王室御用達の牡蠣産地!イギリス南東部の港町、ウィスタブルの楽しい美味しい街歩き

王室御用達の牡蠣産地!イギリス南東部の港町、ウィスタブルの楽しい美味しい街歩き

更新日:2017/11/14 14:05

藤谷 愛のプロフィール写真 藤谷 愛 地方移住ブロガー
イギリス南東部、ケント州に位置する港町ウィスタブル(Whitstable)は、ローマ時代から牡蠣漁で栄えていた町として有名。毎年7月に大規模なオイスター祭りが行われます。
また、町には個人所有とは思えないほど素晴らしいお城もあり、ロンドンからの日帰り旅行にはぴったりの場所です。

今回は、美味しいシーフードと楽しい街歩きが満喫できる港町、ウィスタブルをご紹介します。

歴史あるお店でも外観はポップ!

歴史あるお店でも外観はポップ!

写真:藤谷 愛

地図を見る

ウィスタブルの港に続くハイ・ストリート(High Street)には、カラフルな色に塗られたレストランや雑貨屋、お土産屋等が並びます。多くのお店が、やはりオイスターや海をモチーフにしたデザインが多く、通りを歩いているだけでウキウキしてきます。

写真の「ウィーラーズ・オイスター・バー(Wheelers Oyster Bar)」は創業が1856年という、この町で一番古いレストラン。オイスターバーとして、シーズンには地元のオイスターはもちろん、シーズン以外でも各地のオイスターや蟹料理、そしてジェリード・イールズ(ウナギの煮こごり)というロンドン、イーストエンドの伝統料理も提供しています。

〈Wheelers Oyster Bar基本情報〉
住所:8 High St, Whitstable CT5 1BQ
電話:(+44)01227 273311
営業時間:月曜・火曜 10:30-21:00、木曜 10:15-21:00、金曜 10:15-21:30、土曜 10:00-22:00、日曜 11:30-21:00
定休日:水曜日

港町にピッタリのセレクトショップ「ザ・ウィッティング・ポスト」

港町にピッタリのセレクトショップ「ザ・ウィッティング・ポスト」

写真:藤谷 愛

地図を見る

ハイ・ストリートから港へ続く道「ハーバー・ストリート(Harbor Street)」沿いにはさらに雑貨屋やレストランが並びます。その中でもひときわカラフルな商品が並んでいるのが「ザ・ウィティング・ポスト(The Whiting Post)」。

港町にピッタリのセレクトショップ「ザ・ウィッティング・ポスト」

写真:藤谷 愛

地図を見る

はイギリス南西部の港町、コーンウォール発の「シーソルト(SEASALT)」の商品や、デンマークの「ライス(Rice)」の雑貨、アイルランドのオーラ・カイリーがデザインした商品も扱っているセレクトショップです。

港町にピッタリのセレクトショップ「ザ・ウィッティング・ポスト」

写真:藤谷 愛

地図を見る

店内に入ると、膨大な数の商品とそのカラフルさにびっくり!もちろん、港町ならではの、ヨットがデザインされた子供用、大人用おそろいのワンピースなど、海辺のアイテムも多数。お土産にもきっと喜ばれるセンスの良さです。

〈The Whiting Post基本情報〉
住所:57 Harbour St, Whitstable CT5 1AG
電話:(+44)01227 772192
営業時間:月曜〜金曜 9:30-17:30、土曜 9:30-18:00、日曜 10:30-17:30

ウィスタブル一番のお祭り「オイスターフェスティバル」も!

ウィスタブル一番のお祭り「オイスターフェスティバル」も!

提供元:(C)H.I.S.ロンドン支店

http://www.his-euro.co.uk/index_jp.htm地図を見る

ウィスタブルの港町が一年で一番賑わうのが、毎年7月に開催される「オイスターフェスティバル」(2017年の開催は7月22日(土)〜7月24日(月))。この期間中は港を中心にたくさんのイベントが開催されます。
約120年も続く毎年恒例のカーニバルパレードには、カラフルで超巨大な人形も続々登場。大道芸もあちこちで行われています。

また、6ポンド支払って、牡蠣の早食い大会にチャレンジするのはいかがでしょう?12個の牡蠣と1パイント(568ミリリットル)のビールをいかに早く食べ、飲み終えられるかが勝負です。旅のついでに現地の新聞に載る、なんて可能性もありますよ!

下記の「MEMO」にはフェスティバルのホームページがありますので、訪問前にはイベントスケジュールのご確認を。

お祭り日以外でもOK!王室御用達の「ロイヤル・オイスター」を味わう

お祭り日以外でもOK!王室御用達の「ロイヤル・オイスター」を味わう

写真:藤谷 愛

地図を見る

「ウィスタブルに行くけど、フェスティバルの時期じゃない!」という方もご安心を。お祭り以外の平日でも、港のフィッシュ・マーケットでは牡蠣を1個から食べることができます。しかもお値段は100円前後〜とお手頃。目の前で牡蠣を開いてくれるので、プリプリでミルキー!なお、ロイヤル・オイスターのシーズンは9月〜4月となります。

どのお店もレモンやタバスコをかけて食べるスタイルですが、荷物に余裕がある方は、日本から小さめのポン酢やもみじおろしを持参してはいかが?

牡蠣だけじゃない。素晴らしい城もお見逃しなく!

牡蠣だけじゃない。素晴らしい城もお見逃しなく!

写真:藤谷 愛

地図を見る

ウィスタブルにはもう一つ、見逃してはいけない場所があります。それが、港から徒歩5分程にある「ウィスタブル城」。

牡蠣だけじゃない。素晴らしい城もお見逃しなく!

写真:藤谷 愛

地図を見る

お城のあるケント州は「イギリスの庭」と呼ばれるほど緑豊かな土地なので、綺麗に整備されたお庭に立つ美しいお城の姿は必見です。

牡蠣だけじゃない。素晴らしい城もお見逃しなく!

写真:藤谷 愛

地図を見る

建物の中にはティールームがあり、お城の重厚な雰囲気にも関わらず、良心的な価格でお茶やお菓子を楽しむことができます。静かでお庭の眺めもよく、街歩きの合間に一息つくのにお勧めの場所です。

〈ウィスタブル城(ティールーム)基本情報〉
住所:15 Tower Hill, Whitstable CT5 2BW
電話:(+44)01227 281726
営業時間:10:00-17:00

現地のオプショナルツアーも催行される大人気フェスティバル

ウィスタブル・オイスター・フェスティバルは、現地の日系旅行会社もオプショナルツアーを企画するほど人気のお祭りです。現地にはいくつかの日系旅行会社があり、日本語でのお問い合わせが可能です。

また、個人で行かれる場合は、ロンドンのセント・パンクラス駅から約70分、ウィスタブル駅下車となります。

美味しい牡蠣とウィスタブルの町歩きで、イギリスの楽しい夏の一日をお過ごしください。

*記事下「関連MEMO」には、ウィスタブルからバス1本(20分ほど)で行ける中世の町「カンタベリー」の街歩きガイドも紹介しています。併せてご利用ください。

2017年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -