「この世の素晴らしさ」を体現する美しい街並み「セビリア」

「この世の素晴らしさ」を体現する美しい街並み「セビリア」

更新日:2018/07/27 14:58

スペイン南部のアンダルシア州の州都となっている「セビリア」はスペインでは4番目の都市で、アンダルシアの中では最大です。
この街で有名なものは何といってもセビリア大聖堂です。そのほかにもアルカサルやスペイン広場など観光スポットが豊富にあり、歴史的建造物が多く残る地区の美しさはとても素晴らしく、「セビリアを見たことがないものは、この世の素晴らしさを見たことがないのだ」という諺があるほどです。

セビリアで絶対に行くべき「セビリア大聖堂」

セビリアで絶対に行くべき「セビリア大聖堂」
地図を見る

セビリア大聖堂は街のシンボルとも言える存在で、これを目当てに観光客がセビリアの街を訪れると言っても過言ではありません。
世界中のカテドラル(=大聖堂)を見ても、サン・ピエトロ大聖堂とセント・ポール大聖堂に次いで規模が大きく、世界で3番目でスペインでは最大です。
チケットを購入するとカテドラル内部を見学することができるのですが、外観や内装のどこを見てもそのすばらしさに圧倒されます。
イスラム文化が混じりあった独特の建築様式などが文化的に価値があると認められ、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
セビリア大聖堂の周辺に観光スポットやグルメスポットがかたまっているため、とても観光しやすいです。

万国博覧会に際して作られた「スペイン広場」

万国博覧会に際して作られた「スペイン広場」
地図を見る

スペインの各都市にはスペイン広場が点在していますが、セビリアのスペイン広場は他のものと比較しても規模が大きく非常に見応えがあります。
1929年に開催されたイベロ・アメリカ博覧会の際に建設され、万国博覧会の会場として利用されました。
広場を囲むように半円形の建物が作られており、その中の回廊はタイル画の装飾が広がっています。
さまざまな歴史的出来事を再現したタイル画は必見です。

旧タバコ工場の建物を利用したセビリア大学が美しい

旧タバコ工場の建物を利用したセビリア大学が美しい
地図を見る

空港からバスに乗って市内まで出る際に、エルシッド通りの右側にはとても目を引く建物がありますが、その建物はセビリア大学のキャンパスです。
かつてはタバコ工場として利用されていた場所ですが、そのまま大学の敷地として現在も使われています。
タバコ工場として使われていたとは思えないほどとても綺麗で美しい外観の建物です。
スペイン広場と道を1本隔てて隣接しているので併せて観光してみてはいかがでしょうか。

セビリアのバルはビールを頼むとタパスも一緒に!

セビリアのバルはビールを頼むとタパスも一緒に!
地図を見る

セビリアのバルで特徴的なことが、ビールを注文するとタパスがひとつおまけで付いてくることです。

ビール1杯の値段が1〜3ユーロが一般的なことを考えると、とてもお得で嬉しいサービスです。
それぞれのバルによって提供されるタパスの種類が異なるため、様々な種類のタパスを楽しむことができます。
お店によってはビール以外の飲み物を注文してもタパスが付いてくることもあるので、お店の人に聞いてみるか、メニューを確認してみましょう。
スペインではバルをはしごすることが一般的ですので、セビリアではバルを巡って美味しいビールとタパスをお得に堪能してみませんか?

少し足を伸ばしてパラドールとひまわりの街「カルモナ」へ

少し足を伸ばしてパラドールとひまわりの街「カルモナ」へ
地図を見る

セビリアから東へ40キロほど東に位置する「カルモナ」という小さな町ではパラドールと呼ばれるスペイン独自に開発された国営ホテルが有名です。
また、アンダルシアで見逃せない初夏の風物詩の「ひまわり畑」が広がることでも有名で、6月にアンダルシアに訪れる多くの人の目的地にもなっています。
セビリアの中心地から簡単にアクセスでき、サンベルナード駅の近くのM124というバスで片道45分、2.8ユーロと手頃に行くことができるので、セビリアと併せて訪れたいスポットです。

いかがでしたでしょうか?

セビリアの観光スポットは密集していて徒歩で周ることが簡単で、見所もたくさんあり、スペイン南部のアンダルシアに行きたいと考えているなら間違い無くおすすめです。
周辺の各都市へバスや飛行機、電車なども出ているので、スペイン旅行の拠点にしてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/06/26−2015/06/29 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -