西麻布交差点から見えるハイセンスなビルが「ホテル&レジデンス六本木」。新しいビルにはない落ち着いた雰囲気と、スタイリッシュさが融合したような新たなコンセプトを感じます。
既存の建物が、気鋭の建築家2名を核とするデザインチームにより大幅にリノベーションされ、2012年10月にオープンした新しいレジデンス&ホテルです。グッドデザイン賞も受賞している建物というだけあり、外観から館内、至るところに秀逸なコンセプトが見え隠れします。決して派手ではなく奇をてらってもいない、なんとも居心地の良い空間です。
建物内の機能は大きく3つに分かれています。ホテルとしての「六本木ホテルS」、飲食を提供する「ココノマシーズンダイニング」、レジデンス及びサービスアパートメントの賃貸住宅です。
今回紹介する六本木ホテルSは「遊びを知るオトナのための都会のアジト」をコンセプトとした上質なラグジュアリーホテル。全47室というスモールホテルゆえの細かいところまで行き届いたホスピタリティも秀逸です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る客室は一般的なホテルにはないコンセプトです。例えば、モダンジャパニーズ「禅」「凛」「漣」「空中庭園」「中庭」といった客室が目を引きます。写真の「Japanese style room ZEN(禅)」は45平方mという贅沢な空間。
メゾネットタイプとなっており、上階にはなんと樽風呂が置かれたバスルームが! 更に三畳の茶室まで設えられ、その名のとおり「禅」をモチーフにした客室インテリアです。都会の真ん中での「瞑想」。六本木ホテルSならではの体験です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る周囲には飲食店も多い場所ですが、ホテルロビーに面する、「箸で食べるワインダイニング」をコンセプトにしたレストラン「ココノマ シーズン ダイニング」はイチオシです。ホテルSと共に多くのメディアで紹介されて大きな反響を呼んでいる隠れ家的ダイニングです。
京都の風情を感じさせるダイニングですがベースはイタリアン。充実したワインも揃っていますが、やはり料理には和のテイストが加えられ、遊び心溢れるメニューはおいしいオトナ時間を演出してくれます。
中長期の滞在〜憧れのSOHOライフをコンセプトにしたサービスアパートメントにも注目です。家具付きの賃貸ホテルで暮らすとは何とも贅沢。事務所登録のできるSOHOとしても利用可能で、「ホテルに仕事場を持つ」という憧れのスタイルが実現できそうです。24時間のコンシェルジュサービスは、時間にタイトなライフスタイルを送る「都市生活者」の心強い存在になることでしょう。
都心にある大人の隠れ家的ホテルはいかがだったでしょうか? 刺激の多い都心の街で静かに過ごせるのは魅力です。ホテルというカテゴリーに収まらない、新たな試みを続けるコンセプトあるホテル。みなさんも、隠れ家的ラグジュアリーホテルで大人のステイはいかがでしょうか?
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(2024/3/29更新)
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