京都の寺社の拝観時間は9時から始まりの所が多いですが、清水寺の拝観時間はご存じでしょうか?清水寺の拝観時間はなんと早朝の朝の6時からです。閉門時間は18時です。(閉門時間は季節により変動あり。また時期により夜間拝観があります)こんなに早くから拝観できるということはまだあまり知られてません。ちょっと驚きですよね。
でも朝早くから清水寺までどう行けばいいんだろうと思った方はご安心下さい。京都市バスの京都駅から清水寺まで行く206系統バスの始発は5時33分。(2015年7月現在。平日、土曜、休日共通)少し早起きして朝食前のお散歩に、夜行バスで早く着いてしまった時の早朝時間の有効活用にも清水寺散策はどうでしょうか?
一番の清水寺の見所、清水の舞台です。高さ13メートル、139本のケヤキの木を組んで造られてます。誰もいません。清水の舞台を独り占めです。写真がお好きな方は好きなだけ写真が撮れます。また舞台から見る早朝の京都の景色は格別です。とりあえず京都タワーを探して、そこを目印に地図を見ながらあそこはどの辺りかな?と色々と思索していると、時間がたつのも忘れてしまいます。
清水の舞台から降りた所にある音羽の滝。「音羽の滝から流れる清らかな水」と言われ清水寺の名前の由来となりました。左から順番に学問成就の水、恋愛成就の水、延命長寿の水と言われ、3つ全部飲んではダメと言われていますが、清水寺のホームページにはその事は一切書かれていなく、真偽は音羽の滝の不動さまのみ知るという事でしょうか?
早朝の音羽の滝はとても静寂に包まれ、地元の方々がお水を汲みに来ています。みなさん、ペットボトルに大量にお水を汲んでいかれて、ちょっとビックリ。この水でお茶やコーヒーをいれると美味しいそうです。
ガイドブックを見るとよく清水寺へは五条坂バス停から徒歩10分と書いてあります。もちろんそれで行くことが出来ますが、坂道がキツいと思われる方には清水道バス停がオススメです。清水道バス停から八坂の塔を見ながら八坂通、産寧坂を通り、清水寺へと向かいます。こちらももちろん少し坂道があるのですが、勾配が緩いので歩きやすいです。
そして、こちらの道の雰囲気はより京都らしさを感じることが出来るはずです。人が写り込まない、自分だけのオリジナルな京都写真がたくさん撮れること間違いなしです。
清水寺は季節折々、何回訪れても素敵な場所です。春の満開の桜、夏の明け方の涼しい時間の空気、紅葉の時期に清水の舞台を独り占め、冬の夜明けの時間、四季によって素敵な楽しみ方が出来ると思います。ぜひ次の京都旅行は少し早起きして、清水寺早朝拝観はいかがですか?
ゆっくり清水寺を見たい方、写真が趣味の方、そうでなくても早朝の清水寺拝観は京都旅行の特別な思い出になると思います。
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(2024/12/5更新)
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