ミュンヘン「ニンフェンブルグ宮殿」!豪華絢爛・白亜の城の見どころをご紹介!

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ミュンヘン「ニンフェンブルグ宮殿」!豪華絢爛・白亜の城の見どころをご紹介!

ミュンヘン「ニンフェンブルグ宮殿」!豪華絢爛・白亜の城の見どころをご紹介!

更新日:2015/08/13 17:22

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師

ドイツ南部に位置するバイエルン州は美しい自然に恵まれ、多くの文化遺産をもつ人気のエリア。そのバイエルンの州都ミュンヘン西部に、ニンフェンブルグ宮殿があります。ニンフェンブルグ城はバイエルン王家の夏の離宮として建てられた宮殿で、ミュンヘン観光の人気スポットの一つです。豪華絢爛な宮殿、馬車博物館、陶磁器博物館、花々の美しい広大な庭園など見どころの多いニンフェンブルグ宮殿の魅力をお届けします。

白亜の美しい城「ニンフェンブルグ宮殿」

白亜の美しい城「ニンフェンブルグ宮殿」

写真:フルリーナ YOC

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バイエルン公国の文化遺産を受け継ぐ、バイエルン州の州都ミュンヘン。ドイツ南部の風光明媚なバイエルンの地は、1180年から1918年までヴィッテルスバッハ家によって統治されてきました。そのミュンヘン市街から北西6kmの場所に、ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮「ニンフェンブルグ宮殿」があります。700メートル以上のファサードを持つこの美しい白亜の宮殿は、バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアと妻が、息子の誕生を祝って造ったもの。

建築を担当したのは、イタリア人の建築家バレッリ。1664年から建設が開始され、中央の建物は1675年に完成。さらに1701年からは、マクシミリアン2世やカール・アルブレヒトなど歴代の君主により拡張されました。そのためこの宮殿では、バロック・ロココ・新古典主義など様々な建築様式を見ることができます。

豪華絢爛・ロココ様式の大広間「シュタイネルネザール(石のホール)」

豪華絢爛・ロココ様式の大広間「シュタイネルネザール(石のホール)」

写真:フルリーナ YOC

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チケット売り場のある一階から階段を登ると、そこは3階まで吹き抜けの「シュタイネルネザール(石の間)」。18世紀にクヴィリエにより装飾に手が加えられたこの豪華絢爛なこの広間は、祝宴の間として使われていました。

美しい天井画は、『女王フローラに敬意を表するニンフ』。当代きっての宮廷画家・ツィンマーマンの作品です。この天井画は、この城の名<ニンフェ(妖精)のブルグ(城)>にちなんで描かれています。ツィマーマンと言えば、ドイツの世界遺産・ヴィース教会の天井画「キリストの再臨」を描いた画家です。壮麗でいて柔らかな色彩の天井画の美しさは、やはりヴィース教会の天井画と共通点を感じますよね。

宮殿内には他にも、選帝侯やお妃の寝室、美人画ギャラリー、紋章の部屋、中国風の漆の部屋、ルートヴィヒ2世誕生の部屋など、多くの見学ポイントがあります、

宮殿内の家具の脚の“足”にも注目!

宮殿内の家具の脚の“足”にも注目!

写真:フルリーナ YOC

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宮殿内は、豪華絢爛な部屋やベッド、美しいアンティーク家具、壁絵や天井画、絵画など目を奪われるものばかりですが、ぜひ注目して頂きたいのが家具や椅子の脚。いろいろな種類の動物の足が家具の脚についているのです。

これは獣足と呼ばれるもので、古代のエジプトやメソポタミア時代からありましたが、ロココ時代の18世紀にも流行しました。この宮殿の中にも獣足を持つ家具がたくさんあります。それぞれに個性的な獣足はユーモラスでとても可愛い!ぜひいろいろな獣足をウオッチングしてみてくださいね。

まるでワーグナーの神話の世界!「馬車博物館」と「陶磁器博物館」

まるでワーグナーの神話の世界!「馬車博物館」と「陶磁器博物館」

写真:フルリーナ YOC

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ニンフェンブルグ宮殿の中にある二つの博物館も、ぜひ見学してほしい見所多い博物館。

まずは「馬車博物館」。馬車博物館になっている建物は、厩舎だった場所。バイエルン王家の馬車や、1742年・神聖ローマ皇帝カール7世の戴冠式で使われた馬車、ルートヴィヒ2世の豪華絢爛な馬車などを見ることができます。また冬は雪が降り積もるバイエルンらしく馬ソリも!ルードヴィッヒ王が心酔したワーグナーのオペラの神話の世界から飛び出してきたような馬車や馬ソリは必見です。

