グアナファトへは、メキシコの首都「メキシコシティ」にある北バスターミナルから向かいます。バスに乗り高速を延々と走ること約5時間、グアナファトにあるバスターミナルに到着。
グアナファトのバスターミナルは西の郊外にあるため、またここからバスかタクシーに乗って旧市街に向かいます。料金はバスのほうが断然安いですが、グアナファトに宿泊する旅行者は、道が入り組み分かりづらいのでホテルまでタクシーで連れて行ってもらったほうが時間のロスが少なくていいでしょう。
グアナファトの地下には、古くからある水路や銀の坑道を利用したトンネルが張り巡らされていています。この狭く細いトンネルをくぐり抜けるといよいよ色鮮やかなグアナファトの旧市街に到着です。
グアナファトの楽しみ方は細く入り組んだ街の散策です。それほど大きな町ではないので、カメラを片手に街の隅々まで散策を楽しみましょう!
そして散策する際ぜひ立ち寄ってほしいのが、コロニアルな街並みを美しく彩る荘厳な3つの教会です。
旧市街の中心に建つ、黄色壁と赤い屋根が目を引くバシリカ。イエズス会が20年の歳月をかけて建てた薄ピンク色が美しいラコンパニーア聖堂。フランシス会が100年以上の歳月をかけて建てたファサードの彫刻が見事なサンディエゴ教会。どの教会の前にも広場があり街の人々の憩いの場になっています。
グアナファトの観光スポットとして一番有名な「ピピラの丘」。丘の上からはグアナファトの街並みを一望することが出来、夜にはカンテラが灯り宝石のように煌めくロマンチックな夜景が見られます。
また、街全体を赤く染める夕暮れ時もドラマチックで美しいので、日が落ちる少し前に来てのんびりと景色を楽しむことをオススメします。
ピピラの丘に向かうケーブルカーがフアレス劇場の裏側から出ています。歩いても丘の上には行けますが、道は入り組み人通りがとても少ないので治安があまりよくありません。夜は避け、大人数でない限りは昼間でもケーブルカーを利用したほうが無難でしょう。
<ケーブルカー>
月〜金:8時〜21時45分/土:9時〜21時45分/日:10時〜20時45分
5分おきに運行。片道18ペソ。
グアナファトの夜で一番賑やかなのがサンディエゴ教会前にあるラウニオン公園です。公園にはテラス席のあるレストランが立ち並び、屋台も出て若者からお年寄りまでたくさんの人々が集まります。
また、サンディエゴ教会の隣には、ギリシャ風の柱が美しいフアレス劇場があり、夜は黄金色にライトアップされ眩しいくらいの荘厳さを誇っています。
夜の町には週末を中心にエストゥディアンティーナと呼ばれる楽団が現れ、サンディエゴ教会を起点に美しい歌声を響かせながら町中を歩いています。
グアナファトの町は深夜遅くまで賑やかな宴が続きます。人通りの少ないところに行かなければ治安に問題はないので、ぜひ夜の雰囲気も味わいましょう。
旧市街の外れに、築100年を超える古い駅舎を利用して作られた立派な外観のイダルゴ市場があります。
一階は生鮮食品や加工品、日用雑貨品が売られていて市場特有の雑多感と活気にあふれていています。二階にはメキシコらしいカラフルな色使いの民芸品が売られていますので、お土産探しに最適です。
グアナファトからもう一つの世界遺産の街サンミゲル・デ・アジェンデもバスで1時間30分ほどです。日帰りでも行ける距離ですが、グアナファトと同じくらい魅力的な街なので、時間に余裕があるならばぜひ一泊することをオススメします。
※最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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(2025/2/9更新)
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