まだ見ぬフランスの絶景へ!文豪も恋した保養地コートレ

まだ見ぬフランスの絶景へ!文豪も恋した保養地コートレ

更新日:2015/07/01 10:39

フランスとスペインに跨る雄大なピレネー山脈。そのフランス側の麓にコートレはあります。
文豪ビクトル・ユーゴーやジョルジュ・サンド、シャトーブリアンなど多くの知識人に愛され、今なおヨーロッパ各地から多くの人々を惹きつけて止まない美しい街。
美食に絶景、果ては温泉・・・?!
冬はスキー、夏はハイキング、そしてなんといってもスパを楽しみに、一年を通して訪れる者の絶えることがないこの土地の魅力に迫ります!

フランス最古の国立公園で絶景に抱かれる

フランス最古の国立公園で絶景に抱かれる
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冬はスキーのメッカとして賑わい、夏はフランス最古の国立公園、「ピレネー国立公園」を訪れる際の拠点地ともなるコートレ。
雄大な自然が訪れる人々を抱擁してくれます。国立公園内は自然のままの姿を残しながらも多くの方が利用できるよう整備されているので、歩くのが苦手な方でも大丈夫。チェアリフトなどを乗り継げば山間にある美しい湖、ゴーブ湖まで容易にアクセスすることができます。

もちろん、健脚組にもたっぷりご満足頂けるコースもありどちらのニーズにもしっかり対応可能。高山植物が生い茂る、美しい花々ときらめくような緑がそよぐ中を歩き、草をはみ、昼寝をするのどかな牛たちに迎えられて辿り着いた湖畔。そこではゆったりとした、くつろぎのひとときが待っています。

南西フランスは美食のゆりかご!

南西フランスは美食のゆりかご!
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「美食のゆりかご」とも言われる南西フランス。コートレはその南西フランスに位置しており、周辺一帯は食材の宝庫。
うっとりするほど濃厚なフォアグラ、香り高いセップ茸(イタリア語ではポルチーニ)、旨味たっぷりの鴨・・・。人口僅か1,000人ちょっとの街ですが、ミシュランガイドではビブグルマンに掲載された瀟洒なレストランもあります。
もちろん、素敵なお店はほかにもいっぱい。街には地元風の焼肉店など興味深いグルメもあります。

※写真は、市街地から国立公園へ向かう途中、滝の真横にあるミシュランガイド掲載経験を持つレストラン「ラブリ・デュ・ベンケス(L’Abri du Benques)」のアミューズ

温泉だってあるんです

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美味しい食事に気持ちのよいハイキング、美しい空気に豊かな水。そして更に人々を惹きつけるもの・・・それは「温泉」。
多くの文人の他にもオランダ王やナポレオン3世など王侯貴族にも愛されたこの街は16世紀頃からテルメとしても有名。今も街にはスパがあります。地元の方はもちろんのこと、多くの旅行客に利用されるこの施設では、温泉を使ったハイドロセラピーのほか、エステティックなど様々なトリートメントを受けることが出来ます。

施設利用の際には水着もお忘れなく。
でも、もし水着を持たずに旅立ってしまったら、、、そんな時も諦めないでください。施設ではタオルの貸し出しのほか、水着とビニールサンダルを低価格で販売しているので安心です。

※写真は、街を代表するスパ「レ・テルメ・デ・コートレ(Les Theremes de Cauterets)」

お土産は地元っ子にも人気のキャンディショップで

地元っ子たちに愛されるキャンディショップ「ベルランゴ」は、街の中心部にあります。
その昔、テルメでの温泉治療に訪れた人々が、治療として温泉水を飲んだ時、口に残る苦味を消すためにキャンデイを愛用したのが始まりだとか。
街を代表するこのキャンディショップは、今でも昔ながらの製法でひとつひとつが丁寧に手作りされていて、40種類もあるフレーバーの全ては100%天然成分のもの。口に含めば優しい味がいっぱいに広がってちょっと嬉しくなっちゃいます。まるでおとぎ話にでも出てきそうな、カラフルでかわいいキャンディは、旅のお土産としてもきっと喜ばれること間違いなし。

お土産は地元っ子にも人気のキャンディショップで
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もうひとつのフランスと、出逢う

いかがでしたか?
ヨーロッパ圏では有名な保養地コートレもまだまだアジア人旅行客は少数派。
フランスは初めての方も、リピーターの方も、コートレでとっておきの魅力をいっぱい見つけることができるでしょう。
今だからこそ味わえるこの街の魅力を、ぜひ肌で、舌で、目で、感じてみてください。パリやニースといった街とは違う、きっとあなたがまだ知らなかった「新しいフランス」に出逢えます。

掲載内容は執筆時点のものです。

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