ゲストはホテルへ「非日常感」を求めますが、落ち着いた快適性や利便性といった「住」の要素も大きく加味されます。更に「癒しの空間」であることも重要です。
最近、ホテルのタオルや枕にシーツといったホテルグッズの売れ行きが良いといいます。「ホテル仕様」が好きな人も多いのではないでしょうか。それだけホテルは快適な空間であることの裏付けですが、「住」と「ホテルステイ」の密接な関係は、ホテルステイの永遠のテーマのような気がします。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る大阪難波の中心にある「フレイザーレジデンス南海大阪」は、、「ホテルと住」の両面を持ち合わせた「レジデンスホテル」という究極のスタイル。都市生活者や日本に滞在する外国人にちょっとしたブームとなっています。
外資系チェーンのレジデンスホテルだけに、スタイリッシュなロビーや、高級マンションのような落ち着いた雰囲気のパブリックスペースはさすがです。同一施設内にホテル客室とレジテンス(住居)の客室があることもうなずけます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るホテルのパブリックスペースといえば、レストランやバンケット施設といったシティホテルをイメージしますが、宿泊者以外でも不特定多数の人々が行き来します。レジデンスホテルはホテルとしてのコミュニティ機能というよりも、居住者とのパブリックスペース共用が特徴。
クォリティの高いジムやサウナ、スタイリッシュなゲストラウンジを備えているのが魅力です。もちろんラウンジ内は、無線インターネットの接続環境も整っていますので、読書や談話スペースとしてはもちろん、ビジネスにも有効活用できそうです。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る清潔感溢れる客室は、落ち着いた高級マンションの一室のような雰囲気を醸し出しています。客室の一番の特徴は「住」ということで、充実したキッチンを完備していること。調理器具や食器も揃っているので、自宅にいるような気分で料理が楽しめます。
食い倒れの街大阪。周囲には魅力的な飲食店も多いのですが、この客室に滞在すると、食材を仕入れ料理したくなってきます。また、高機能な洗濯機も設置されているので、気兼ねなく自宅の寛ぎが実現できるともいえるでしょう。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るこのようなレジデンスホテルを利用すれば、たまった洗濯物を洗ったり、外食ばかりの中で食材を買い込み料理を楽しんだり、長い旅の途上で「リフレッシュするホテル」になることでしょう。
デラックスホテルならではの洗練されたスタッフサービスと、コンドミニアム的な寛ぎを兼ね備えたホテルならではの「我が家にいるような」寛ぎが実感できます。
非日常感たっぷりの旅。ホテルも非日常感を大切にする施設は多く、特に都市部のデラックスホテルは刺激的なホテルが多いのもまた事実。一方、刺激的な旅の途上では、せめてホテルではゆっくり落ち着きたいというゲストに、「住」のあるホテルステイはいかがでしょうか?
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(2024/10/12更新)
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