写真:大宮 つる
地図を見る古町通の正面にあるのが、朱色が眩しい『古町の第一鳥居』です。
白山神社のシンボル的な存在の1つです。
鳥居をくぐると、白山神社に隣接された約7.0haの広さの白山公園が目の前に広がります。
こちらの公園は、明治6年にオランダ風の公園として創設。文明開化のシンボルとして日本最初の市民公園に指定された、とても歴史のある公園です。
写真:大宮 つる
地図を見る古町の第一鳥居をくぐり、石の第一鳥居、第二鳥居、第三鳥居をくぐると見えるのが、この『随神門』です。
随神門の向かって左側に手水舎がありますので、なかに入る前に心身のお清めをしましょう!
写真:大宮 つる
地図を見る白山神社が「縁結びのご利益が篤い」と言われるようになった所以は、“菊理媛大神(くくりひめ)”がお祀りされているから。伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)が口論になった際に、仲直りさせたのがこの“くくりひめ”と言われています。この逸話から、くくりひめが“縁結びの神様”として信奉されるようになったわけですね。
「女の神様はカップルで参拝に行くと嫉妬するから行かないほうがいい」などと言われることもありますが、くくりひめは夫婦の神様を仲直りさせたという実績があり、そのご利益はお墨付きです!安心してご参拝くださいね。
なお、白山神社の主祭神は菊理媛大神のほか、伊邪那岐命・伊邪那美命がお祀りされています。
この他にも、“配祀神”としては天照大神・八幡大神、“合祀神”としては住吉大神や稲荷大神、天満天神、出雲大神など13柱(!)の神様もお祀りされており、ご利益がパワフルかつ多岐に渡っています。
なぜこんなに合祀神が多いかというと、白山公園を造成するにあたり、松林の境内に転々と建立してあった摂社・末社をすべてご本殿に合祀したからとか。
御朱印をいただきたい方は、ご本殿の右側に社務所がありますので、そちらでいただくことができます。
写真:大宮 つる
地図を見るご本殿の参拝を済ませた後に、是非ともあわせて参拝いただきたい場所があります。
それはご本殿の裏手側に位置する神社なのですが、1つ目は『蛇松(じゃまつ)明神』です。こちらは知る人ぞ知る、“金運アップ”のパワースポットです!
『蛇松明神』は古来より、巳成金(みなるかね)の信仰、縁結び、延命除災、商売繁昌の神様として、信仰されています。また、蛇は巳の神として白山神社の“神使い”でもあるそうです。
蛇の絵馬に願い事を書いて捧げれば、その願いが成就するとの伝承があり、沢山の絵馬が奉納されています。
写真:大宮 つる
地図を見る『蛇松明神』よりさらに歩を進めると、『松尾(まつお)神社』と『黄龍(おうりゅう)神社』が並んで建立されています。
写真向かって右側の神社が、地主神がお祭りされている『黄龍神社』です。
『黄龍神社』のご祭神は、黄龍八一分身金鶏供養宝船大権現(おうりゅうひのもとぶんしんきんしくようたからふねだいごんげん)、白山権現龍鳳富士瑞宝大権現(はくさんごんげんりゅうほうふじみずだからだいごんげん)の2柱となります。
そのご神徳は、厄除け・八方除け・災難除け・方除けのほか、産業・経済・病気平癒など、“悩める時により良いお導きをしてくださる”と言い伝えられています。
黄龍八一分身金鶏供養宝船大権現は、“黄龍大権現”と親しまれていますが、天照大神より遥か昔にご出現され、土地作りをした神様として、深い歴史をお持ちです。
新潟地震や地盤沈下、新潟大火と災害が相次ぎましたが、再びこういった災害が起きないようにと、昭和41年に白山神社境内の鬼門である北西の方角に『黄龍神社』が建立されたとのこと。
新潟の鬼門、さらには日本の鬼門をも守っている神様ですので、平和な毎日を過ごせていることに、感謝の念を込めて参拝してみてはいかがでしょうか?
新潟総鎮守『白山神社』の見どころをご紹介しましたが、いかがでしたか?
素敵なご縁をより強くし、結びつきを深めたい方は、白山神社オススメです!
なお、新潟駅から白山神社までは車で10分程度の距離にあり、県外から来訪される場合にはタクシーかバスを利用されるといいでしょう。
タクシーですと千円程度で、バスですと片道200円の料金で行くことができます。専用駐車場もあります。
白山神社の柔らかでパワフルなエネルギーを感じに行ってみてくださいね。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/16更新)
- 広告 -