そしてもうひとつが「陶磁器博物館」。ここにはドイツの名窯ニンフェンブルクの貴重な陶磁器が数多くコレクションされています。ニンフェンブルク窯は、マクシミリアン3世が作らせたバイエルン公国御用達の窯として1947年に開窯し発展、1761年にはニンフェンブルク城内に移転しました。現在もこの城内に工房とショップがあります。ニンフェンブルグ陶器は、色鮮やかな花や鳥をあしらったが絵が美しい陶磁器。また、彩色を施した陶磁器の人形も素晴らしいものばかり。「陶磁器博物館」は、その名品のコレクションを楽しめる見応えのある博物館です。

花々の美しい広大な庭園は、ミュンヘンっ子のオアシス

花々の美しい広大な庭園は、ミュンヘンっ子のオアシス

写真:フルリーナ YOC

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ニンフェンブルグ宮殿の広大な庭は、建築当初はイタリア式庭園で造園され、後にフランス式庭園に改造、さらに18世紀後半にはイギリス式庭園の要素も加えられました。夏の離宮らしくシュロスガルテン運河や池が涼やかな風景を生み出し、水辺に遊ぶ白鳥は、ここがノイシュヴァンシュタイン城を作ったルードヴィッヒ2世の生誕の宮殿であることを思い起こさせます。

季節の花々が美しい広大なバロック式の庭園は、入場券がなくても自由に入れるため、地元のミュンヘン子たちがジョギングをしたり、散歩を楽しんだりしています。宮殿の中央からはギリシャ神話の彫刻が並ぶ道が、その先の運河へと続きます。運河を挟み南北には湖にもあります。

庭園内にも美しい小さな建物が点在してます。ロココ建築の傑作と言われる豪華な狩猟小屋・アマリエンブルグ(Amalienburg)、 水浴場のあるバーデンブルグ(Badenburg)、湖のほとり建つパゴデンブルグ(Pagodenburg)の1階はオランダ産タイルが使われ、2階は漆を使ったシノワズリ(中国風)の装飾。修道士の独居坊という意味を持つマグダレーネンクラウゼ(Magdalenenklause)は、廃墟をイメージして作られ、瞑想をしたりする場所として用いられてきました。

庭園には「シュロスカフェ・イム・パルメンハウス(Schlosscafé im Palmenhaus)という素敵なカフェもあります。緑美しい庭園と大きなパラソルが素敵なオープンテラスと優美なカフェ屋内では、本格的な食事から軽い食事、スイーツやドリンク、もちろんビールやワインも楽しめます。また宮殿内にも、レストラン「シュヴァイゲ(Schwaige)」があり、優雅な雰囲気で食事を楽しめます。

追記

いかがでしたか。見所の多いミュンヘンの中でも、ニンフェンブルグ宮殿は、ぜひゆっくりと時間をかけて見学&散策をお勧めしたい場所です。ニンフェンブルグ宮殿へはミュンヒェン市内から楽々アクセス!ミュンヘン中央駅からトラム17番、またはバス51番に乗り、「シュロス・ニンフェンブルグ(Schloss Nymphenburg)で下車します。下車したら運河沿いにNördliche Auffahrtsalleeを5分ほど歩きます。白亜のお城が見えてきますので、迷うこともありません。庭も城も広大ですので、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

宮殿の1階はチケット売り場とショップ、荷物預けのロッカーとなっています。宮殿内は2015年現在、写真はフラッシュなしでしたら撮影OKです。大きな荷物は持って歩けないので、貴重品とカメラ以外はロッカーに入れて行きましょう。また、トイレは宮殿内、カフェやレストランにしかありませんので、トイレに寄ってから庭園散策に出かけましょう。また、4月から10月半ばまで宮殿の運河でゴンドラに乗れます。30分ほどの運河ツアー、まるで映画の1シーンのように優雅でしょうね!ゴンドラについてはニンフェンブルグHPをご参照ください。また、入場料・開館日その他の情報も、Memo入れておきますね。

ミュンヘンにはこの他にも多くの見どころがありショッピングも楽しい町。また周辺にも美しい町や村、風光明媚な山々や湖が点在しています。そしてビールやブルスト(ソーセージ)が最高に美味しい町!ぜひゆっくりと訪れてみてください。ミュンヘンは日本から直行便が就航しているので、とても便利です!それでは、皆さん、素敵な旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/07 訪問

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