大自然と天空のお花畑!大雪山「黒岳石室」に泊まる夏山登山

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大自然と天空のお花畑!大雪山「黒岳石室」に泊まる夏山登山

大自然と天空のお花畑!大雪山「黒岳石室」に泊まる夏山登山

更新日:2015/06/26 17:48

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー

日本一の広さを誇る高山植物群が広がる北海道の屋根「大雪山」の短い夏。雪渓残る絶景の中に咲く美しく儚いお花畑を覗いてみたいとは思いませんか?
そんな皆様にご紹介したいのがお花畑の中にある「黒岳石室」です。ここは夏の間は管理人がいるので初めての山小屋宿泊でも安心。登り時間が短いので登山初心者にもオススメ!
そんな大雪山「黒岳石室」に泊まる夏山登山をご案内します。

初めての大雪山「黒岳石室」までの道

初めての大雪山「黒岳石室」までの道

写真:月宮 うさ

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まず最初に、北海道大雪山(大雪山国立公園)「黒岳石室」について説明します。

ここは山小屋(避難小屋)ですが、夏〜秋の登山シーズンには管理人が常駐するため、初めての山小屋宿泊でも安心して過ごせる場所。周りには、大雪山の大自然がつくる絶景が広がっています!

しかし、北海道の山小屋は自分の使うものは食事・飲料・寝袋・燃料に至るまで全て自分で用意するのが基本。そう聞くと宿泊のハードルが一気に上がるように感じてしまいますが、「黒岳石室」では寝袋のレンタルや軽食・飲料の販売も行っていますので、宿泊登山初めての方にとてもオススメ!でも、数に限りがありますから自分で使うものは自分で用意していきましょう。また、バイオトイレ有りなのも嬉しいポイントです。
※寝袋をレンタルしたいとお考えの方は、事前に問い合わせを。記事一番下の『りんゆう観光 - 黒岳石室・桂月岳』をご参照にお願いします。

アクセスは、黒岳山頂より砂礫とお花畑の中を歩いて30分ほど。登山道はわかりやすく看板もあり、特に夏〜秋にかけては多くの人が行き来するので迷うことなく到着できます。

※黒岳山頂までは層雲峡温泉からロープウェイ・リフトを乗り継いで7合目→入山届を提出→約1時間〜1時間半で山頂です。記事一番下のMEMO内『[たびねす]登山初心者大歓迎!夏の北海道大雪山の秀峰「黒岳」を歩こう』もご参照ください。
※ここは迷いにくい場所ですが、天候の悪い日は無理せず中止の選択肢も必ず視野に入れて行動してくださいね。登山ツアーへの参加もオススメです。

大自然!「黒岳石室」周辺に広がる天空のお花畑

大自然!「黒岳石室」周辺に広がる天空のお花畑

写真:月宮 うさ

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大雪山国立公園は、日本一の広さを誇る高山植物の群落が広がる天空のお花畑!「黒岳石室」周辺でも写真のような、どこまでも続くお花畑の絶景を楽しむことができます。周囲の山々に残る雪渓も芸術!大自然が描くとても美しい雪の絵を鑑賞しながら歩きましょう。
また、秋には真っ赤な大地に色を変えます。こちらも言葉にならない美しさですよ!

宿泊はしなくても、黒岳を登った時には石室方面まで歩いてみることオススメします。道中キュンキュンと鳴き声が聴こえたら、生きた化石と呼ばれるナキウサギが姿を見せてくれるかもしれません。

「黒岳石室」までの登山ルートで見る四季の移り変わり

「黒岳石室」までの登山ルートで見る四季の移り変わり

写真:月宮 うさ

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夏の1日と言っても標高で季節の進み方は違うもの。
黒岳を出発し「黒岳石室」まで約2時間の登山ルートの中でも、移り変わりをはっきりと感じ取ることができます。

写真は1つ前の段落の写真内で咲いている白いお花"チングルマ"の綿毛。同じ日でも場所によって蕾の所や満開のお花畑…そして、花は散り綿毛の季節を迎えていたりと四季の移り変わりを感じ取ることができます。
雪解けから根雪(=雪解けの季節まで溶けない積雪)になるまで一気に季節が進む大雪山ならではの光景です。
※大雪山の夏は7月中旬〜8月。8月下旬には紅葉が始まり、9月中旬には初雪が降ります。

計画しよう!「黒岳石室」からどこへ行く?

計画しよう!「黒岳石室」からどこへ行く?

写真:月宮 うさ

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旅の計画は楽しいもの。それは登山も一緒です。
せっかく「黒岳石室」まで行くのなら、その後の行動も出発前に計画してみましょう!写真の通り黒岳石室(写真の右下ブルーのお家マークの場所)からは、初心者から上級者まで色々な場所へ縦走登山を楽しむことができます。場所によっては登山道がわかりにくい道もありますから情報収集は必須。そして、天候が崩れたときの計画もしっかり立ててくださいね。帰りは黒岳を下山する時間を含めることも忘れずに!余裕を持った計画を立てましょう。

※トイレは黒岳5合目(ロープウェイ終点)・黒岳石室にはありますが、登山道にはありません。少し遠くまで歩いてみたい人は携帯トイレの持参を忘れずに。また、黒岳石室のトイレはバイオトイレですのでトイレットペーパーを捨てることができますが、他の山小屋(避難小屋)では基本的に持ち帰りです。ご注意くださいね。

黒岳石室から自然の神秘広がる「お鉢平展望台」へ!

黒岳石室から自然の神秘広がる「お鉢平展望台」へ!

写真:月宮 うさ

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黒岳石室からどこに行こうかな?とお悩みの皆様へ、登山初心者にもオススメの「お鉢平展望台」をご紹介。

お鉢平展望台までは、黒岳石室前の十字路を北鎮岳方向へ道なりに進みます。途中"雲ノ平"と呼ばれる平坦な場所を通過。ここは季節が合えば満開のお花畑と白鳥の形をした雪渓を眺めることができるビュースポットです。ゆっくり歩いて絶景を楽しみましょう!そして、もうしばらく進むと目的地のお鉢平展望台に到着します。石室からは約40分、往復しても2時間かからない魅力的コースです。

展望台からは、直径約2kmのすり鉢状のになった噴火火口「お鉢平カルデラ」を見渡すことができます。この火口は今から約3万年前に大爆発を起こしできたもの。今でも底部では有毒温泉と有毒ガス(硫化水素ガス)が噴出中ですので、内部は立ち入り禁止となっています。

他には、黒岳石室から登り15分程で到着する「桂月岳(けいげつだけ)」も初心者にはオススメ。ヘッドランプ(道中真っ暗なので必須)を持参して、早朝にご来光を眺めに行ってみませんか?

大雪山「黒岳石室」までのコースタイム等

最後にコースタイム(所要時間)のおさらいを。
まず、層雲峡温泉から黒岳7合目までは準備も含め約1時間程。そして黒岳山頂までは1時間〜1時半です。山頂から黒岳石室までは30分程。ここまで、行きにかかる時間は約3時間です。山道を歩くのは2時間程度なのは初心者には嬉しいですね!
そして帰りは行きよりは少し早く到着できると思います。縦走等お考えの初心者の皆様は、帰路にかかる時間も余裕を持って計画してくださいね。

記事内に出てきた各場所の標高ですが、黒岳山頂1984m・黒岳石室1890m・お鉢平展望台2020m・桂月岳1938m。参考までに北海道最高峰の旭岳が2291mですから、この辺りはまさに天空のお花畑と呼ばれる場所なのです。
皆様も是非、北国の山々の短い夏を覗きに来てみませんか?絶景がお待ちしています!

掲載内容は執筆時点のものです。

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