エクアドルの首都キトから、アンデス山脈に沿って車を2時間半程走らせると、世界で最も高い地点で赤道が通るカヤンベ山(標高5790M)が見えてきます。
『アシエンダ・ホステリア・サンルイス(Hacienda Hostería San Luis)』は、カヤンベ山を望む山麓に位置しており、ホテルからは、万年雪と氷河を持つ雄大で美しいカヤンベ山の姿を、年中楽しむことができます。
写真:市川 芽久美
地図を見るまずは、園内の散策を。
室内温水プールやサウナ、テニスコート、そしてスペイン統治時代から続く牧場や闘牛場など、本当に色々な施設があります。そしてこれらの設備は、従業員や近くの住民も利用できるようになっており、小さな教会も備えています。
園内を歩いていると、牧場の景色や乗馬用の馬にも出会い、のどかでとても優雅なひと時を感じる事でしょう。改めて誂えられたというより、昔のまま続いている感じが、とてもほんわかした気分にしてくれます。
写真:市川 芽久美
地図を見る園内にある闘牛場は、今でも年に数回競技が開催されている現役の競技場です。昔は貴族の催事だった闘牛観戦。当時の華やかな衣装や写真等が展示された博物館も併設されていて、大統領と交流があったセレブリティーが闘牛を優雅に楽しんでいた歴史がわかります。
このホテルで提供される料理は、伝統的なエクアドルのアンデス料理。薪窯がある大きな室内ダインイングや、テラスダイニングで頂きます。
おすすめは、やはりアンデスのお肉料理。牛肉のアサード(バーベキュー)も美味しいですが、豚の丸焼きを食べやすく裂いて味付けした『オルナード』がおすすめです。パリパリの豚の皮や、アンデスの美味しいポテトやアボガドと一緒にいただくこの土地の名物料理です。
写真:市川 芽久美
地図を見る客室は、石のブロックと木材で作られた広いキャビン・スタイル。暖炉が焚かれ、アンティークな家具がとても落ち着く雰囲気を作っています。
夕食をとっている間に、ホテルのスタッフが暖炉を焚いておいてくれますが、客室の入り口に薪が積まれているので、消えそうになったら自分で焼べてみるのも楽しい体験です。
植民地当時の豪華な雰囲気が残る、ノスタルジックな素敵な荘園ホテルにも関わらず、他の荘園ホテルに比べて宿泊費用はとてもリーズナブル。まるで自身が広大な土地を所有しているかの様な滞在が可能です。
美しいアンデスの自然や文化に触れる滞在を、是非『サンルイス』で体験してみてください。
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(2024/11/10更新)
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