レインボーブリッジと言えば「お台場」ということはすでに誰しもご存知かと思う。東京タワーや港区の高層マンションやオフィスビルの夜景も同時に楽しめ、まさに東京の代名詞というべき夜景シーンと言えよう。
クルマで行く場合はお台場海浜公園の駐車場にクルマを停めれば、この夜景が見られる海沿いのデッキがあるので、非常に便利だ。より近くから見たい場合は「マリンハウス」の屋外展望フロアがよいであろう。意外に知られていない穴場スポットで、夜は人影もまばらなことが多い。
またクルマが使えない場合は、ゆりかもめのお台場海浜公園駅や台場前からでも徒歩5分で到着できる。
次におすすめするスポットは、2006年3月に完成した道路(都道)だが、新たなレインボーブリッジの夜景スポットとして注目したい場所だ。お台場から有明方面に向い、有明テニスの森の交差点を左に行くと都道484号線に入り、400mほど進むと「東雲運河」を渡る橋の上がまさにそのポイントである。
都道沿いなのでクルマはすぐ脇には停められないが、有明テニスの森のパーキングなどに停めて歩くことになる。クルマの通りは多いが人通りは少ないので、落ち着いてレインボーブリッジの夜景を楽しみたい人にはおすすめだ。電車で行く場合はゆりかもめ線の市場前駅から歩くと10分ほどで到着する。
豪華客船が接岸し東京の顔である「晴海客船ターミナル」だが、夜は夜景スポットとしても注目されている。ここではほぼ真横に伸びやかなレインボーブリッジが眺められ、湾の波が穏やかだと、鏡のように反射した逆さレインボーブリッジが楽しめる。
クルマで行く場合は、ターミナルの駐車場が利用でき、夜景スポットまでは至近で非常に便利だ。イベントなどが開催されていなければ、夜は比較的空いているためゆったりと夜景が楽しめる穴場スポットと言える。バスも晴海埠頭発で22時くらいまでは走っているためクルマがない場合も行きやすいところが魅力だ。
昼間は水産関係者で賑わう「豊海水産埠頭」だが夜は比較的空いており、穴場的なスポットと言える。この場所の最大の魅力はクルマの車内から夜景を楽しむことができる点で、実は貴重なスポットである。
しかし、駐車場などの整備がされていないため長い時間の停車は難しく、夜でも水産関係者などの車両の往来が多少あるために決して静かな場所ではないが、車内からレインボーブリッジが眺められることに勝るポイントはないであろう。バスも22時くらいまであるのでバスで向かうことも可能だ。
5つめは、レインボーブリッジをより近くで見たい人におすすめの場所で、芝浦側のスポットの「レインボーブリッジ遊歩道」だ。その入口付近から迫力あるレインボーブリッジが眺められる。ここもクルマから眺められるが、ゆっくり眺めるためには近くの駐車場にクルマを入れて楽しみたいところだ。
アクセスはクルマだけでなく、ゆりかもめ線の芝浦ふ頭駅から5分ほどで向かうことも可能である。
ちなみに、レインボーブリッジは、首都高速、ゆりかもめ、一般車道の他に約1.7kmの「遊歩道」がある。晴海側の夜景が楽しめる北側遊歩道、お台場側の景色が楽しめる南側遊歩道で、以前は有料だったが今は無料で楽しめる。時期や曜日(平日・休日)により通行可能時間が異なるため、行く前に確認してから向かって欲しい。
「レインボーブリッジ」は1993年8月に開通して以来東京湾の代名詞として存在し、誰もが知っている美しい東京の象徴的存在として親しまれている。
しかし、どこに行くと美しい夜景が見えるか、特にクルマでドライブついでに美しいレインボーブリッジを眺めたい、と思ってもそのポイントがわからない、といった周囲の意見も多くあり、今回私が知っている範囲でまとめてみた。
他にも夜景は東京の様々な場所で楽しめるが、海と橋と高層ビル群と相まった景色はまさに東京を象徴した美しい景色であり、東京を訪問されることがあればぜひ堪能していただきたい。天気に恵まれれば、東京観光の素敵な思い出となることは間違いないであろう。
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(2025/2/19更新)
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