今回ご紹介する下田市にある「白浜神社」は、国道135号線沿いにあり、すぐ隣には、伊豆最大のビーチ「白浜大浜海水浴場」があります。夏になると多くの人々で賑わうビーチと違って、神社は、静かすぎるほど静か。その上、国道沿いにあるにも関わらず、気を付けないと通り過ぎてしまうほど、ひっそりとしています。
ここは、神社入口です。参拝するには、鳥居を軽く一礼してから、手水舎で手を洗うなどして身を清めましょう。そして、次に本殿でお参り。多くの神社は、参道から延びた突当りに本殿があると思いますが、ここは違います。ここから見える建物は、本殿ではなく拝殿です。
本殿は拝殿の左側にある参道を、2・3分程上った拝殿の裏手にあります。
なので最初は、拝殿で軽く拝んで敬意を表してから本殿へ行きましょう。
参道を登ると、このように「これより御本殿聖域」と書かれた立札があって、心が引き締まるような神秘的な雰囲気。洗練されたオーラたっぷりで、ここに来るとただならぬ感じを肌で感じとることができます。
ここには、伊古奈比当ス(いこなひめのみこと)を中心に4つの神様が祀られていて、伊古奈比当スは、愛と知恵と美の女神。その次の順位で、勇気と繁栄発展にご利益のある三嶋大明神も祀られていて、こちらの神様は、「伊豆国一の宮」と言われる最も大きな社の三嶋大社に祀られている神様と同じです。
平安時代に「伊古奈比当スの怒りを鎮めるため、三嶋大明神と共に、国が特別の神社として扱った」などの記述が日本後紀にあり、遥か昔から一目置かれた存在。
そんな由緒ある神社で祈れば、きっと力強いエネルギーが頂け、心の奥に潜むわだかまりまで無くしてくるれるようです。
参拝の作法は、二礼二拍手一礼。2回深くお辞儀をして、2回手を打つ。そして、もう一度お辞儀。
看板に注意書きがありますが、ここは神聖なる場所なので、参拝者以外の入場は禁止です。
こちらは変わって、見目(みめ)弁財天です。
ここに祀れている見目神は、三嶋大明神の神髄で、縁結びと芸能の女神とされています。
この見目神が「三嶋大明神にお后様を見つけて夫婦になった」との由緒から、良縁、子授け、夫婦円満などのご利益があると伝えられています。
ここは別名「縁結神社」とも呼ばれ、神様もお世話になったほど、効き目ありの神社。
そんな場所で、祈ればきっと、願いが通じること間違いなし!
「良縁を願いたい!」という方は、境内の受付で、縁結び特別祈願を行っているので、そちらで祈願すればきっと願いが叶うかもしれません。境内では、姫みくじ、恋みくじなどを売っているので、まずはこちらで運試しをしてみるのもお勧めです。
白浜神社では、神前結婚式歌手を受付しており、歌手の西城秀樹さんなど著名人も式を挙げているほど、昔から知られた場所。恋愛運をアップされたい方には、絶対外せないスポットなのでお見逃しなく!
見目弁財天は、本殿へ向かう参道付近にあり、本殿で参拝した後に立ち寄れば、更にご利益がパワーアップするかもしれませんね。
こちらは、白浜神社に隣接する駐車場から数分歩いた場所にある白浜海岸です。ここは神社の裏側に位置し、突如現れるこの光景に、誰もがあっと驚いてしまうほど素晴らしい眺め。
海に突き出した剥き出しの巨石、青い海、押し寄せる白波など、何とも美しく、それに加えて鳥居の朱色が融合して、何とも幻想的な空間を醸し出しています。
巨石に上がれば、海上に浮かぶ伊豆七島を見渡すことができ、まさに絶景!
ここは遥拝所のようで「神官が伊豆七島の神々に恵みを祈ったところ、沢山のさんまが打ち寄せた」などと云われ、ここの名物「さんま寿司」の発祥とされる場所なのだとか・・・。
ここは白砂がとても綺麗で、白浜の語源にもなっている海岸。遥か昔に海底火山から噴出した火山灰などで、ここから見える巨石は出来ているそうです。そのため、よく目を凝らしてみると、貝殻など海底火山だった頃の名残を見ることができるので、探してみて下さいね。
白浜海岸は、年間30万人以上が訪れる人気の海水浴場。全幅700mもある広大なビーチなので、夏は併せて海水浴を楽しまれても良いですね。
白浜神社の境内には、国指定天然記念物になっているアオギリや、樹齢2000年を超える命を授ける御神木「薬師の柏槙」など、パワースポットはまだまだ点在!
幾年もの時を超えた歴史ある神社でお参りすれば、きっとご利益があること間違いなしです。
ここを訪れて、幸せをガッチリ掴んでみませんか?
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