謎解きに挑戦!イギリス・マーゲイトの「シェル・グロット」は地下に眠る超一級ミステリー!

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謎解きに挑戦!イギリス・マーゲイトの「シェル・グロット」は地下に眠る超一級ミステリー!

謎解きに挑戦!イギリス・マーゲイトの「シェル・グロット」は地下に眠る超一級ミステリー!

更新日:2016/08/04 15:47

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 ビンテージ雑貨バイヤー

ストーンヘンジやネッシー(ネタばれしたものの)など、イギリス人は老若男女に関わらず、大のミステリー好き。そんなイギリスにあっても、1835年の発見から「誰が、いつ、何の為に作ったのか全く謎」という建築物「シェル・グロット(Shell Grotto)」が、イギリス南東部の海辺の町、マーゲイトにあります。

ロンドンから日帰りでも十分楽しめる、謎多き遺跡のミステリーツアーに出かけてみましょう!

「何も分かりません。」がスタッフの合言葉!?

「何も分かりません。」がスタッフの合言葉!?

写真:藤谷 愛

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通常、博物館や美術館のスタッフは、作品や遺物の情報をしっかり把握し、訪問者の質問にスラスラと答えてくれるものですが、ここのスタッフは「何も分かりません」のオンパレード。といっても、スタッフが怠けているわけではないのです。専門家が見ても未だ「謎」なのです。

「シェル・グロット」のあるこの場所は、1835年の発見当時は農地でした。アヒル用の池を掘っていると突然地面にパックリ開いた穴。その中に入ると、洞窟のようになっており、おびただしい数の貝で作られたモザイク画がびっしりと壁面に配置されていました。「貝の洞窟」=シェル・グロット(Shell Grotto)のミステリーの始まりです。
「昔の異教徒の寺院ではないか?」「密売人の拠点?」などいろいろな説がありますが、180年経った今でも真実は不明。ミステリー好きの旅行者をワクワクさせるスポットになっています。

グッとくる昔のプレゼントの数々

「シェル・グロット」の建物に入るとショップになっており、そこで入場料を支払います。洞窟の入り口は博物館で、ビクトリア時代の貝の装飾物などがあります。
写真は、20世紀初頭の、貝で作ったバレンタインギフト!もちろんイギリスなので、男性から女性へのプレゼントです。こんな贈り物をもらったら、かなりグッときますよね。港町のプレゼントは素朴ながらも粋な技が光ります。

博物館エリアは小さいながらも、シェル・グロットの歴史や貝で作ったモザイク作品等がスラリと並び、これから入る洞窟エリアへの期待を盛り上げてくれます。

グッとくる昔のプレゼントの数々

写真:藤谷 愛

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観光客がついつい声を上げる、圧巻のモザイク壁面!

観光客がついつい声を上げる、圧巻のモザイク壁面!

写真:藤谷 愛

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薄暗い洞窟の初めは貝の装飾も控えめですが、先を進むと、突然おびただしい数の貝殻で飾られた壁面のエリアに行き着きます。その光景はまさに圧巻!観光客は「すごい数の貝!」「幻想的!」と驚きの声をついついあげてしまいますが、それもそのはず。なんと、グロット内で使用されている貝の数は約460万個!種類においてはムール貝、牡蠣など様々な貝殻を使用しています。また、そのほとんどが調査の結果、地元で獲れたものということです。

あらゆる種類の貝殻で描かれた自然の風景は、もはや芸術品!必見です。

何の為に作ったの?2階建ての高さはあるドームエリア

何の為に作ったの?2階建ての高さはあるドームエリア

写真:藤谷 愛

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モザイク壁面の通路を進むと、明るいエリアに着きます。ここは、外の光を取り込む天窓が設置された、グロット内のドーム広場。2階建てほどの高さの天井から観光客の立つその位置まで、びっしりと美しく貝殻が並びます。昔は天窓等なかったので、壁面に開けられた空間に蝋燭などが置かれ、薄く照らされたドーム内は本当に幻想的だったと思います。
しかし、その用途は何だったのでしょう?眺めるたびに妄想が膨らむのですが、そこに正解はありません。

その他、キリスト教でいうところの礼拝堂のような小部屋もありますが、それも誰が何の為に作ったのか不明。とにかく謎だらけの遺跡なのです。

綺麗な貝殻でハンドメイドしてみよう!

綺麗な貝殻でハンドメイドしてみよう!

写真:藤谷 愛

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帰りにはぜひショップの貝殻をお土産にどうぞ。いろいろな地域から集められた綺麗な貝殻が並びます。
欧米の海沿いの町では、貝殻を使用したリースを手作りし、自宅の玄関ドアに掛ける家もたくさんあります。

その他、貝殻で鍋敷きやソープディッシュを作ることもお勧めです。接着剤と土台となる板などがあれば案外簡単にできるので、帰国後ハンドメイドしてみるのも楽しいですね。

イギリスのミステリーを体感できる貴重な場所

イギリスでも最近はミステリーが少なくなってきました。科学の発展と共に、いろいろな真実が分かるのは素晴らしいことですが、ロマンはロマンとして残したい、という矛盾があるのも事実。「シェル・グロット」の真実が解明される前に(当分、解明される状況ではなさそうですが・・)ぜひ皆さんも現存するミステリーを体験し、謎解きにチャレンジしてみてくださいね。

なお、下記の「MEMO」には「画家W・ターナーが愛したイギリス・マーゲイトで、アート&ビンテージに浸る休日」という記事でマーゲイトの町歩きの紹介もしていますので、併せて観光にお役立て下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。

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