写真:猫乃 みいこ
地図を見る仙湖農場は、台南市の「新営駅」から、タクシーで約30分。タクシーで650元(約2,600円)ほどかかります。街並みをはずれ、どんどん山道を上って行くので、到着するとそこは自然のど真ん中。入口で、1人100元(約400円)の入場料を支払います。
仙湖農場は、山頂に6代続く農場で、広大な敷地に宿泊施設・果樹園・珈琲農園などがあり、泊まりでも日帰りでも楽しめます。写真は、敷地の中心にある「望仙亭」。こちらから、仙湖農場が一望できます。
フルーツは、ライチ・竜眼・みかん・オレンジなどが四季折々に実ります。ライチ狩りは、6月〜7月の午前9時30分からと、午後2時からの1日2回開催です。ライチ狩りの料金は、250元(約1,000円)ですが、100元の入場券にクーポンが付いていて、1人150元引きになり、入場料と合わせて200元(約800円)となります。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るライチ狩りは、農場のフロントから送迎車で5分ほど山を下ったところにある、ライチ農場で行います。
まず、農場の方からライチの歴史や品種の説明があります。日本人には英語で説明してくれるので、理解しやすいでしょう。
台湾では、昔は米を栽培していましたが、日本統治時代にはバナナとパイナップルを栽培し、その後ライチの栽培が始まりました。台湾の気候が果実の栽培に適していたことがわかります。
ライチの品種には「黒葉・糯米・竹葉黒・玉荷包」と4種類あり、それぞれ味や香りに違いがありますが、仙湖農場でライチ狩りが出来るのは、甘みと酸味のバランスが良く、香りが格別に素晴らしい「黒葉」という品種です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る説明が終わると、1人1人にカラフルなカゴバックが渡されます。ライチの木々の中に入っていくと、たわわに赤く実っているライチが見えてきます。日本では、冷凍された状態で食べるライチが木々にたわわに実っているのですから、この時点で大感動するはずです!
意外にも大きな木であるライチの木。手の届く高さにも実がありますが、木の上のほうにもたくさんのライチが実っています。上のほうの実は、先に割れ目が入ってる棒で挟んで、枝を採ってもらいます。ライチは、実だけ取るのではなく、枝ごと採ってしまうことに驚くことでしょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る普段日本で食べるライチの色を思い出してください。黒い皮に覆われていますよね。
しかし、こちらの木々に実っている新鮮なライチの実の色は、赤であったりピンクであったり、黄色にも見えたり。熟し具合によって色が変わってきますので、真っ赤なライチと黄色のライチの味比べをしてみてくださいね。
どの実もジューシーで、果汁がポタポタ滴るほど。甘さも強く、思わず「甘〜い!」と声が出ますよ。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る収穫したてのライチは、甘さと新鮮さで特別なお味。食べるのに夢中になっていると、持ち帰り分の収穫を忘れてしまうのでご注意を。カゴバックいっぱいのライチを、カゴごと持ち帰り出来ます。ただし、日本への果実の持ち帰りが出来ませんので、滞在中に食べられる量を持ち帰りましょう。
日本では体験できないライチ狩り。台湾でも6月〜7月限定のお楽しみです。ライチ狩りには予約が必要ですが、中国語が出来ない方は、宿泊しているホテルで予約してもらうことをお薦めします。タクシーは、行き先を漢字で書いて見せると間違いなく行くことが出来ます。
収穫したてのライチの味は格別なもの。〇〇狩りの好きな方には、台湾旅行で是非体験して欲しい「ライチ狩り」です。
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(2023/12/10更新)
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