモンマーモセットやピグミーマーモセットなど南米の小型サルたちが展示されています。
吹き抜けになった熱帯植物の温室バードホールでは、カンムリバトやオニオオハシなど色鮮やかな鳥たちが飛び回っています。目の前で羽ばたく姿と羽音は大迫力! バードホールでは人工のスコールが降ってくることもあります。
写真のフタユビナマケモノも木々の隙間でのんびりと過ごしています。長いかぎ爪でどこかの枝にぶら下がっていますので、ぜひ探してみてください。のっそりと木を伝う姿がなんともかわいい!
動物科学館詳細は、下記[MEMO]「千葉市動物公園 動物科学館」をご覧ください。
写真:村松 佐保
地図を見る動物公園の正門を入って右手に進むと、森に囲まれた憩いのスペース「大池」が迎えてくれます。水面をおおい包むように生い茂る樹木は、四季の移り変わりとともに姿を変え、まるで美しい絵画をみているようです。
木々におおわれた小道を歩くと、鳥たちの鳴き声が心地よく耳に響き、水面に浮かぶ睡蓮やカルガモに癒されます。池の淵まで足を進めると、何匹もの大きな鯉が足元まで押し寄せてきます。いっせいに開ける大きな口がとても印象的。
「大池」は、カルガモやコガモ、カワセミなど野鳥が自由に飛来できるようになっていますので、バードウォッチングを楽しみに訪れる方々も大勢います。池に映し出される空や樹木の姿は、季節によって美しさを変えます。森が黄や紅に染まる紅葉の季節もおすすめ! 尽きることのない「大池」の美しさを堪能してください。
千葉市動物公園の開園時間や入園料等詳細は、下記[MEMO]「千葉市動物公園 ご利用案内」をご覧ください。
自然があふれる千葉市動物公園はいかがでしたでしょうか。森や草原が広がり、季節の樹木や植物が彩る公園内で過ごす動物たちのかわいい姿に日頃の疲れも吹き飛びます。ご年配の方からお子様まで安心して楽しめる千葉市動物公園で日常の喧騒から離れて、すてきな一日を過ごしてみませんか!
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この記事を書いたナビゲーター
村松 佐保
大自然に惹かれて、東京から群馬県の嬬恋村に移住しました。私の住まいは村の南部で、長野県寄りの標高の高い地域です。周囲には豊かな自然が広がり、四季の移り変わりを肌で感じる日々を送っています。鴬のさえずり…
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